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2022.10.21

コロナ禍で内食へのマンネリ感、外食への意欲が高まる。ホットペッパーグルメ外食総研の調査結果

みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
長く続いているコロナ禍によってわたしたちの行動は制限されました。外食の機会が減り、「おうちごはん」の頻度が増えましたが、こうした環境の変化によって消費者の食に対する気持ちになにかしらの変化はあったのでしょうか?
株式会社リクルートの外食調査・研究機関である「ホットペッパーグルメ外食総研」が、コロナ禍での食に対するマンネリ感や、それに伴い高まったニーズに関するアンケート調査を実施しましたので、今回はその調査結果についてご紹介していきます。

▼調査について
調査期間:2022年6月21日(火)~6月30日(木)
調査対象:首都圏、関西圏、東海圏に住む20~69歳の男女(マクロミル登録モニター)
回答数:10,027件(首都圏 5,124件、関西圏 2,648件、東海圏 2,255件)
調査方法:インターネット調査


外食自粛、テレワークの普及によって増えた「内食」に約半数がマンネリを実感

コロナ禍によって3年、食事をとる環境や場所が制限される時期もあったなか、メニューや食べるものにマンネリを感じているかという質問に対して、「とても感じている」と「やや感じている」と回答した人の合計で最も割合が高かったのが、「内食(自炊)」で46.3%、次いで「中食(買ってきたものを家で食べる)」が37.4%、外食は26.1%という結果となりました。
出典:ホットペッパーグルメ外食総研「コロナ禍での食に対するマンネリ感や新たなニーズを調査」



内食にマンネリを感じていると回答した人の割合は30~60代の女性が多く、過半数を超えています。
また、圏域別で結果を見てみると首都圏でマンネリを感じている割合が他の圏域に比べて高くなっていることがわかります。
これは、テレワークの普及率が影響していると考えられ、会食の機会が減ったのはもちろん、在宅勤務が普及したことにより自宅で過ごす時間が増え、自分で料理を作る機会が多くなった結果、自分で作れるメニューのレパートリーが限られているために内食にマンネリを感じている人が多いようです。
出典:ホットペッパーグルメ外食総研「コロナ禍での食に対するマンネリ感や新たなニーズを調査」


旬の食べ物、行ったことのないお店、食べたことのないメニューへの関心増加

コロナ禍以降、食事や料理に関してどのような気持ちが高まったかという質問に対して、最も多く回答が寄せられたのは「旬のものを食べたい」27.4%、次いで「行ったことのない飲食店を利用したい」24.2%、「食べたことのないメニューを食べたい」が24.0%という結果になりました。
外食に対する消費者意欲の高まりを感じるこの結果は、今まで長い期間苦戦を強いられてきた飲食店にとって今後の需要が期待できる傾向にあります。

性年代別に見ると、「旬のものが食べたい」と回答したのは、40代・60代女性の割合が多く、逆に20代男女・30代男性では少なくなっています。
また、20~40代女性では、「食べることでストレスを解消したい」と答える割合が非常に多く、20代・40~60代男性は「当てはまるもの」はないと回答する割合が多かったようです。
出典:ホットペッパーグルメ外食総研「コロナ禍での食に対するマンネリ感や新たなニーズを調査」


家にいる時間の増加、ストレスの増加が食べるものや食べ方に影響

上記の質問で上位3つと回答した人にそれぞれどのような理由でその気持ちが高まったかを尋ねると、いずれも1位「家にいる時間が増えた」、2位「ストレスが増えた」といったことが挙げられました。この結果から在宅時間が増えたことによって抱え込んだストレスがコロナ禍における食べ物や食べ方など、食に対する思いへの変化に影響を及ぼしたことがわかります。
ホットペッパーグルメ外食総研「コロナ禍での食に対するマンネリ感や新たなニーズを調査」結果から図作成


まとめ

以上、今回はホットペッパーグルメ外食総研が実施したコロナ禍における食に対するマンネリ感に関する調査についてご紹介しました。
私たち消費者にとって外食は、家とは異なる空間、食事を楽しむ特別な体験を与えてくれます。
消費者の外食ニーズが高まっている今、外食業は手軽に日常における特別なひと時を味わうことができる存在としてさらに需要が高まっていくでしょう。

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