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2022.01.28

屋外における情報発信の課題を解決するデジタルサイネージの効果

みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
商業施設や公共施設、街中などの屋外環境では、日々さまざまな情報発信が行われている様子を目にすることができます。
今回の記事では、屋外における情報発信の課題とその課題を解決する屋外用デジタルサイネージについてご紹介していきます。


パネルや看板を使った屋外での情報発信における課題

商業施設やビル、飲食店の店頭など屋外のいたるところで情報発信が行われていますが、パネルや看板を使った屋外での情報発信には以下のようなさまざまな課題があげられます。

▼屋外におけるパネルや看板での情報発信の課題
・屋外に溢れているさまざまな広告や情報に埋もれてしまう
・街中の風景と同化し、気に留めてもらえない
・短時間でターゲットへの訴求を行わなければならず伝えたいことが上手く伝わらない
・一度情報を掲示したら一定期間同じ内容で発信し続けなければならない
・内容を変更する際は、その都度張り替えを行わなければならない

このような課題を解決する手段として、活躍の場を広げているのが「屋外サイネージ」です。


屋外サイネージとは?

従来のパネルや看板に代わる情報発信媒体として活躍の場が広がっているデジタルサイネージ(電子看板)の中でも、屋外での情報発信を行うことに特化したタイプのデジタルサイネージです。
屋外環境に設置して利用される屋外サイネージには、さまざまな特徴があります。


屋外サイネージと屋内サイネージの違い

ここでは、屋外用と屋内用のデジタルサイネージの主な4つの違いについて見ていきましょう。

1:ディスプレイの明るさ
屋内用と屋外用サイネージの1つ目の違いとしてあげられるのが、ディスプレイの明るさです。
先に述べたように屋内サイネージはお店や施設などの室内で情報発信が行われる際に利用され、屋外サイネージはお店や施設などの外で情報発信を行う際に利用されます。
屋外にデジタルサイネージを設置する場合、昼間は太陽の光が直接ディスプレイに当たり明るく、夜間は暗い環境下で情報発信が行われるため、このような状況でもディスプレイに表示している内容がしっかり見えるように屋内用のデジタルサイネージよりも明るいディスプレイが搭載されています。


2:防水防塵機能の有無
2つ目が「防水防塵機能の有無」です。屋外にデジタルサイネージを設置する場合、屋内環境とは異なり、雨や風、ホコリなどにさらされる場所で稼働させることになりますが、デジタルサイネージは精密機械なので、これらが機器の内部に侵入すると故障の原因となってしまいます。そのため、屋外用デジタルサイネージには「防水防塵機能」が備わっており、こうした環境で使用しても問題なく稼働する造りとなっています。


3:温度調整機能
3つ目が、「温度調節機能の有無」です。デジタルサイネージを屋外に設置する場合、直射日光が当たるなど通常よりも機器の温度が上昇しやすいため、熱を上手く逃がさないと故障の原因となってしまいます。そのため、屋外用デジタルサイネージにはクーラーやファンなど機器が熱をため込まないような防熱対策がしっかりと施されており、屋外でも安心して稼働させることが可能です。


4:価格
4つ目が「価格」です。先に述べたように、屋外用デジタルサイネージは雨風やホコリ、人や物がぶつかってくる可能性のある過酷な環境で使用するため、こうした条件下でも問題なく稼働するように屋内用の機器にはないさまざまな機能が備えられています。そのため、屋内用のデジタルサイネージと比べて価格が高いです。


屋外サイネージを導入することで得られるメリットとは?

それでは、屋外用デジタルサイネージを導入することでどのようなメリットが得られるのでしょうか?
ここでは5つのメリットについてご紹介していきます。

視認性の高さ抜群

屋外用デジタルサイネージには、高輝度&高画質なディスプレイが搭載されているため、視認性が高く訴求力抜群です。
紙のパネルや看板の場合、配信できるコンテンツは静止画のみとなるので、色味やデザイン、内容などを工夫しても目立ちにくく、ターゲットに認識してもらいづらいというデメリットがあります。

一方、屋外用デジタルサイネージには静止画、動画、音声などさまざまな種類のコンテンツを配信できるので、伝えたいことに合わせた幅広い表現を行うことが可能です。
高輝度&高画質なディスプレイに表示されるコンテンツは迫力があり、とても目立つのでターゲットに認識してもらいやすいです。


スピーディーな情報発信

屋外用デジタルサイネージを導入することで、情報発信をスピーディーに行うことが可能です。
紙のパネルや看板で情報発信を行っている場合、伝えたい内容やデザインを決め、印刷したものを施設や店舗に掲示するという流れになり、実際にターゲットに情報を伝えるまでに時間がかかってしまいます。

一方、屋外用デジタルサイネージはコンテンツの作成を行い、データを更新するだけでコンテンツ内容の更新が行えるので、紙媒体よりも簡単かつスピーディーな情報発信が行えます。


伝えられる情報量が多い

屋外用デジタルサイネージを活用することで、伝えられる情報量を増やすことが可能です。
紙のパネルや看板での情報発信の場合、静止画での訴求となるため、伝えられる文字数や写真、画像などが制限されてしまいます。

一方、屋外用デジタルサイネージは静止画や動画、音声といった種類豊富なコンテンツを配信でき、1つのディスプレイに複数のコンテンツを入れ替えて表示することが可能なので伝えられる情報量が多く、効果的なアプローチを行うことができます。


インタラクティブな訴求

屋外用デジタルサイネージを活用することで、一方的な情報発信ではなく対話型のコミュニケーションをとることが可能です。
紙のパネルや看板で情報発信を行っている場合、誰が見ているのかに関わらず、受け手が発信したい情報を発信するため、一方通行のコミュニケーションになりやすく情報がうまく伝わりづらいです。

一方、屋外用デジタルサイネージは、タッチパネルやAIカメラといった技術を活用することで、ユーザーの性別や年齢に合わせてコンテンツを出し分けたり、ターゲットの動きに応じてコンテンツを変えるなど、「今デジタルサイネージを見ている人」に合わせたコンテンツを配信することができます。
常に同じコンテンツを機械的に発信し続ける紙の看板とは違い、双方向のコミュニケーションをとることができるため、効果的に情報を伝えることが可能です。


業務の効率化

屋外用デジタルサイネージを導入することで日々の業務を効率化することが可能です。
紙のパネルや看板で情報発信を行っている場合、掲示物の内容を変更するたびに張り替えを行う必要があります。
時間帯によって提供しているメニューが変わる飲食店や定期的に掲示物の入れ替えを行う施設では、頻繁に貼り替え作業を行わなければならず負担となってしまいます。

一方、屋外用デジタルサイネージはデータを更新するだけで簡単にコンテンツの内容を変更できるので、手間だった掲示物の貼り替え作業を省くことが可能です。
また、スケジュール設定を行うと自動的にコンテンツを切り替えることができるので、更新のし忘れも防止できて安心です。


屋外サイネージが活躍するシーン

屋外用デジタルサイネージはさまざまな場面で活躍しています。

飲食店のドライブスルー

最近再び注目を集めているドライブスルーでは、メニューボードやおすすめの商品紹介、注文内容の確認画面として利用されています。

店頭看板

商業施設や飲食店などでは、店内への誘導を目的として来店のキッカケとなる情報発信媒体として利用されています。

街頭ビジョン

多くの人が集まる街中では、企業が広告コンテンツを配信して、提供している製品やサービスのPRとして利用されています。

公共施設

駅や図書館、公園などの公共施設では、電車の運行情報や周辺環境情報、イベント情報といった情報を提供する案内板として利用されています。


まとめ

以上、今回は従来のパネルや看板を使った屋外での情報発信の課題と屋外用デジタルサイネージについてご紹介しました。
屋外用デジタルサイネージは、効果的に情報発信を行える手段としていろいろなシーンでの活用が可能です。

ビスコサイネージでは、お客様の課題やご要望を丁寧にヒアリングし、最適なデジタルサイネージの導入や運用のサポートを行っております。
屋外サイネージの導入をご検討中の方、屋外サイネージに興味をお持ちの方はお気軽にビスコサイネージまでお問い合わせください。

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