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2023.09.22

屋外用デジタルサイネージと普通のサイネージの違いについて

屋外サイネージ みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
幅広いシーンで活躍しているデジタルサイネージですが、デジタルサイネージには屋内用と屋外用の機器があり、それぞれ性能が異なります。
今回は、屋外用デジタルサイネージの特徴と導入するメリット、活用イメージなどをご紹介していきます。


屋外用デジタルサイネージの特徴

デジタルサイネージを屋外に設置する場合、雨や風、ホコリ、気温、直射日光など、様々な自然環境の影響を受けるため、屋内に設置するよりも機器の選定に気を配る必要があります。
ここでは、屋内サイネージにはない屋外用サイネージの特徴を見ていきましょう。

防水防塵

屋外環境は屋内と違って雨や風、ホコリ、砂にさらされるので、簡単に故障しないように「防水防塵性能」が備わっています。
また、人や物がぶつかってくる危険性もあるので、モニターの正面がガラスで保護されるなど、通常の屋内用サイネージよりも衝撃に強い造りになっています。


明るさ(輝度)

屋外環境は屋内と違って時間帯によって周辺環境の状況が変化します。機器が直射日光にさらされる場合もあるので、通常の屋内用サイネージよりも明るいディスプレイが搭載され、ディスプレイに何が表示されているのかしっかり見えるようになっています。
デジタルサイネージのディスプレイの明るさは「cd/㎡(カンデラ)」という単位で表現されますが、屋内用のサイネージは「350~700cd/㎡」、屋外用のサイネージであれば「3000cd/㎡」くらいのものが一般的です。


温度(耐熱)

屋外環境は屋内と違って、常に一定の温度に保たれているわけではありません。夏場は気温が高い環境で直射日光にさらされ、冬場は気温が低い環境で稼働させるため、故障させずに安定して稼働させるためには熱対策がしっかり施されている必要があります。
屋外用デジタルサイネージは、排気ファンや冷却システム、ヒーターなどの耐熱対策が施されているので、環境に合わせて適切に温度管理が行われるようになっています。


屋外用デジタルサイネージを活用するメリット

屋外デジタルサイネージを導入することでどのようメリットが得られるのでしょうか。

視認性が高い

屋外サイネージは高輝度、高画質なディスプレイなので、明るく鮮やかなコンテンツが配信でき、遠くから見ても視認性が高いです。
静止画だけでなく動画や音声も配信できるので、インパクトのある情報発信が行え、訴求効果が高まります。


伝えられる情報量アップ

屋外サイネージは、静止画、動画、音声といった幅広いコンテンツを配信できるので、伝えたいことをわかりやすくターゲットに届けることができます。
また、1つの画面に複数のコンテンツを入れ替えて表示できるので、限られたスペースでもたくさんの情報を伝えることが可能です。


スピーディーな情報発信

屋外サイネージは、情報を変更する際に印刷をし直したり、貼り替えを行う必要がないのでスピーディーな情報発信が行えます。
コンテンツの変更はデータを更新するだけなので、業務負担を減らすことも可能です。


屋外用デジタルサイネージの活用イメージ

屋外用デジタルサイネージがどのようなシーンで活用されているのか見てきましょう。

店頭での集客

飲食店や小売店、商業施設などでは、店舗入り口付近にデジタルサイネージを設置して、商品情報やキャンペーン情報を発信して通りかかった見込み顧客の集客を行っています。
集客に活用される屋外デジタルサイネージ

街中や駅での周辺案内

駅や空港、街中では、デジタルサイネージを設置して、道路案内や施設案内などの情報掲示板として活用されています。
最近では、タッチ操作が可能なディスプレイを使用して、利用者が操作して必要な情報を確認できるようなものも増えてきています。
周辺案内として活用されるデジタルサイネージ

街頭ビジョンの企業広告

街中や駅では大型のデジタルサイネージを設置して、企業の商品やサービスのPRが行われています。
街中や駅は不特定多数の人に同時にアプローチできるので、多くの企業が認知拡大のために実施しています。
企業広告の配信が行われている屋外サイネージ

屋外用デジタルサイネージ選び方のポイント

ここでは、屋外用デジタルサイネージを選ぶ際のポイントについてお伝えしていきます。

設置する場所に適した機器を選ぶ

上段でもお伝えしましたが、屋外にデジタルサイネージを設置する場合は、雨やホコリへの耐久性、ディスプレイの明るさなどが求められます。
一口に屋外と言っても設置する環境によって状況が異なるので、設置環境に合った性能を備えている機器を選択するようにしましょう。


サポート体制

デジタルサイネージは精密機械なので、不具合を起こす可能性があります。
そのため、機械が故障した際のメーカー、販売会社の保証内容や保証期間など、どのような対応をしてもらえるかをしっかり確認するようにしましょう。


屋外用デジタルサイネージのこれから

AIなどのデジタル技術の進歩により、デジタルサイネージを使った情報発信の方法も多様化しています。例えば、映像や音声と一緒に香りを放って訴求力を高めたり、AIを活用してデジタルサイネージを見ている人の属性を判断し、その人に合ったコンテンツを表示するといった使い方が既に行われています。
このようにデジタルサイネージ単体ではなく、さまざまな技術と掛け合わせることで、今までにないアプローチが可能となります。
デジタルサイネージを使った情報発信は無限の可能性を秘めており、さまざまな技術を応用させることで今後ますます活躍の場を広げていくことでしょう。


まとめ

以上、今回は屋外用デジタルサイネージについてご紹介しました。
屋外での情報発信にデジタルサイネージを活用したいと考えている方は、屋内用のサイネージにはない性能を備えている屋外用デジタルサイネージを選択することをおすすめします。
日々さまざまな情報発信が行われている屋外では、屋外デジタルサイネージを活用することで効果的に情報を伝えることが可能です。

屋外用デジタルサイネージイメージ 屋外用デジタルサイネージイメージ(bisco signage)


屋外用デジタルサイネージは、ビスコサイネージでもお取り扱いのある製品ですので、機器の導入をご検討中の方、興味のある方はお気軽にお問い合わせください!

お問い合わせはこちらからお願いいたします。

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