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2023.07.14
デジタルサイネージとは?必要なものと配信システム比較のポイント
目次
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
近年、従来の看板やポスターに代わる情報発信媒体としてデジタルサイネージの活躍の場が広がっています。
今回は、デジタルサイネージの概要や機器を導入する際に必要なシステムの種類、システム選びのポイントなどをご紹介していきます。
デジタルサイネージとは?
デジタルサイネージは、デジタルディスプレイを使って情報や広告配信が行える情報発信媒体のことをいいます。今まで主流だった看板やパネルは静止画での訴求しかできませんでしたが、デジタルサイネージは動画や音声も扱えるので、「伝えたいこと」「設置する場所」「用途」に合わせた訴求が行えるという特徴があります。
自由なコンテンツ表現、インパクトのある訴求が行えるデジタルサイネージは、今従来の看板やパネルに代わる存在として、街頭、商業施設、駅、飲食店など、幅広い場所で活用されています。
デジタルサイネージの種類
デジタルサイネージには大きく分けて2つの種類があり、どのようにコンテンツ配信をするのかが異なります。ここでは、どのような違いがあるのかを具体的に見ていきましょう。
スタンドアロン型
スタンドアロン型のデジタルサイネージは、USBやSDカードを機器本体に挿し込んでコンテンツを再生させるタイプです。そのため、コンテンツの変更を行う際には、USBやSDカードに新しいデータを保存し直して再読み込みする必要があります。運用方法がシンプルなので、導入コストが安いです。
<スタンドアロン型はこんな方におすすめ!>
・運用する機器の台数が少ない
・コンテンツの更新頻度が低い
・初期費用を抑えたい方
・運用する機器の台数が少ない
・コンテンツの更新頻度が低い
・初期費用を抑えたい方
ネットワーク型
ネットワーク型のデジタルサイネージは、ネットに接続してディスプレイにコンテンツを表示させるタイプです。そのため、コンテンツの変更を行う際はデータを更新するだけでOKです。遠隔で管理ができるので、複数の機器を運用する場合にもまとめて管理が行えます。<ネットワーク型はこんな方におすすめ!>
・複数の機器を運用
・コンテンツの更新頻度が高い
・複数人で管理を行いたい
・複数の機器を運用
・コンテンツの更新頻度が高い
・複数人で管理を行いたい
デジタルサイネージ導入に必要なもの
デジタルサイネージを使って情報配信するには、ディスプレイ以外にも必要なものがあります。ここでは、導入時に必要なものをご紹介していきます。ディスプレイ
コンテンツを配信するディスプレイが必要です。わたしたちに馴染みのある一般的なテレビとは異なり、デジタルサイネージ専用のディスプレイは長時間コンテンツを表示し続けることを想定した造りになっているものが多く、耐久性に優れています。
屋内用と屋外用、ネットに接続するものと接続しないものがあるので、設置場所や想定する運用方法に応じて選択するようにしましょう。
STB
STBはディスプレイにコンテンツを配信する再生プレイヤーの役割を担ってくれます。STBがディスプレイに内蔵されているものと外付けのものがあります。内蔵されているものは、配線の必要がないため使い勝手がいいですが、不具合が起きた際に原因を特定しづらかったり、STBが故障しただけでもディスプレイごと交換しなければいけないといったケースが起こることがあるので注意が必要です。
一方、外付けタイプは、ディスプレイとSTBが分かれているので不具合が起こった際に原因の特定がしやすく、STBの機器だけを交換すればいいので安心です。
デジタルサイネージシステム
デジタルサイネージを使用するには「コンテンツ作成システム」「コンテンツの管理配信システム」が必要です。ディスプレイに配信するコンテンツの作成・管理を行うソフトが必要です。・コンテンツ作成システム
ディスプレイに配信するコンテンツの作成を行うシステムです。
システムによって機能が異なりますが、なかにはテンプレートが用意されていて簡単に本格的なコンテンツを作成できるものもあります。
また、専用のソフトを使用しなくてもパワーポイントやIllustratorなどでもコンテンツの作成を行うことができます。
・コンテンツ管理・配信システム(CMS)
デジタルサイネージに配信するコンテンツの管理、配信スケジュールの設定を行うシステムです。ネットワーク型のデジタルサイネージを導入する際に必要になります。
最近はクラウド型のサービスが主流で、サーバーを構築しなくても月額費を払うだけで利用できるものが多いです。
こちらもシステムによって機能が異なりますが、コンテンツの作成と配信管理の両方が行えるものもあります。システムの種類によって機能や月額利用料が違うので、比較検討するのがおすすめです。
デジタルサイネージシステムの比較ポイント
出典:Freepik(著作者:jcomp)上段でもお伝えしましたが、デジタルサイネージのシステムは種類によって搭載されている機能や価格が異なります。ここでは、デジタルサイネージのシステムを選ぶ際に比較すべきポイントについてお伝えしていきます。
・目的に合った機能があるか
デジタルサイネージのシステムはサービスによって性能や機能が異なるので、どのような機能があるのかを確認するようにしましょう。
例えば、配信スケジュールの管理機能やコンテンツ作成機能、タッチパネル操作、インタラクティブ機能、多言語対応などは必要とする場合も多いため、使用用途や設置場所を踏まえてチェックするのがおすすめです。
・対応しているOS
配信システムはサービスごとに対応しているOSが違うため、システムの対応OSを確認しましょう。デジタルサイネージのOSに対応しているシステムでなければ、サービスを利用することができないので注意が必要です。
・サポート体制
サポート体制も重要です。デジタルサイネージは精密機器なので故障することがあります。
コンテンツの表示に不具合がでたり、リモート配信が上手くいかなくなる場合もあります。
このように不具合が出た場合にどのような対応、サポートを行ってくれるのかを導入前に確認することをおすすめします。
・コスト
クラウド型のデジタルサイネージシステムは月々の利用料を支払わなければいけません。
月額利用料はシステムによって異なるので、確認するようにしましょう。
システムの機能や性能、ランニングコストの予算と照らし合わせて最適なものを選択するようにしましょう。
bisco CMS
弊社でもソフトウェアのインストールが不要で、デジタルサイネージにつなぐだけで簡単に利用できるCMSをご提供しています。bisco CMS(bisco signage)
bisco CMSはコンテンツの配信管理だけでなく、コンテンツの作成も可能です。テンプレートを豊富にご用意しているので初心者の方でも簡単にコンテンツが作れます。
1ヵ月の無料トライアルが可能なので、お気軽に操作性や機能を体験してみてください!
bisco CMSコンテンツ作成スタジオイメージ(bisco signage)
まとめ
以上、今回はデジタルサイネージと機器を導入する際に必要なシステムの種類、選び方のポイントについてご紹介しました。デジタルサイネージを導入する目的や想定している運用方法によって最適な機器、システムは異なります。
デジタルサイネージを使って効果的な情報発信が行えるように検討していきましょう。
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