BLOGブログ

2023.10.06

東京ドーム|多様なバリエーションが魅力の東京ドームシティビジョンズ

東京ドームシティビジョンズ みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
東京ドームシティでは、来場者の非日常感を醸成や期待感の向上、滞在快適性と回遊性を向上させ、「街」としての一体感とより魅力的な空間を創出するために、2023年から2024年にかけて新施設の開場や大型のデジタルサイネージの設置など、大規模なリニューアルが進められています。
今回は、新たに設置が行われて稼働がスタートしている「東京ドームシティビジョンズ」を現地で確認してきたので、その様子をご紹介していきます。


新たに設置された東京ドームシティビジョンズ

今までの屋外ビジョンは、他メディアの映像が流用しやすいように16:9の定型が主流でした。しかし、新たに設置された東京ドームシティビジョンズは訪れる人の体験価値を最大化するために定型サイズにとらわれずに、ぞれぞれの空間や設置場所に合わせた多様な形状のビジョンが積極的に採用されているそうです。

新たに設置されたビジョンは全部で7カ所で、大まかな設置場所は以下の全体図の通りです。
東京ドームシティビジョンズ設置位置 東京ドームシティビジョンズ設置位置


25ゲート広場L型ビジョン

全体図①の後楽園駅側にあるのが大型のL字型ビジョンです。
25ゲート広場L型ビジョン 左側がL字になっているビジョン

写真を見てもらうと分かる通り、非常に厚みがあり存在感のあるビジョンです。
わたしが訪れたときに放映されていたのは通常の映像でしたが、モニターの形状がL字型なので、今後は横方向に流れる映像や肉眼で3Dを感じられる映像の配信も想定されているのかもしれません。


ラクーア広場ビジョン

全体図②の商業エリアであるラクーア広場に設置されているデジタルサイネージがこちらです。
ラクーア広場ビジョン ラクーア広場に設置されたノーマル画角のビジョン

2階の通路外側に16:9の定型ビジョンが設置されています。
上の階からビジョンが設置されている部分を見てみると、フラットではなく曲線になっている場所に取り付けが行われていました。
設置されている様子 湾曲した場所に設置されている

この場所は、人の行き来が多いので多くの人に情報発信が行えるようになっています。
また、ビジョンの正面にはベンチが設置されていて視聴環境が整っているので、一定時間ビジョンを見てもらうことも可能です。


プリズムホール塔体ビジョン

全体図③のJR水道橋駅西口から東京ドームに向かう導線に設置されているのが、縦型の大型ビジョンです。もともとあった建造物の側面に新たにビジョンが設置されたようです。
わたしが訪れた日は曇りで周辺環境が薄暗かったですが、このビジョンは輝度が高く、解像度もいいので日中の明るい環境でもしっかりと視認ができそうです。
プリズムホール塔体ビジョン プリズムホール塔体ビジョン


黄色いビル天井リボンビジョン

全体図④の水道橋駅から東京ドームに向かう導線で黄色いビルへの入口にもなっている場所に設置されたのがこちらのビジョンです。
最近では、天井にデジタルサイネージが設置される事例が増えているようですが、こちらにも導入が行われました。

天井の全面に設置するのではなく、細長いリボン型のビジョンが5本等間隔に設置されています。
天井が黒いので5本のラインが引かれているような状態になっており、とても目立っていました。
ディスプレイに表示されるクリエイティブもこの特殊な形状に合わせて作成されており、ダイナミックな訴求が可能となっています。


アベニューイベントビジョン&アベニューAaMoビジョン

全体図の⑤、⑥に位置し、リニューアルによって新しく作られた芝生広場の前に設置されたのがこちらのビジョンです。この2つのビジョンも16:9の定型ビジョンで、この前に設置されているアベニュースーパービジョンと連動してコンテンツが表示されるようになっています。
アベニューイベントビジョン&アベニューAaMoビジョン (左)左側手前がアベニューイベントビジョン、(右)右側手前がアベニューAaMoビジョン(反対側から見た写真)


アベニュースーパーリボンビジョン

全体図⑧に位置する場所に設置されたのが、こちらのビジョンです。
全長122.1m、高さ2.1m規模のビジョンが芝生広場を取り囲むように設置されており、インパクト抜群です。

上段でお伝えしましたが、「アベニューイベントビジョン」と「アベニューAaMoビジョン」の前に設置されており、3つのビジョンを連携させた演出が可能となっています。

以上、7つのビジョンをご紹介しましたが、東京ドームシティビジョンズはこれで完成ではなく、2024年夏までに随時追加されていく予定だそうです。


まとめ

以上、今回は大規模なリニューアルに伴い新たに設置された東京ドームシティビジョンズをご紹介しました。
定型サイズだけでなく、細長いリボン型のビジョンやL字型など、空間や設置環境に合わせた多様なビジョンによる映像を体験することができました。
みなさんも東京ドームにはライブやイベントなどで訪れる機会が多いと思いますが、その際にはぜひ東京ドームシティビジョンズをチェックしてみてください!

RELATED POST関連記事

トップページ > ブログ > デジタルサイネージ > 東京ドーム|多様なバリエーションが魅力の東京ドームシティビジョンズ

さあ、飲食店に体験を。

Experience the restaurant

飲食店向けのデジタルサイネージサービスならビスコサイネージ。
店内のデジタルメニューボード、屋外のデジタルサイネージ、高輝度サイネージ、防水サイネージなど
お店の環境に合わせたデジタルサイネージのご提案をさせていただきます。
その他、簡単にサイネージのコンテンツを管理更新できるCMSサービスなども提供しています。
飲食店向けのデジタルサイネージのことならビスコサイネージにお任せください。