BLOGブログ

2023.03.24

集客&販促効果を発揮する飲食店看板の特徴と作成ポイント

飲食店の看板 みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
飲食店にとって「看板」は、集客や販促を行うツールとして必要不可欠な存在ですが、ただ単に看板を設置しているだけでは思ったような効果を得ることはできません。
そこでこの記事では、「飲食店の看板」をテーマに、看板の役割や種類、効果的に看板を活用するためのポイントをご紹介していきます。


看板の役割とは?

飲食店で活用されている看板の役割は主に2つあります。
1つ目がお店の存在を認知してもらい来店につなげる「集客」としての役割です。
最近では、飲食店を利用する際にスマホで事前に情報を調べて来店するという人が増えていますが、そうではなくたまたま通りかかったお店にふらっと立ち寄るという人もいまだに多いです。
看板はこのような不特定多数の人にお店の存在を認識してもらい、来店のきっかけを作る役割を果たしてくれます。

そして、2つ目がお店のコンセプトやどんなメニューを提供しているかをアピールする「販促ツール」としての役割です。
看板を使ってレギュラーメニューや期間限定メニューといった情報を効果的に発信することで、お客さんの購買意欲を高めることができます。
飲食店の看板イメージ

飲食店で活用されている看板の種類

ひとくちに看板といってもいろいろな種類があります。
ここでは、飲食店でどのような種類の看板が活用されているのかをご紹介していきます。

・ファサード看板
店舗の入口真上に取り付ける看板のことをファサード看板といいます。
店舗名が付けられることが多く、飲食店にとってお店の顔となるメインの看板です。
ファサード看板イメージ

・壁面看板
お店の壁面に取り付ける看板のことを壁面看板といいます。
プラスチック製で中からライトで照らすものと外に取り付けたライトで照らすものがあります。
集客や高い広告宣伝効果が期待できます。
壁面看板イメージ

・ウィンドウ看板
その名の通り、店舗の窓面に設置される看板のことをウィンドウ看板といいます。
窓という空きスペースを使って効果的にお客さんに情報を伝えることができます。壁面や屋外に看板を設置できない店舗でも導入が可能です。
空中階に店舗を構えているお店でも効果的に活用ができる看板です。
ウィンドウ看板イメージ

・スタンド看板
建物の壁などを利用せず、路上に設置する看板のことをスタンド看板といいます。
多くの飲食店が利用している看板で、道を歩いているターゲットにお店で提供しているメニューやキャンペーン情報などを表示しアピールされることが多いです。
スタンド看板イメージ

・袖看板
建物の壁面から突き出す形で取り付けられている看板を袖看板といいます。
歩いている人の進行方向に対して直角に取り付けられるので、視界に入りやすいです。二方向から歩いてくるターゲットに看板を見てもらうことができます。
複数の店舗が密集している場所などでお店のアピールをするのにも効果を発揮します。
袖看板イメージ

効果的にお客さんを呼び込める看板の特徴とは?

看板を効果的に活用するためには、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。
ここでは、6つのポイントをご紹介していきます。

・視認性が高い
看板を設置する際には視認性を高めることが大切です。
せっかく看板を設置しても、看板に何が書いてあるのか分かりづらかったり、そもそも存在に気付いてもらえなければ意味がありません。
使用する色や文字のフォント、サイズを工夫して見やすくなるように工夫するようにしましょう。
背景や文字に使用する色はお店のコンセプトや提供しているメニューに合わせたものを選択するのがおすすめです。
視認性の高い看板イメージ

・パット見ただけでお店のコンセプトや特徴が伝わる
看板を設置する際には、ターゲットがお店の前を通る一瞬でいかにお店のことを魅力的にアピールできるかが重要です。
どんなジャンルの飲食店なのか、コンセプトやこだわり、提供しているメニューなどの情報をわかりやすく伝えるように工夫しましょう。
他の店舗と同じようなデザインの看板を設置しても変わり映えがしなく上手く差別化が図れないので、使用する色やイラストなどを使って自社の世界観を反映させるのがおすすめです。
お店のコンセプトや特徴が伝わる看板

・ごちゃごちゃしていない
看板には情報を入れ込みすぎないというのも大切です。
ターゲットにアピールするためにいろんな情報を盛り込みたくなってしまうものですが、情報が記載されすぎていると限られた時間でしっかり情報が伝わりづらくなってしまうので注意が必要です。
ごちゃごちゃしていない看板

・どの時間でも明るく見やすい
看板を設置する際には、看板の存在に気付いてもらうこと、情報がしっかりターゲットに伝わることが大切です。
夜間は周辺環境が暗くなり看板の存在に気付きにくくなってしまうので、看板に照明を当てるなどして看板の存在が目立つように工夫しましょう。


・周囲の風景、多店舗の看板と同化させない
看板を設置する際には、周辺環境や多店舗の看板に埋もれないようにすることも大切です。
景観保護によって制限がある場合は例外ですが、周辺環境や近隣の店舗が設置している看板と同じ色にしないようにするなど自分の店舗の看板が目立つデザインにすることを意識しましょう。


・設置場所
看板を活用する際には、看板を設置する位置もとても大切です。
例えば、ターゲットとなる通行人が歩いていく進行方向に看板を設置しても、看板の存在に気付いてもらえず意味がありません。
こうした事態を避けるために通行人がお店に対してどの方向から歩いてくるのかを観察して、設置する場所、看板の向きを決めましょう。
実際に、飲食店の利用者がピークになる昼や夜の時間帯に通行人がどの方向から歩いてくるのかを観察するのがおすすめです。


飲食店の看板を作成するときのポイント

ここでは、集客や販促効果を高める看板作成のポイントをご紹介していきます。

・メニュー情報を発信して興味を引く
モーニングやランチ、ディナーなど、時間帯別のメニューを発信するようにしましょう。
来店の有無を決める際に、そのお店にどのようなメニューがあるのかは一番重要な情報といっても過言ではありません。
提供しているメニュー情報をしっかり伝えることで、ターゲットの興味を惹きつけることができます。
メニュー情報を掲載した看板

・シズル感のあるコンテンツで食欲を刺激
シズル感のあるコンテンツを流すようにしましょう。
例えば、ハンバーグから溢れだす肉汁、みずみずしい生野菜、チーズがとろんと伸びているハンバーガーなど、写真や映像を使って視覚的に訴えかけることで「おいしそう」「食べてみたい」という感情を効果的に引き出すことができます。
シズル感のあるコンテンツ

・店内の雰囲気を伝えて入店ハードルを下げる
店内の雰囲気がわかるコンテンツを配信するようにしましょう。
1階に店舗を構えていて店内の様子が外からでもわかる場合は問題ありませんが、外から店内の様子がわからないお店や2階以上にお店がある場合には、客席の雰囲気がわかる写真を配信することで、お客さんの入店ハードルを下げることができます。
店内の雰囲気が伝わるコンテンツ

看板を設置する際の注意点

屋外広告物は、規制がなく無秩序に設置されてしまうと街の景観を損ねたり、適切に設置、管理が行われていないと人に危害を及ぼす危険性があります。
各都道府県市条例によって、設置できる看板の大きさや形状、設置位置、色合いなどが決まっているので、各地方自治体の窓口に問い合わせるなどしてルールに沿った設置を守るようにしましょう。


飲食店の看板にはデジタルサイネージもおすすめ

今まで飲食店ではアナログタイプの看板が使用されることが多かったですが、最近では視認性が高く、インパクトのある訴求が行えるデジタルサイネージを導入する飲食店が増えています。
デジタルサイネージにもさまざまな種類があるので、飲食店での活用におすすめのデジタルサイネージをご紹介していきます。

店頭や壁面で使用するなら「屋外デジタルサイネージ」がおすすめ

店舗の外に設置して使用する場合には、屋外デジタルサイネージがおすすめです。
建物の壁面に設置したり、スタンドに立てて使用することができます。
屋外用のデジタルサイネージは通常のデジタルサイネージよりもディスプレイが明るいので、視認性が高くターゲットの視線を惹きつけやすいという特徴があります。
動画や音声を使った臨場感のあるコンテンツを配信することで高い集客効果も期待できます。
店頭に設置された屋外サイネージイメージ

窓際で使用するなら「窓サイネージ」がおすすめ

店内の窓際で使用する場合は、「窓サイネージ」がおすすめです。
窓際は太陽の光が当たって反射しやすいため、看板を設置しても見えづらいという課題があります。
一方、窓サイネージには明るいディスプレイが搭載されているので、こうした課題を解消してくれます。どの時間帯でも存在感を発揮し効果的な情報発信を行えます。
店内の窓際に設置された窓サイネージイメージ

まとめ

以上、今回は飲食店の看板をテーマに活用する際の注意点や配信するコンテンツのポイントについてご紹介しました。
看板の使い方次第で、お店の集客や売上に大きな差が生まれてしまいます。
多くの飲食店が看板を使った情報発信を行っているからこそ、他店との差別化を図るためにポイントを押さえて看板の効果を最大限に引き出して活用が行えるようにしていきましょう。

RELATED POST関連記事

トップページ > ブログ > デジタルサイネージ > 集客&販促効果を発揮する飲食店看板の特徴と作成ポイント

さあ、飲食店に体験を。

Experience the restaurant

飲食店向けのデジタルサイネージサービスならビスコサイネージ。
店内のデジタルメニューボード、屋外のデジタルサイネージ、高輝度サイネージ、防水サイネージなど
お店の環境に合わせたデジタルサイネージのご提案をさせていただきます。
その他、簡単にサイネージのコンテンツを管理更新できるCMSサービスなども提供しています。
飲食店向けのデジタルサイネージのことならビスコサイネージにお任せください。