BLOGブログ
2022.09.16
飲食店の76%が店舗運営のDX化は「必要」と回答!ぐるなびの調査結果
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
最近、さまざまな業界で注目を集めているDX(デジタルトランスフォーメーション)。
すでに取り組みを進めている企業やまだ進めていないけどこれから進めたいと考えている飲食店も多いのではないでしょうか。
今回は、「株式会社ぐるなび」が加盟店を対象に実施した飲食店のDX化に関する調査の結果をご紹介していきます。
▼調査について
調査期間:2022年4月22日~5月9日
調査対象:全国
回答者:ぐるなび加盟店313店舗
調査期間:2022年4月22日~5月9日
調査対象:全国
回答者:ぐるなび加盟店313店舗
約半数が店舗運営のデジタル化を実施
「店舗運営のデジタル化を進めることは、どの程度必要か」という問いに対し、最も多かった回答が「必要だと考えて進めているが、不十分(39.0%)」で、「必要だと考えすでに十分に進めている(10.9%)」と合わせると、49.8%の店舗が店舗運営のデジタル化を進めている状態にあることがわかりました。さらに、「必要だと考えているが、進められていない(26.2%)」の回答も加えると、76.0%の店舗が「店舗運営のデジタル化を進めることが必要と考えている」ことが明らかになりました。

38.7%の飲食店が今後モバイルオーダーシステムを導入したい意向あり
現在導入・利用されているシステムのうち、最も多かった回答は「ネット予約システム(71.2%)」です。ネット予約システムは多くの店舗にとって効果をもたらすシステムで、電話予約の対応時間を削減し予約業務の効率化を実現できたり、予約管理において発生しやすいダブルブッキングといった人的ミスの防止を行えるなど、さまざまなメリットを得ることができます。また、現在は実際に導入している店舗が少なかった「モバイルオーダーシステム」や「テーブルトップオーダーシステム」は今後の導入・利用意向が高い傾向にあり、特にモバイルオーダーシステムは38.7%と導入・利用意向が高いことがわかりました。

モバイルオーダーシステムをすでに導入しているお店が実感しているメリットは、「注文以外の業務に集中ができる(43.8%)」が最多で、今後導入・利用する意向があるお店が期待するメリットでは、「フロアの人手を減らせる(38.8%)」が最も多い回答となりました。

モバイルオーダーシステムは導入することで、注文業務の簡素化を実現し人手不足の解消や業務の効率化を進めることができますが、お客さんとコミュニケーションをとる機会が減ってしまうという側面を持っているため、店舗の方針や状況に合わせて導入や利用の検討を行う方がいいでしょう。