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2024.03.01

看板やポスターに代わる情報発信媒体「デジタルサイネージ」の魅力

みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
デジタルサイネージは、従来の看板やポスターに代わる情報発信媒体として注目され、公共施設や飲食店、商業施設、学校、オフィスといったさまざまな場所で活躍しています。
今回は、そんなデジタルサイネージの種類や魅力、業界別の活用事例についてご紹介していきます。


デジタルサイネージとは?

デジタルサイネージは、液晶やLEDモニターを使った電子看板のことをいいます。
今まで主流だった看板やポスターに代わって、デジタルディスプレイを使った情報発信が行えます。柔軟なコンテンツ表現ができるので、街中や公共施設、商業施設、交通機関、オフィス、飲食店、病院といった幅広いシーンで活用されています。


デジタルサイネージの仕組み

デジタルサイネージには、コンテンツの配信方法が異なる「スタンドアロン型」と「ネットワーク型」があります。ここでは、それぞれの特徴についてご紹介していきます。

スタンドアロン型

スタンドアロン型のデジタルサイネージは、USBやSDカードにコンテンツデータを保存したものを機器本体に挿し込んで再生するタイプです。保存されたコンテンツがスライドショー形式で配信されます。コンテンツの内容を変更する場合には、USBやSDカードにデータを保存し直す必要があります。コンテンツを配信する時間帯や期間を設定することはできません。
スタンドアロン型デジタルサイネージ
<スタンドアロン型はこんな方におすすめ!>
・運用する機器が少ない
・コンテンツの更新頻度が低い
・初期費用を抑えたい
・コンテンツの配信スケジュールの設定は不要


ネットワーク型

ネットワーク型のデジタルサイネージは、クラウド上に保存されたコンテンツデータをネット経由で再生するタイプです。ネットを介してコンテンツを管理するため、内容の変更もデータを更新するだけで簡単に行えます。コンテンツを再生する順番や秒数、スケジュールの設定も可能です。
ネットワーク型デジタルサイネージ
<ネットワーク型はこんな方におすすめ!>
・複数台の機器を稼働させる
・コンテンツの更新頻度が高い
・複数台まとめてコンテンツ管理したい
・遠隔で管理したい
・複数台のデジタルサイネージを連携させたコンテンツ配信がしたい
・スケジュール設定をしてコンテンツを配信したい

このように、スタンドアロン型とネットワーク型はコンテンツの配信方法が異なるので、運用イメージによって最適な機器を選択するようにしましょう。


デジタルサイネージの種類

デジタルサイネージにはいくつか種類があり、性能や機能、設置できる環境が異なります。
ここでは、デジタルサイネージの種類とそれぞれの特徴を見ていきましょう。

屋内デジタルサイネージ

屋内用のデジタルサイネージです。ディスプレイの明るさは、350~700cd/㎡くらいのものが多いため、直射日光が当たらない場所で使用する際に最適です。
屋内デジタルサイネージ 屋内用デジタルサイネージイメージ(bisco signage)


屋内用高輝度デジタルサイネージ

屋内用のデジタルサイネージのなかでも、2500cd/㎡くらいの明るいディスプレイを搭載しているデジタルサイネージです。
屋内の窓際といった明るい場所に設置しても、反射に負けずしっかりとコンテンツを映し出してくれます。
屋内用高輝度サイネージ 屋内用高輝度デジタルサイネージイメージ(bisco signage)


屋外用デジタルサイネージ

屋外に設置するデジタルサイネージです。直射日光が当たる屋外環境を想定しているため、3000cd/㎡くらいの明るいディスプレイが搭載されています。
また、雨や風、ホコリ、砂にさらされても簡単に故障しないように防水防塵性能や熱対策が施されています。
屋外用デジタルサイネージ 屋外用デジタルサイネージイメージ(bisco signage)


デジタルサイネージが注目されている理由

ここでは、デジタルサイネージが従来の看板やポスターに代わる情報発信媒体として注目されているポイントをご紹介していきます。

・視認性の高さ
デジタルサイネージの大きな特徴の1つとしてあげられるのが視認性の高さです。
高画質で明るいディスプレイを使用しているので、コンテンツが鮮明に表示され、従来の看板やポスターに比べて視認性が大幅にアップします。
そのため、ターゲットの視線を惹きつけやすく、わかりやすく、効果的にアプローチが行えます。


・コンテンツ表現の自由度が高い
デジタルサイネージは、静止画だけでなく、スライドショーやアニメーション、動画、音声といった多様なコンテンツ配信をできるのが特徴です。
看板やポスターは静止画のみでの訴求になりますが、デジタルサイネージはターゲットや伝えたい内容に合わせて動きのある自由度の高いコンテンツ表現が行えるため、より効果的でインパクトの高い訴求が行えます。


・リアルタイムな情報発信
デジタルサイネージは、データを更新するだけでコンテンツ変更を行えるのが特徴です。
従来の看板やポスターの場合、内容を変更する際には新たに印刷をして貼り替えなければいけませんが、デジタルサイネージはリアルタイムで内容の変更が行えるので、「その時、その場所、その人」に合った情報発信が行えます。


シチュエーション別のデジタルサイネージ活用方法

デジタルサイネージは、業界を問わずさまざまなシーンで利用されています。
ここでは、シーン別にデジタルサイネージがどのように活用されているのかをご紹介していきます。

・飲食店
飲食店では、お客さん獲得のための情報発信と来店したお客さんに向けた情報発信を行う為にデジタルサイネージが活用されています。
デジタルサイネージを使った情報発信はアイキャッチ効果が高いため、店舗案内やキャンペーン情報を発信することで、興味を引き付け顧客獲得に役立ちます。
また、提供している料理の情報を臨場感たっぷりに発信することで、料理のおいしさや魅力がダイレクトに伝わり、購買意欲を高めることができます。
飲食店で発信するコンテンツの内容や分かりやすさは、顧客獲得や商品の販売促進に大きな影響を与えられます。
飲食店デジタルサイネージイメージ

・スーパーマーケット
スーパーマーケットでは、セール品や売り出し中の商品をお客さんにPRするためにデジタルサイネージが活用されています。
視認性が高いデジタルサイネージを使って、セール中の食材や調味料、売り出し中の商品を使ったレシピを紹介することで、商品への興味を持ってもらうことができます。また、抱き合わせで別の商品を購入してもらうキッカケを作ることが可能です。
スーパーマーケットで魅力的なコンテンツを発信することで、消費者の購買意欲を高めるのに役立ちます。
スーパーのデジタルサイネージイメージ

・公共施設や交通機関
公共施設や交通機関では、施設案内や運行状況などの情報を発信するためにデジタルサイネージが活用されています。
特に交通機関では、遅延情報や時刻表などの最新情報をリアルタイムで正確に利用者に提供することが求められるため、デジタルサイネージを使うことで臨機応変な情報発信が行えます。
公共交通機関デジタルサイネージイメージ

まとめ

以上、今回はデジタルサイネージの魅力や活用事例についてご紹介しました。
デジタルサイネージは幅広いシーンで活用が進められている情報発信媒体です。
目的や用途に応じて柔軟に活用ができるので、効果的に情報発信を行いたいという方はぜひデジタルサイネージの導入を検討してみてください。

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