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2023.02.24

屋外デジタルサイネージは普通のデジタルサイネージと何が違う?

屋外サイネージイメージ みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
屋外で利用できるデジタルサイネージとして、様々なシーンで活用されている「屋外デジタルサイネージ」。
今回の記事では、屋内デジタルサイネージとの違いや導入メリット、活用シーンなどをご紹介していきます。


屋外デジタルサイネージとは?

今まで主流だった看板やパネルに代わる情報発信媒体として様々なシーンで活躍しているデジタルサイネージ(電子看板)のなかでも、屋外への設置に特化したデジタルサイネージです。
屋外用デジタルサイネージと屋内用デジタルサイネージには、機能的にさまざまな違いがあります。


屋外デジタルサイネージの特徴

ここでは、屋内用デジタルサイネージと比べた屋外用デジタルサイネージの特徴を見ていきましょう。

高輝度ディスプレイで屋外でも鮮明な明るさ

まず1つ目の違いとしてあげられるのが「ディスプレイの明るさ」です。
屋外は屋内環境と違って、天気や時間帯などによって周辺環境の状況がめまぐるしく変化するため、天気の良い昼間の時間帯などは、直射日光がディスプレイに当たると反射して、何が表示されているのかよく見えないといったことが起こりやすいです。
せっかくデジタルサイネージを設置して情報発信を行っていても、見ている人に伝わらなければ意味がありません。
そのため、屋外用デジタルサイネージは、このような環境下でもディスプレイに何が表示されているのかしっかり見えるように屋内用のデジタルサイネージよりも明るいディスプレイが搭載されています。

場所によって必要な輝度は変わる?
屋内に設置する場合は「350~700cd/㎡」、直射日光が当たらない屋外に設置する場合は「1500~3000cd/㎡」、直射日光が当たる屋外では「3500cd/㎡」くらいの明るさが必要と言われています。
一般の家庭用テレビの明るさは「350~500cd/㎡」くらいなので、屋外用デジタルサイネージのディスプレイがいかに明るいかがわかりますね。
高輝度ディスプレイ搭載の屋外サイネージ

外気温への対応

2つ目の違いは「外気温への対応」です。
屋外環境は屋内と違って、常に一定の温度が保たれているわけではないので、夏は高温の環境で直射日光にさらされ、冬は気温が低い中で稼働させなければいけません。
さらに、屋内用のモニターよりも明るいディスプレイを搭載している屋外サイネージは機器の温度が上昇しやすいので、機器の熱を効率的に逃がさなければ故障の原因になってしまいます。
そのため、屋外用デジタルサイネージには、排気ファンや冷却システムなどの防熱対策が施されており、環境に合わせて適切に温度管理が行われるように設計されています。
外気温に対応する屋外サイネージ

防水防塵性能

3つ目違の違いは「防水防塵性能」です。
屋外環境は屋内と違って、故障の原因となる雨や風、ホコリ、砂にさらされるため、こうした環境でも問題なく稼働させるために、「防水防塵性能」が備わっています。
また、屋外は人や物がぶつかってくるリスクもあるため、通常の屋内用ディスプレイでは衝撃によってモニターが破損してしまう危険性があります。
そのため、屋外用デジタルサイネージはガラスで表面が保護されるなど、さまざまな衝撃に強い造りになっています。
防水機能を備えている屋外サイネージ

価格

4つ目の違いは「価格」です。
上段でお伝えした通り、屋外用デジタルサイネージには屋内用のモニターとは違い、過酷な環境でもすぐに故障することなく安定して稼働できるようにさまざまな性能や機能が備わっているため、屋内用のデジタルサイネージと比べて製品価格が高いという違いがあります。


屋外デジタルサイネージの導入メリット

屋外用デジタルサイネージを導入することでどのようなメリットが得られるのでしょうか?
ここでは、3つのメリットをご紹介していきます。

インパクト、視認性の高さ

屋外用デジタルサイネージの高輝度・高画質なディスプレイは、遠くから見ても視認性が高いので訴求効果が高まります。
また、従来の看板やパネルとは違い、静止画だけでなく動画や音声も放映できるので、伝えたいことをわかりやすく、インパクトのある方法で訴求することが可能です。
道行く人の視線を集め、効果的な情報発信が行えます。
視認性が高い屋外サイネージ

スピーディーな情報発信

屋外用デジタルサイネージを導入することで、スピーディーでリアルタイムな情報発信を行えます。
従来の看板やパネルの場合、掲示する情報の内容を変更するためには、手作業で貼り替え作業を行わなければいけないため、時間がかかってしまいます。また、急なお知らせが必要な時に即座に対応できなかったり、古い情報が掲示され続けてしまうといったことも起こってしまいます。
一方、屋外デジタルサイネージは、データを更新するだけで、コンテンツの内容を変えることができるので、業務負担を減らしながらスピーディーな情報発が行えます。
スピーディーな情報発信ができる屋外サイネージ

伝えられる情報量が格段にアップ

屋外用デジタルサイネージを導入することで、発信できる情報量がアップします。
従来の看板やパネルの場合、静止画のみで訴求を行わなければならないので、伝えられる文字数や画像の枚数などに限りがありました。
一方、屋外デジタルサイネージは、静止画だけでなく、動画や音声も放映できるうえに、複数のコンテンツを自動で切り替えて表示することが可能なので、限られたスペースでもたくさんの情報を伝えることができます。


屋外デジタルサイネージの活用方法

ここでは、屋外用デジタルサイネージがどのようなシーンで活用されているのかをご紹介していきます。

店頭看板

飲食店や小売店、ジム、商業施設などでは、店頭の入口に屋外デジタルサイネージを設置して、商品紹介やキャンペーン案内など、来店のキッカケになる情報を発信するのに活用されています。特に、2階に店舗を構えているお店は、屋外デジタルサイネージを使ってお店の情報を発信することで、多くの人に自分たちの店舗を知ってもらうことができます。
視認性が高く目立つ屋外サイネージを使用することで、効果的に集客を行うのに役立ちます。
店頭看板として活躍する屋外サイネージ

駅や道での情報案内

空港や駅、街中では、人通りの多い場所に屋外用デジタルサイネージを設置して、その場に訪れた人に対して施設案内や経路案内などの情報掲示板として活用されています。
また、利用者がディスプレイをタッチすることで自分の知りたい情報にアクセスできる、タッチパネル式のデジタルサイネージもこれらの情報発信でとても有効です。
利用者ひとりひとりが必要としている情報を与えられるので通常の看板やパネルよりも利便性が高まります。
駅や道での情報案内板として活躍する屋外サイネージ

建設現場での情報案内

最近では、新しく建物を建設している現場で屋外デジタルサイネージを活用して、近隣住民や通行人に対して、工事スケジュールなどの情報発信が行われています。
建設現場での情報案内板として活躍する屋外サイネージ

屋外デジタルサイネージ選び方のポイント

ここでは、屋外用デジタルサイネージの導入を検討している方に向けて、機器を選ぶ際の3つのポイントについてお伝えしていきます。

1.運用方法

屋外用デジタルサイネージをどのように運用したいかを明確にしましょう。
デジタルサイネージは主に、ネットに繋げずにコンテンツ配信を行う「スタンドアロン型」とネットに繋げてコンテンツ配信を行う「ネットワーク型」の2種類に分けられます。
単体または少数の機器を導入し、コンテンツ更新の頻度も低い場合は、スタンドアロン型で十分運用が可能ですが、複数台の機器を導入したり、コンテンツを頻繁に更新する場合には、機器の管理をまとめて行え、コンテンツの変更も一括で行えるネットワーク型のデジタルサイネージがおすすめです。
どのようにデジタルサイネージを活用したいかをイメージし、自分の運用方法に合った機器を選択するようにしましょう。


2.モニターの明るさ

デジタルサイネージを設置する場所に必要な明るさのモニターの機器を選択するようにしましょう。一口に屋外といっても、屋根がなく直射日光にさらされる場所、アーケード街や屋根がある場所によって必要なディスプレイの明るさは異なるため、設置環境を考慮して必要なモニターの明るさの機器を選択するようにしましょう。
また、終日デジタルサイネージを稼働させるのであれば、周辺環境に合わせて自動でディスプレイの明るさを調整してくれる「自動調光機能」を備えているものを選択すると、楽に運用することができておすすめです。


3.モニターのサイズ

デジタルサイネージを設置する場所の広さやどれくらいの範囲に対して情報を届けたいかを考慮してモニターのサイズを選択するようにしましょう。
とにかく目立たせたいという理由で大きなディスプレイを選んでしまうと、邪魔になったり、悪目立ちをしてしまうため注意が必要です。
設置するスペースの広さやどれくらいの範囲まで情報を届けたいかを想定してディスプレイのサイズを選択することで、効果的に情報発信を行うことができます。


ビスコサイネージでお取り扱いしている屋外サイネージ

ここでは、弊社でお取り扱いしている屋外サイネージのご紹介をさせていただきます。
高輝度屋外サイネージ49インチ
高輝度屋外サイネージ55インチ
弊社で取り扱っている屋外サイネージは防熱対策のためのクーラーやボックスが不要で、他の製品に比べて軽量となっているため、お客様のデジタルサイネージの設置環境に合わせて壁面、スタンド、天吊り設置など幅広くご対応が可能です。

製品カタログのダウンロードはこちらから


まとめ

以上、今回は屋外デジタルサイネージの特徴や導入メリット、活用シーンについてご紹介しました。日々さまざまな情報発信が行われている屋外では、屋外用デジタルサイネージを活用することで、多くの人に効果的に情報を伝えることができます。
集客や情報発信を効果的に行いたいと考えている方は、ぜひ屋外デジタルサイネージの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

ビスコサイネージでは、お客様のご要望に合わせた機器の提案や運用などに関するサポートを行っておりますので、導入をご検討中の方、少しでも興味のある方はお気軽にご相談ください。
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