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2021.09.24

マーケティングに役立つデジタルサイネージ×AIカメラのデータ分析

みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
商業施設や街中、公共交通機関などさまざまな場所で活躍しているデジタルサイネージ。
そんなデジタルサイネージですが、運用する際には効果的に情報配信ができているかの検証をしっかりと行い、その後の施策に活かしていくことが大切です。
今回の記事では、デジタルサイネージの効果測定とマーケティングへの活用についてご紹介していきます。


デジタルサイネージの活用方法

幅広いシーンで活躍の場を広げているデジタルサイネージですが、主にどのような目的で導入されているのでしょうか。
ここでは、デジタルサイネージの主な3つの活用方法をご紹介していきます。

マーケティング

デジタルサイネージを利用して自社の商品やサービスをPRしたり、効果的に集客を行う為に情報発信を行います。飲食店であれば、入店しようか迷っている見込み顧客にお店が提供している商品やサービスの情報を効果的に発信して入店を促します。
ポスターを使用して情報方を発信する場合は、1枚に収まる量の内容しか情報を入れられませんが、デジタルサイネージは1つのディスプレイにコンテンツを入れ替えて表示することができるので、訴求できる情報量が格段にUPします。

情報表示

デジタルサイネージを使って店舗や施設でユーザーが必要な情報を配信します。例えば飲食店であれば、空席情報や順番待ちの番号呼び出しといった形での活用が可能です。
デジタルサイネージはオンラインを通じてディスプレイに表示する内容を即座に変更できるので、こうしたリアルタイムな情報が必要な場面で活用することができます。

空間演出

デジタルサイネージを利用して、空間づくりに役立てることができます。
デジタルサイネージを設置する場所のデザインや内容に合ったコンテンツを配信することで、簡単にその場所の空間を作り上げることが可能です。
建物をリニューアルするとなると、時間も費用もかかってしまいますが、デジタルサイネージはコンテンツを変更するだけなので自由度が高く手軽に空間の雰囲気づくりを行うことができます。


デジタルサイネージのマーケティングへの活用

上段でご紹介したように幅広い用途で活用できるデジタルサイネージですが、サイネージを導入している多くの企業が集客や売上を増やすために自社の商品やサービスに関するコンテンツを配信しPRを行っています。
「商品を買いたい」、「サービスを利用したい」という消費者の気持ちを引き出すためには、配信するコンテンツの内容やデザインなどを考慮しながら、商品(サービス)の魅力や価値が効果的に伝わるようにしなければいけません。
デジタルサイネージはディスプレイにコンテンツを配信して終わりではなく、「何人がコンテンツを視聴したのか」、「どれくらいの時間視聴されたのか」、「ターゲットの属性」などのデータを取得・分析し、消費者に効果的な訴求ができているのかを検証することが大切です。具体的な数値で分析を行うことで、コンテンツの内容をより最適なものに改善したり、マーケティングの施策に反映させるなどより効果的な運用が可能となります。

▼取得できるデータの例
・通行者の人数
・年齢や性別
・コンテンツの視聴者数
・コンテンツの視聴時間
・来店の有無
・商品購入の有無 etc


デジタルサイネージ×マーケティングでこんなことができる

デジタルサイネージの効果を数値化し分析することで、さまざまなマーケティング活動に役立てることができます。
ここではどのようにマーケティングに活用できるのかをご紹介していきます。

精度の高いコンテンツ配信を実現できる

デジタルサイネージを活用することで、紙媒体では不可能だったデータ収集が可能になります。
デジタルサイネージの効果測定で取得した、ターゲットの年齢や性別、行動データをもとに配信しているコンテンツがどれくらい消費者の行動に影響を与えているのか、本当に効果を出しているかを分析することができます。
どんなコンテンツが注目されやすいのか、効果のある内容、効果の低い内容を把握することで配信しているコンテンツが最適かを判断し、配信しているコンテンツの見直しやより訴求効果の高いコンテンツの企画制作に活かすことができます。
またコンテンツの内容や種類が違う複数のコンテンツを配信して、注目度や購買率、来店率などの比較を行うことで、ターゲットが一番興味を惹く内容や表現方法などを明確化させることで、集客力を高めるコンテンツの制作にも役立ちます。

ターゲットに合わせた自由自在な訴求が可能

ターゲットの性別、年齢などの情報を活かすことでデジタルサイネージにターゲットに合わせた最適なコンテンツを瞬時に配信することが可能です。
通常のデジタルサイネージではあらかじめスケジュールを設定されたコンテンツが配信されるため、見ている人の年齢や性別に関係なく規則的にコンテンツが表示されます。
しかし、取得したターゲット情報とデジタルサイネージを掛け合わせて実際にディスプレイを見ている人に最適化したコンテンツを配信することで、より効果的に情報をとどけることができます。


デジタルサイネージの効果測定はどうやって行う?

デジタルサイネージが実際にどれくらいの効果を生み出しているかを測定するにはどうすればいいのでしょうか?
ここでは、デジタルサイネージの効果を判断する際に必要なデータを取得するための2つの方法をご紹介していきます。

アンケート

デジタルサイネージが設置されている近くでアンケートを実施する方法です。年齢や性別、商品に興味をもったかなどのデータが必要になるのでアンケート内容にこれらの項目を含めるようにしましょう。
アンケートを実施することで顧客自身の声が反映された貴重な情報を得られますが、アンケートに答えてもらえない場合もあるため、収集できるデータに偏りが出たり、サンプルデータを集めるのに時間がかかってしまう可能性があるので注意が必要です。
アンケートイメージ

AIカメラ、センサー

デジタルサイネージ付近にAIカメラやセンサーを設置してデータを取得する方法です。どれくらいの人がデジタルサイネージの前を通過したか、実際にデジタルサイネージを視聴した人の数、視聴時間、年齢、性別などの情報を自動で判断してデータを収集できるので、アンケートを実施するよりも簡単かつ客観的にデジタルサイネージの効果を分析することが可能です。
そのため、デジタルサイネージの効果を分析するためにデータを収集するには、AIカメラやセンサーを利用するのがおすすめです。
AIカメラシステムAWL Lite AWL Lite(bisco signage)


まとめ

デジタルサイネージを運用するにあたって、ただコンテンツを配信するのではなく、AIカメラなどを用いて具体的なデータを取得し、配信しているコンテンツが本当に効果のある内容になっているのかを分析することで、ターゲットに対してより効果的なアプローチを行うことができます。

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