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2024.04.26
リテールテックジャパン2024レポート
目次
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
2024年3月12日(火)~3月15日(金)に東京ビッグサイトで「リテールテックJAPAN2024」が開催されました。
いろいろな製品を見学させてもらったので、今回の記事では展示会の様子や展示されていた製品についてご紹介していきます。
リテールテックJAPAN2024とは?
リテールテックJAPANは、慢性的な人手不足がインバウンドの復活でさらに深刻になり、2024年問題に代表される物流クライシス、消費者の購買行動の変化など、流通・小売業界で山積みとなっている課題を解決するためのソリューションを発見することができる展示会です。開催期間中には、総勢86,954人の方たちが来場したそうです。※公式サイト
▼開催スケジュール
リテールテックJAPAN 2024(東京ビッグサイト開催)
2024年3月12日(火)~3月15日(金) 10:00~17:00
リテールテックJAPAN 2024(オンライン展)
2024年2月27日(火)~3月29日(金)
リテールテックJAPAN 2024(東京ビッグサイト開催)
2024年3月12日(火)~3月15日(金) 10:00~17:00
リテールテックJAPAN 2024(オンライン展)
2024年2月27日(火)~3月29日(金)
リテールテックJAPAN 2024 レポート
リテールテックJAPAN 2024では、間近でさまざまな製品を見ることができたのでその様子をご紹介していきます。AIを使った商品棚可視化ツール
ワイヤレスミニカメラを使って商品棚や売り場を可視化するツールが展示されていました。決まった時間に売り場の撮影を行い、リアルタイムで棚の状態と分析結果を確認することが可能です。
在庫を補充するタイミングやどの商品が何個売れたかを分析し、効率的に売り場の管理ができるようにサポートしてくれます。
在庫補充は適切に行われてないと機会損失やお客さんの買い物体験に支障を招いてしまいますが、こういったソリューションがあると売場の状態を効率的に管理することができるので助かりますね。
シェルフサイネージ
また、こちらのブースには商品棚に設置するシェルフサイネージが展示されていました。シェルフサイネージは通常の棚札と違い、1面連動したコンテンツが表示されているので、自然と視線が引き付けられます。
また、こちらのシェルフサイネージは、値段の情報も同時に映すことが可能だそうです。
値段の変更はアプリからQRコードを読み取って変えることができるとのことで、簡単に変更ができる使い勝手の良さもいいですね。
電子棚札とロボットの連携で欠品チェック
次にご紹介するのは、欠品チェックをしてくれるロボットです。ロボットが自走して商品棚を認識、欠品情報を収集してくれるので、人による欠品チェック作業を削減することが可能です。
品出しが必要な商品棚の位置は電子棚札が光ってお知らせしてくれるそうです。
ChatGPTを活用したリアルタイム音声による対話
次にご紹介するのは、ChatGPTを使ったリアルタイム音声による対話を実現するクラウドサービスです。このクラウドサービスは、これまでテキストベースでしかできなかったChatGPTとユーザーとのやり取りを両者の発話のみで可能にしています。
ユーザーの発した内容を独自の技術を使ってクラウド経由でAIに認識させ、ChatGPTからの返答は音声合成によって生成した音声ファイルをクラウドを通じてユーザー側に返す仕組みとなっているそうです。面倒な操作が不要で音声のみの会話を実現しています。
実際に会話を体験させてもらいましたが、こちらの言っていることを認識して即座に返事をしてくれました。
猫型配膳ロボットによるテーブル会計
POSなどを扱う東芝テックでは、飲食店向けソリューションとして、猫型配膳ロボットで現金決済を行うサービスの展示が行われていました。一般的に飲食店で現金決済を行うためには、レジやセルフレジで決済を行う必要がありますが、東芝テックは猫型配膳ロボットに現金決済端末を搭載させ、テーブル上のタブレットからロボットを呼び出すことでそのまま現金によるテーブル会計が行えるようにしています。
このロボットは、現金決済だけでなく通常の配膳ロボットとしての機能も持ち合わせているので、使い分けをすることで店舗運営をサポートしてくれます。
設置場所や用途に合わせたカスタマイズが可能なPOS
次にご紹介するのは、使用用途や設置場所に応じて柔軟にカスタマイズができるPOSシステムです。デスクトップ型、タブレット型、モバイル型といった幅広い種類を展開していました。
こちらは、15.6インチのディスプレイを備えたデスクトップ型です。
メインディスプレイの他に、着脱可能なセカンドディスプレイの取り付けが可能です。
かざすだけで通信ができるNFCモジュールが内蔵されているので、支払いや署名を行ってもらうことができます。
タブレット型には、プリンターやNFCがデバイスに組み込まれています。
モバイル型は、オプションアクセサリーとしてスキャナーやプリンターを取り付けられる仕様になっています。プリンターアクセサリーはカラーバリエーションが豊富でとってもかわいかったです。
シチュエーションや用途に合わせて、必要な機能をカスタマイズできるのがとても良いですね。また、デバイス自体もスタイリッシュでおしゃれだったのが印象的でした!
まとめ
以上、今回は東京ビックサイトで開催されたリテールテックJAPAN2024のレポートをお届けしました。さまざまな企業が出展していた本イベントでは、商品の特徴や操作性を実際に見ることができました。人手不足や業務効率化など、幅広い業界が抱えている課題を解消するのに役立つソリューションに出会えるので、次回開催時にはぜひみなさんも参加してみてください。
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