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2021.09.17

飲食店のデジタルサイネージと思わず足を止めてしまうユニークな活用事例

飲食店イメージ みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
屋内・屋外問わずいたるところで目にするようになったデジタルサイネージは効果的な情報発信、販売促進を行うためのツールとして注目を集め、企業や飲食店で導入される事例が増えています。今回の記事では、飲食店に焦点を当てどのようにデジタルサイネージが活用されているのかをご紹介していきます。また、後半にはユニークな方法でデジタルサイネージを活用して、多くの人の心を掴んだ事例もご紹介していますので、今後の運用の参考にしてみてください。

●デジタルサイネージの用途

さまざまなシーンで目にするデジタルサイネージですが、どのような目的で活用されているのでしょうか。ここではデジタルサイネージの主な3つの用途をご紹介していきます。

1:情報提供

最新の天気やニュース、交通機関での運行情報、災害時のアナウンス、オフィス内の情報共有、飲食店の空席情報など、さまざまな情報提供に利用されています。随時情報を更新し新しい情報を即座に流すことができるネットワーク型デジタルサイネージが多く用いられています。

2:広告 / 販促

商品やサービスの宣伝・販売促進のために利用されています。チラシやポスターなどとは違い画像や動画を組み合わせた複数のコンテンツを配信できるので、
小売店や飲食店での新商品やおすすめの商品紹介など、商品やサービスの宣伝・販売促進に利用されています。チラシやポスターなどとは違い、画像や動画を組わせた複数のコンテンツが配信できるので、高い訴求効果を期待できます。

3:空間演出 / エンタメ

デジタルサイネージは情報発信や広告としてだけではなく、空間づくりにも活用されています。すでにある建物のリニューアルは時間もお金もかかるので簡単にはできませんが、デジタルサイネージはコンテンツを変更するだけで簡単に空間の雰囲気を変えることができます。
また、大型のディスプレイを使ったパブリックビューイングでスポーツ観戦を行ってその迫力を味わうなど、エンターテイメントの場でもデジタルサイネージの利用は広がりを見せています。

●飲食店におけるデジタルサイネージの役割

デジタルサイネージは飲食店にも導入が進んでおり、店頭に設置されたデジタルサイネージのディスプレイにおいしそうな商品画像と一緒にメニューが紹介されていたり、モーニングやランチなど時間帯に応じて表示するコンテンツを自動的に切り替えて配信が行われている場面をよく目にします。さまざまな使い方ができるデジタルサイネージを飲食店に導入することで、以下のような効果が期待できます。

<デジタルサイネージ導入によって期待できる効果>
・シズル感ある商品画像を使用したコンテンツで商品の魅力を最大限PR
・提供しているメニューやサービスといった複数の情報も一つのディスプレイですっきり配信
・複数コンテンツを自動で切り替えて手間を削減、運用をサポート

●飲食店で活躍するデジタルサイネージ

それでは具体的に飲食店ではどのようにデジタルサイネージが活用されているのでしょうか?ここでは代表的な4つの活用方法をご紹介してきます。

1:メニューボード

デジタルメニューボードイメージ DIGITAL MENU BOARD(bisco signage)

レジ上に設置されたメニューボードは来店したお客さんが必ず視線を向ける場所になるので、おすすめの商品や期間限定の商品を効果的にPRするのに重要な役割を果たします。デジタルメニューボードは静止画だけでなく動画も扱えるので、幅広い表現方法で商品の魅力をアピールすることができます。高画質なディスプレイで商品イメージを映すことで商品のおいしさをダイレクトにお客さんに伝えることが可能です。

2:窓サイネージ

窓サイネージイメージ WINDOW SIGNAGE(bisco signage)

窓サイネージはお店の前を通る見込み顧客に対して、商品やサービスに関する情報を発信して効果的に集客を行う役割を果たします。お客さんに来店してもらうためには、提供しているメニューやサービス、店内の雰囲気などの情報をしっかりと伝えて興味を持ってもらうことが大切です。ポスターを使ってこれら複数の情報を配信するとごちゃごちゃした印象を与えてしまいますが、窓サイネージは1つのディスプレイで複数のコンテンツを切り替えて表示できるので、すっきりとわかりやすく情報を発信することができます。
高画質&高輝度なディスプレイは視認性が高いので、歩いている見込み顧客の視線もしっかりと集めることが可能です。

3:屋外サイネージ

屋外サイネージ OUTDOOR SIGNAGE(bisco signage)

屋外サイネージも店頭に設置して、見込み顧客に対しておすすめ商品や提供しているサービスに関する情報を発信してお客さんに来店してもらうキッカケづくりを行います。
また、ドライブスルーに屋外サイネージを導入してメニューを見やすくしたり、ディスプレイに注文内容や合計金額を表示してお客さんが目視で確認できるようにするなど、ユーザーの利便性を向上させるのに役立てることができます。

4:セルフオーダーキオスク

セルフオーダーキオスク DIGITAL MENU BOARD(bisco signage)

セルフオーダーキオスクは、お客さんと従業員のオーダー作業を軽減させることができます。最近、非接触サービスに対するニーズが広がりを見せていますが、セルフオーダーキオスクはお客さんが機械を通して注文作業行うので、店員さんと対面でやり取りする必要がなく、自分のペースで注文ができて安心です。聞き間違いによるオーダーミスの防止や多言語対応といった効果も期待できます。

●インパクト抜群のデジタルサイネージ活用事例

飲食店で導入されているデジタルサイネージというと、上段で紹介した店頭やドライブスルーレーンの屋外サイネージ、メニューボードとして使用されるのが一般的です。
ここではそれらの代表的な方法ではなく、道行く人が思わず足を止めてしまうユニークな方法でデジタルサイネージを活用した飲食店の事例をご紹介していきます。

事例1:マクドナルド初めての音声認証機能搭載型デジタルサイネージによる新しいオーダー体験

マクドナルドはコロナ禍において、スペインマドリードの街中に音声認証が行えるデジタルサイネージを初めて設置しました。ディスプレイにマクドナルドの広告が配信されるのかと思いきや、なんと注文端末の役割を果たしてくれるそう。

その様子がこちらです。



利用方法はいたって簡単。デジタルサイネージの前で「マクドナルド」と話しかけるとディスプレイにメニューが表示され、自分の欲しい商品を声に出して選択していきます。商品の選択後、画面に表示されたQRコードをスマートフォンで読み取り、配達場所などのデータ入力をして注文が完了です。音声認証ということで、ユーザーはスクリーンをタッチすることなくマクドナルドの商品を注文することが可能です。

このデジタルサイネージが設置されていた1週間の間に5,000以上のインタラクションと900以上の割引クーポンの配信があったそうで、大きな反響があったことがわかります。

コロナ禍において安全かつシンプルで利便性の高い注文方法がユーザーから求められるようになっている状況の中、最新のテクノロジー技術を活用し、いつでも、どこでもマクドナルドのサービスを利用できるようにすることで、マクドナルドをより身近なものにし、多くの人に利用してもらうキッカケを作る取り組みとなりました。

最近ではモバイルオーダーが浸透して、お店に行かなくても自分のスマートフォンから自由に注文ができるようになってとっても便利になっていますが、スマートフォンを使用しなくても道端で商品の注文ができるというのは面白いアイデアですね!

事例2:路上が売り場に早変わり!デジタルサイネージが実現したリモート接客

オランダ アムステルダムにあるピザ屋さんが街中にデジタルサイネージを設置して、道行く人々にライブストリーミングを行いました。最近いろいろな業界で注目されている遠隔接客ですが、路上で行うという大胆な戦略でより多くのターゲットへのアプローチを可能としています。

その様子がこちらです。



ディスプレイに映し出されたシェフは、リアルタイムでピザの調理をしながら通りすがりの人々に声をかけていきます。PRの一環として調理過程を映像にして配信するというのはよく見ますが、今回の取り組みの凄いところはお店とターゲットがテレビ電話のようにつながっていて、画面越しにリアルタイムでピザの注文ができるという点。
自分の好きな具材を伝えるとシェフが調理を開始し、ユーザーはデジタルサイネージが設置された場所から50mほど離れた場所にあるお店に商品を取りに行くという流れです。

飲食店では店頭を通ったお客さんに対して集客のために情報発信を行うことがほとんどですが、今回の事例ではお店から少し離れた場所に設置したデジタルサイネージを使ってユニークな方法で効果的に集客が行われています。

たまたま通りかかった場所で画面越しに話しかけられるという、なかなか味わえないシチュエーションとリアルタイムで調理が行われている臨場感を目の当りにしたら思わずピザを注文してしまいますね。

●まとめ

今回は飲食店におけるデジタルサイネージを中心に代表的な活用方法、そして面白い活用を行った事例についてご紹介しました。
最後にご紹介した「デジタルサイネージ×音声認識」の事例のように、最近ではテクノロジー技術とデジタルサイネージを連携させた新たな活用に対する取り組みが多く実施されています。これにより、従来のポスターのような一方的な訴求ではなく、ユーザーの興味関心を引き出し、いかに心を動かせるかといった観点でデジタルサイネージを活用していけるかが今後ますます重要になっていくでしょう。

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