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2022.09.30
必見!デジタルサイネージを導入する前に知っておきたいこと
目次
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
デジタルサイネージの導入を検討しているけど、どんな手順で導入すればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、デジタルサイネージを導入する際に考えたいこと、機器を選ぶポイントについてご紹介していきます。
デジタルサイネージを導入する前に考えるべきこと
みなさんはデジタルサイネージを導入する際に、どのようなことを期待していますか?▼デジタルサイネージに期待すること例
・売り上げをアップさせたい
・集客力を高めたい
・効果的に新商品のPRを行いたい
・メニューの魅力を伝えたい
・売り上げをアップさせたい
・集客力を高めたい
・効果的に新商品のPRを行いたい
・メニューの魅力を伝えたい
このようにさまざまな効果を期待してデジタルサイネージを導入する方が多いと思いますが、残念ながらデジタルサイネージはただ導入しただけでたちまち効果が得られる魔法のツールではありません。なんとなく導入してしまうと思ったような効果が得られず、コストだけかかってしまったと感じてしまうかもしれません。
しかし、デジタルサイネージはきちんとプランを立てて導入&運用を行えば、しっかり効果を発揮する頼もしい存在になってくれます。
デジタルサイネージを活用するには最適な機器の選定、運用方法、コンテンツの作成など、さまざまなことを決めなければいけませんが、その前に明確にした方がいいことがあります。
その内容について以下にまとめたので、フローに沿って現状の把握、デジタルサイネージを使って目指す姿について考えていきましょう。
デジタルサイネージの導入フロー
1.目的、用途を明確にするデジタルサイネージを活用して「どんな効果を得たいのか」、「誰に何を伝えたいのか」を考えましょう。
集客力を上げたいのか、売り上げを上げたいのか、新商品をPRしたいのか、誰に対して情報発信を行うのかを具体的にすることが大切です。
2.どんなコンテンツをどのように配信するのかを明確にする
期待する効果を得るためには、どのようなコンテンツを配信すればいいのか、どのようにコンテンツを配信するのがいいかについて考えてみましょう。
3.伝えたいこと、イメージしている運用を行うために適したデジタルサイネージを検討
1,2で明確になったことを実現するために適したデジタルサイネージの種類、設置場所、設置方法、運用方法などの比較を行いましょう。
上段のフローに沿って検討した後、実際に導入するデジタルサイネージを決める際にはデジタルサイネージについての知識が必要になります。
ここからは、最適な機器を選択するために必要なデジタルサイネージの情報をご紹介していきます。
設置する環境によって必要な性能は異なる
デジタルサイネージは主に屋内用と屋外用の機器に分けられますが、屋内と屋外では環境条件が異なるため、デジタルサイネージに求められる性能や製品スペックに差があります。・屋内の日が当たらない場所に設置する場合
ディスプレイの明るさは「350~700cd/㎡」くらい必要
・屋内の日が当たる場所に設置する場合
ディスプレイの明るさは「1500~3000cd/㎡」くらい必要
・直射日光が当たる屋外に設置する場合
ディスプレイの明るさは「3500cd/㎡」くらい、防水防塵性能が必要
デジタルサイネージの種類
デジタルサイネージはコンテンツをどのようにデジタルサイネージへ配信するかによってタイプが異なり、主にインターネット接続しないでコンテンツを配信する「スタンドアロン型」と、インターネットを経由してコンテンツを配信する「ネットワーク型」の2種類に分けられます。スタンドアロン型
USBメモリやSDカードにコンテンツを保存したものを直接プレイヤーに接続して、デジタルサイネージにコンテンツを表示させます。必要なもの:デジタルサイネージ、USBまたはSDカード
<メリット>
・コストが安い
・ネット環境がなくてもコンテンツの配信が可能
<デメリット>
・コンテンツの変更に手間がかかる
<こんな人におすすめ!>
・運用するデジタルサイネージの数が少ない
・コンテンツの更新をあまり行わない
・コストを安く抑えたい
ネットワーク型
インターネットを経由して、静止画や動画といったコンテンツをデジタルサイネージ上に表示させます。必要なもの:デジタルサイネージ、PC(ネット接続できるもの)、STB(再生プレイヤー)
<メリット>
・同時に複数のディスプレイを遠隔管理できる
・コンテンツ更新が簡単
<デメリット>
・ネット環境が必要
<こんな人におすすめ!>
・複数のデジタルサイネージを運用する
・コンテンツの更新を頻繁に行う
・複数人で管理を行う
デジタルサイネージを導入した後、どのように運用していくかをイメージして、運用方法に合ったタイプのデジタルサイネージを選択するようにしましょう。
ディスプレイの設置方法
ディスプレイを設置する方法はいくつかあるので、設置場所の環境や用途に合わせて選択することができます。スタンド型
最も手軽な設置方法がスタンド型です。デジタルサイネージをスタンドに固定して置く一番ベーシックなタイプで、どこにでも設置しやすいです。店頭に置いてお客さんを呼び込むための情報を発信したり、建物内に設置して施設案内を発信するなど、シーンを選ばず使いやすいです。
壁掛け型
壁や柱に取り付けるのが壁掛け型です。この取り付け方法はスペースを取らないので、スタンドを設置する場所がない場合や空間をスタイリッシュにしたいときにおすすめの設置方法です。埋め込み型
壁や柱に埋め込むのが埋め込み型です。ディスプレイが飛び出ないため、見た目がきれいという特徴があります。ホテルや百貨店など、景観を重視する場合によく選ばれている設置方法です。天吊り型
天井から吊り下げて設置するのが天吊り型です。スペースを有効活用しながら情報発信が行えるという特徴があります。歩行者の邪魔にならず、サイネージの前に人が集まっても視界を遮られないため、多くの人に同時に訴求することが可能です。
コンテンツの作成方法 コンテンツ管理法
デジタルサイネージに配信するコンテンツをどのように作成するかを検討しましょう。コンテンツは自社で作成するか、プロに依頼するかの2択になります。
自分で作成する場合:PowerPointを使う
自分でコンテンツを作成する場合、多くの方が利用したことのあるPowerPointでも簡単にコンテンツを作ることができます。専門的な知識がなくても手軽に作成が行え、ディスプレイの大きさに合ったサイズでコンテンツの出力も行えます。
自分で作成する場合:コンテンツ作成ソフトを使う
コンテンツ作成ソフトと聞くと、本格的すぎて難しそうと不安に思う方もいるかもしれませんが、ドラッグ&ドロップのシンプルな操作で簡単にコンテンツの作成から配信までの設定が行えるものなどさまざまです。静止画や動画、SNS連携など、自分で作るにはハードルが高いコンテンツも簡単に作成でき、テンプレートが用意されているものも多いので、初心者でも本格的なコンテンツを作成することができます。
プロに依頼
上段でご紹介したように、PowerPointやコンテンツ制作ソフトし利用することで手軽にコンテンツを作成することはできますが、機能や加工、アニメーションには限界があるため、よりクオリティの高いコンテンツを作成したい場合には専門の業者に依頼するのも手です。自分で作成するよりも費用はかかってしまいますが、プロの視点で効果を引き出す魅力的なコンテンツを作成してもらうことができます。
まとめ
以上、今回はデジタルサイネージを導入する前に検討した方がいいこと、デジタルサイネージを導入する際に必要な知識をまとめてご紹介しました。設置する環境や運用方法によって、最適な機器の種類やサイズは異なりますので、導入フローの項目を明確にし、どのようにデジタルサイネージを使いたいかをイメージしてプロに相談するのがおすすめです。
弊社では、導入目的や要望を丁寧にヒアリングして最適なデジタルサイネージの導入、運用のサポートをさせていただいております。
デジタルサイネージに少しでも興味のある方、実際に導入を検討している方はお気軽にご相談ください!お待ちしております。
お問い合わせはこちらからお願いいたします!
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