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2023.06.30
従来の看板やポスターにはないデジタルサイネージの魅力
目次
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
最近では、街中や駅、スーパーマーケット、商業施設、空港など、様々な場面でデジタルサイネージを目にする機会が増えました。
今回は、従来の看板やポスターに代わる情報発信ツールとしていろいろな場所で活用が進んでいる「デジタルサイネージ」をテーマに特徴や種類、メリット、デメリットについてご紹介していきます。
デジタルサイネージについて
デジタルサイネージとはデジタルディスプレイを使って広告や情報を表示する情報発信媒体のことをいいます。「電子看板」とも呼ばれていますね。今まで情報発信に使用される媒体といえば、看板やポスターが主流でしたがデジタルサイネージはこれらの媒体に代わる情報発信ツールとして急激に活躍の場が広がっています。
デジタルサイネージの種類
デジタルサイネージには種類があり、設置する場所によって最適な機種が異なります。ここでは、デジタルサイネージの種類とそれぞれの特徴について見ていきましょう。
屋内用デジタルサイネージ
屋内で使用するデジタルサイネージです。ディスプレイの明るさは350~700cd/㎡くらいのものが主流なので、直射日光が当たらない場所に設置して使用します。ショッピングモールやスーパー、ファストフード店のレジ上など、様々な場所で活用されています。
屋内用サイネージイメージ(bisco signage)
屋内用高輝度サイネージ(窓サイネージ)
屋内用デジタルサイネージの中にはディスプレイが高輝度なタイプもあります。通常の屋内用サイネージのディスプレイが350~700cd/㎡くらいの明るさなのに対し、高輝度モデルは2500cd/㎡くらいのディスプレイを搭載しています。
そのため、直射日光が当たる窓際に設置して屋外に向けて情報発信をする際に活用されています。
屋内用高輝度サイネージイメージ(bisco signage)
屋外サイネージ
屋外で使用するデジタルサイネージです。直射日光が当たることが想定されるため、3000cd/㎡くらいの明るさのディスプレイを搭載しています。また、屋外環境は雨や風、ホコリにさらされるため、こうした環境でも故障しないように防水防塵性能が備わっています。
屋外用サイネージイメージ(bisco signage)
<ディスプレイの明るさ>
・屋内用デジタルサイネージ→ 350~700cd/㎡くらい
・窓サイネージ→ 2500cd/㎡くらい
・屋外用デジタルサイネージ→ 3000cd/㎡くらい
・屋内用デジタルサイネージ→ 350~700cd/㎡くらい
・窓サイネージ→ 2500cd/㎡くらい
・屋外用デジタルサイネージ→ 3000cd/㎡くらい
直射日光が当たる窓際や屋外で情報発信をする際には、十分な明るさがないとディスプレイに何が表示されているか分かりません。
街中を歩いていると明るさが足らず、コンテンツがしっかり見えていないデジタルサイネージを見かけることがあるので注意が必要です。
窓サイネージと通常の屋内用サイネージを窓面に設置して比較(自社撮影)
デジタルサイネージの活用イメージ
ここでは、どのようにデジタルサイネージが活用されているのかをご紹介していきます。屋内サイネージ
屋内サイネージは、スーパーやドラッグストアの商品棚、ファストフード店のメニューボード、駅構内の案内板など、幅広い場所で活用されています。スーパーやドラッグストアといった小売業界では、セール商品のPRやレシピ情報、生産者の情報など、購買意欲を高めるコンテンツ配信が行われています。
ファストフードでは、提供しているメニューや期間限定商品のPRが行われています。時間ごとに販売するメニューが変わるファストフード店では、リアルタイムでコンテンツの切り替えができるので便利です。
カフェのメニューボードとして活用されている屋内サイネージ(自社撮影)
窓サイネージ
窓サイネージは、商業施設や飲食店、銀行など、幅広い場所で活用されています。商業施設では施設案内やイベント情報、飲食店ではメニューや店内の様子など来店を促すコンテンツが配信されています。
路面店の窓際で屋外に向けて情報発信を行っている窓サイネージ
屋外サイネージ
屋外サイネージは飲食店や小売店の店頭、駅、街頭ビジョンなど、屋外の幅広い場所で活用されています。飲食店や小売店では、商品の紹介やキャンペーン情報など、集客に効果的なコンテンツ配信が行われています。
駅や街中では、施設案内や経路案内といった情報発信が行われています。街中のビジョンでは、企業や商品の広告コンテンツが配信されています。
飲食店の店頭看板として活用されている屋外サイネージ
デジタルサイネージが活躍の場を広げている理由
なぜデジタルサイネージは様々なシーンで活躍しているのでしょうか?その理由について従来の看板やポスターの特徴と比較しながら見ていきましょう。
<従来の看板&チラシを使った情報発信の特徴>
・静止画での訴求
・伝えられる情報量に限りがある(制限がある)
・ひとつのコンテンツを一定期間掲示し続ける
・コンテンツを変更する場合は貼り替え作業が必要
・視覚的なインパクトを与えるには工夫が必要
・静止画での訴求
・伝えられる情報量に限りがある(制限がある)
・ひとつのコンテンツを一定期間掲示し続ける
・コンテンツを変更する場合は貼り替え作業が必要
・視覚的なインパクトを与えるには工夫が必要
<デジタルサイネージを使った情報発信の特徴>
・静止画だけでなく動画や音声を使った訴求が可能
・1つのディスプレイに複数のコンテンツを入れ替えて表示可能
・リアルタイムでコンテンツ変更が可能
・コンテンツ変更はデータ更新で簡単に行える
・コンテンツを鮮明に映しだせるので視認性が高く、インパクト抜群
・静止画だけでなく動画や音声を使った訴求が可能
・1つのディスプレイに複数のコンテンツを入れ替えて表示可能
・リアルタイムでコンテンツ変更が可能
・コンテンツ変更はデータ更新で簡単に行える
・コンテンツを鮮明に映しだせるので視認性が高く、インパクト抜群
このようにデジタルサイネージは、看板やポスターを使った情報発信と比べて、効率的かつインパクトのある訴求が行えるため、様々な場面で活用が進んでいます。
デジタルサイネージのデメリット
上段でご紹介したように、様々なメリットがあるデジタルサイネージですが、デメリットはあるのでしょうか?初期費用、ランニングコスト
デジタルサイネージは、初期費用やランニングコストがかかるという点がデメリットとしてあげられます。導入するデジタルサイネージの種類によって価格は異なりますが、機器本体の代金、インターネットを経由して運用する場合は配信システムの利用料といったランニングコストがかかります。
初期費用を抑えたいという方は、リース契約という形で月々支払いを行ってデジタルサイネージを利用できるサービスを実施している会社もあるので、そういったサービスを検討するのもおすすめです。
故障
デジタルサイネージは精密機械なので、故障する可能性があるという点もデメリットとしてあげられます。故障のリスクを減らすために大切なのが、設置する場所や用途に合った機器を選択するということです。上段でもお伝えしましたが、デジタルサイネージには種類があり、それぞれ機能や性能が異なります。例えば、雨や風、ホコリにさらされる屋外環境に屋内用のデジタルサイネージを設置してしまうと、機器の中に水やホコリが入り込んで不具合を起こしてしまいます。
こうした過酷な環境でも安定して稼働させるために、屋外用のデジタルサイネージには防水防塵性能が備わっていたり、衝撃に強い造りになっています。
設置する環境に必要な性能を備えている機器を選んで、正しく使用することで故障リスクを抑えることができます。
また、機器が故障した場合のメーカー、販売会社の保証内容や保証期間、対応について事前に確認しておくと安心です。
通常、メーカーによる標準保証は3年くらい設けられていますが、メーカーによって保証期間や保守サービスの内容は異なるので、しっかり確認するようにしましょう。
<確認ポイント>
・メーカーによる保障期間
・延長保証サービスの有無
・保守拠点
・サポートデスクの有無
・サポート対応時間(例:24時間365日 / 平日の日中)
・修理対応の方法(オンサイト / センドバック) など
・メーカーによる保障期間
・延長保証サービスの有無
・保守拠点
・サポートデスクの有無
・サポート対応時間(例:24時間365日 / 平日の日中)
・修理対応の方法(オンサイト / センドバック) など
まとめ
以上、今回はデジタルサイネージの特徴や活用シーンについてご紹介しました。従来の看板やポスターと比べて効果的な情報発信が行えるデジタルサイネージは今後ますます活躍の場を広げていくでしょう。
設置する場所や用途に応じて柔軟に対応ができるので、効果的に情報発信を行いたいという人はデジタルサイネージの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
デジタルサイネージに関して気になる点や質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせはこちらからお願いいたします!
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