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2024.03.08

小売業界でのデジタルサイネージ活用法

みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
用途や目的に合わせて効果的に情報発信が行えるツールとして、幅広い場所で活用が進んでいるデジタルサイネージ。
今回は、小売店でのデジタルサイネージ活用をテーマにデジタルサイネージを導入することで期待できる効果や活用事例についてご紹介していきます。


小売業界が抱える課題

さまざまな業態がある小売業ですが、ここでは現代の小売業が抱えている課題について見ていきましょう。

物が売れない

ここ数年、新型コロナウイルスの感染拡大やロシアによるウクライナ侵略により、食料品や日用品、エネルギー関連のものなど、わたしたちの生活に関わるものの価格が上昇しています。
このような物価上昇の影響によって消費者の購買意欲は低下しており、モノやサービスが売れにくくなっています。


人手不足

人口減少や少子高齢化によって労働人口の減少が進む日本では、業界を問わず人手不足が大きな社会問題となっています。
パーソル総合研究所と中央大学が共同研究した「労働市場の未来推計2030」によると、2030年には7,073万人の労働需要に対し6,429万人の労働供給しか見込めず644万人もの人手不足になると予測されています。

小売業界では、こうした課題を解決するためにお客さんにとって買い物がしやすく魅力的な売場づくりやサービスの提供、そして、業務効率を上げ少ない人員でも店舗運営が行えるように省人化を進めていくことが必要不可欠となっています。


小売店にデジタルサイネージを導入するメリット

小売業界が抱えるさまざまな課題を解決する手段の1つとして活用が進んでいるのがデジタルサイネージです。
ここでは、小売店にデジタルサイネージを導入することでどのような効果が期待できるのかを見ていきましょう。

リアルタイムでのセールスプロモーション

デジタルサイネージを活用することで、リアルタイムな情報発信が行えます。
デジタルサイネージは小売店で活用されてきた紙のチラシやポスターと違い、表示するコンテンツを自由に切り替えることができます。
暑い日には冷たいスイーツやアイスクリームを宣伝したり、寒い日には鍋料理の具材やスープの素を大々的に宣伝するといったように、その場の状況に応じた最適な情報を発信することができるのでお客さんの購買意欲を高めるのに効果を発揮します。


効果的なPRが可能

デジタルサイネージを活用することで、効果的に宣伝が行えます。
スーパーやドラッグストアのように取り扱い商品が多いお店では、商品の特徴やセールスポイントをいかに魅力的にお客さんに訴求できるかが売り上げに大きく影響します。
例えば、歯磨き粉や洗剤といったように購入する商品は決めているけれど、どのメーカーのものにするかまでは決めていないお客さんに対して、特定の商品に関する情報を目立つ方法で訴求することで、商品の認知度を高め購入キッカケを作ったり、試し買いを促進するのに効果を発揮します。


購入、消費の促進

デジタルサイネージを活用することで、商品の購入・消費を促進させることができます。
デジタルサイネージは紙のチラシやポスターと比べて視認性が高く、よく目立つので、効果的に情報を届けることができます。セール商品やキャンペーン商品、イベント情報といった情報を目立つ形で魅力的に発信することで、お客さんの購入意欲を促進させるのに効果を発揮します。


コンテンツの最適化

デジタルサイネージとAIカメラを組み合わせることで、お客さん一人ひとりに最適化したコンテンツの配信ができます。
デジタルサイネージは、コンテンツの切り替えが自由に行えます。こうしたデジタルサイネージの特徴を最大限活かすには、お客さんの年齢や性別などの属性に合わせてコンテンツを最適化させることが重要です。その場にいるお客さんにパーソナライズしたキャンペーン情報や商品紹介といったコンテンツを配信することでお客さんの購買体験を向上させるのに役立ちます。


業務負担削減

デジタルサイネージを活用することで、スタッフの業務負担を減らすことができます。
小売店舗では、日によってセール商品やキャンペーン商品が変わったり、取り扱い商品の入れ替えが行われることが多いです。
従来の看板の場合、表示する情報を変更する際にはその度にチラシやポップの書き換え作業・貼り替え作業が必要ですが、デジタルサイネージはデータを更新するだけで簡単にコンテンツ内容を切り替えられるので、作業の手間を省くことが可能です。
今までコンテンツ管理に費やしていた時間を他の業務に充てることができます。


小売業界でのデジタルサイネージ活用事例

ここでは、スーパーマーケットやドラッグストアといった小売店でどのようにデジタルサイネージが活用されているのかをご紹介していきます。

本日のおすすめ、特売商品のPR

スーパーマーケットや小売店で多く配信されているのが、本日のおすすめ商品や特売品、キャンペーン商品の情報です。
店内だけでなく、店頭や窓際にデジタルサイネージを設置してこのような情報を発信することで、商品の売り上げを増加させたり、お客さんの集客にも効果を発揮します。


レシピ情報の提供

スーパーマーケットのように食材を売っている店舗で配信されているのが、実際に販売している食材や商品を使ったレシピや調理方法です。
目玉商品やお買い得商品の具体的な利用方法が分かるコンテンツを配信することで、商品の魅力を伝え、お客さんの購買意欲を高めることができます。
また、そのレシピを再現するために必要な他の食材や材料など、もともと購入予定のなかった商品の購入にもつなげることが可能です。


生産者や製造工程の情報提供

さまざまな小売店舗で配信されているのが、商品の生産者情報や製造過程を紹介するコンテンツです。
特にスーパーマーケットのように食材を扱う店舗では、どんな人が生産しているのか、生産過程でのこだわりなどを配信することで、お客さんに安心感を与えることができます。
食品以外を扱う小売店でも、このようなコンテンツを配信することで商品に対するこだわりや魅力をわかりやすく伝えることが可能です。


まとめ

以上、今回は小売業界のデジタルサイネージ活用をテーマに小売業界が抱える課題や期待できる効果、活用事例などについてご紹介しました。
デジタルサイネージは自由で柔軟なコンテンツ配信ができる情報発信ツールとして、さまざまな場所で活用が進められています。

弊社では、お客様のご要望に合わせたデジタルサイネージ機器の導入サポートを実施しております。デジタルサイネージのご導入を検討中の方、興味のある方はお気軽にご相談ください!

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