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2022.08.26

街中のデジタルサイネージ|屋外広告の聖地「渋谷」

みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
街中を歩いていると数多くの屋外広告が設置されているのを目にします。
国内では、渋谷のスクランブル交差点に設置されている大型ビジョンが有名ですが、渋谷の街を歩いてみると、さまざまな場所に設置されているデジタルサイネージを見ることができます。
今回は、渋谷で見つけたデジタルサイネージをご紹介していきます。


渋谷のデジタルサイネージの代表格、スクランブル交差点の大型ビジョン

渋谷のデジタルサイネージと言って真っ先に思い浮かぶのが、渋谷スクランブル交差点ですね。立ち並ぶビルの壁面には複数の大型デジタルサイネージが設置されており、屋外広告の聖地と言っても過言ではありません。
ハチ公前広場から見たときに広がる風景は圧巻です。
海外からの観光客も多く訪れる観光スポットなので、国内外問わず幅広い人に効果的に情報発信が行えます。


BIGBOSS 3Dビジョン

スクランブル交差点を渡ってすぐの渋谷センター街入口に新たに誕生したのが「BIGBOSSビジョン」です。
人通りの多い場所に面したビルに設置されている大型ビジョンには、BIGBOSSこと新庄剛志さんとかわいらしいパンダの映像がさまざまなパターンで配信されています。

この屋外ビジョンの特徴は何と言ってもL字型のディスプレイに映し出される3D映像です。渋谷の街を歩いている人たちも迫力のある3D映像の存在に気づき、「すごーい!」と歓声を上げながらディスプレイを見上げている姿が印象的でした。



肉眼で3D映像を体感するためには、ディスプレイを見る位置が重要です。
ベストビューポイントはディスプレイの右斜め側なので、渋谷に行った際はぜひ試してみてください!


渋谷MODI

スクランブル交差点から目と鼻の先にあるショッピングモール渋谷MODIの壁面にも大型のLEDビジョン「ソニービジョン渋谷」が設置されています。
交差点で信号待ちをしていると真正面にディスプレイが設置されているので、自然と視界に飛び込んできます。周辺には他にビジョンが設置されていないので、信号待ちをする多くの人に集中的に訴求が行えます。


渋谷スクランブルスクエア

2019年に開業し、渋谷の新たなランドマークとなっている渋谷スクランブルスクエアの壁面にも大型のビジョンが設置されています。
ビルの形と融合させた珍しい形をしている大型ビジョンは、渋谷駅西側からも東側からも視認ができるため訴求力・注目度の高さが魅力のデジタルサイネージです。




シンクロ7シブヤヒットビジョン

渋谷スクランブルスクエアの目の前にも、3棟のビルに合計7面のデジタルサイネージが設置されています。「シンクロ7シブヤヒットビジョン」と名付けられているこのビジョンは、7面のデジタルサイネージが連動していて、常時シンクロしたコンテンツが配信されています。

ディスプレイはL字型で、この形状を活かして配信されている3DコンテンツがSNSを中心に話題を集めています。



今まで日本には、3Dコンテンツを配信するのに適したデジタルサイネージが少なかったこともあり、デジタルサイネージに3Dコンテンツが配信される事例はあまりありませんでした。
しかし、最近新しく設置されるデジタルサイネージは3D映像を流すために必要不可欠なL字型のディスプレイ設計になっているものも多く、3Dのコンテンツが配信されるケースが増えてきています。

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田園都市線渋谷駅

田園都市線渋谷駅にも圧倒的な存在感を放つスポットがあります。「ビックサイネージプレミアム」という名前が付けられているこの場所には、全長約25メートルのLEDサイネージが壁一面に広がっています。
単体で設置されているデジタルサイネージにはできないユニークで迫力のあるコンテンツ配信が可能となっており、インパクト抜群な訴求を行っています。


JR線への乗り換えや東急東横線改札ともつながっているので、利用者がとにかく多く、常時たくさんの人の行き来がある場所なので不特定多数の人に訴求が行えるというのもビックサイネージプレミアムの特徴です。


また、ビックサイネージの前にある柱にも複数のデジタルサイネージが設置されています。
ここのデジタルサイネージにも、1つの企業の広告コンテンツが連動して配信されているので、一体感が生まれ空間全体がコンテンツの世界観に染まります。


それぞれのディスプレイにバラバラのコンテンツを流すのではなく、同じコンテンツの配信を行うことで、一つの広告に触れる時間を長くすることができるので、視聴者の記憶にも残りやすくなります。

この場所は、配信されている広告によって空間の雰囲気がガラッと変わるので、その変化も楽しむことができます。


ホームドア

田園都市線と半蔵門線のホームドアにもデジタルサイネージが設置されています。
ディスプレイは大きく、発色も良いので視認性がとても高いです。
また、ディスプレイは乗車位置に等間隔で、視聴者が見やすい位置に設置されているので、電車を待っている不特定多数の人に訴求を行うことができます。
1日に多くの人が利用する駅のホームでは、広告への接触者数が多いだけではなく、電車を待っている間は利用者が一定の時間その場に立ち止まることになるので、コンテンツへの接触時間が長くなることが見込めます。
立ち止まって広告を見てもらうのはなかなか難しいですが、ホームドアサイネージは「電車を待つ」という自然に人が立ち止まる状況を活かした情報発信が行えます。


薬局の上に設置されている屋外サイネージ

渋谷の街中には、上段で紹介したような大型ビジョン以外にも、とにかく多くの看板やデジタルサイネージが設置されています。


この動画は、薬局の上に設置されていたデジタルサイネージを撮影したものです。
デジタルサイネージの隣にはさらに大きな看板が設置されていますが、私の視界に入ってきたのは、動きのあるコンテンツを配信していたデジタルサイネージの方でした。

このようにたくさんの広告が溢れている環境では、いかにターゲットに認識してもらえるかが重要になるので、広告のサイズだけでなく、配信方法や配信するコンテンツの内容など、さまざまな要素を考慮することが大切だということを改めて感じました。


まとめ

以上、今回は渋谷の街中で見つけたデジタルサイネージの事例をご紹介しました。
渋谷は屋外広告の聖地と言ってもいいほどたくさんの屋外広告が設置されており、屋外広告が景色の一部になっていると感じます。
情報発信や販促PRだけではなく、空間の演出も行ってくれるデジタルサイネージはこれからますます活躍の場が広がっていくでしょう。

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