2023.08.04
飲食店のメニューボードの役割と特徴:紙とデジタルの比較
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
飲食店ではメニューボードを設置して、お客さんに様々な情報提供を行っています。
メニューボードには、アナログタイプのものとデジタルディスプレイを使ったものがあり、最近ではデジタルメニューボードの導入が進んでいます。
今回は飲食店におけるメニューボードの役割、そして紙とデジタルのメニューボードの特徴などについてご紹介していきます。
飲食店におけるメニューボードの役割
飲食店に設置されているメニューボードには、お客さんにメニュー情報を伝える「情報提供」としての役割とおすすめの商品や季節限定商品、特別なプロモーション情報を提供して注文を促す「マーケティングツール」としての役割があります。
特にレジ上にメニューボードを設置しているファストフード店では、お客さんが来店した際1番最初に視界に入るため、お客さんが注文する商品を決める際の意思決定に大きな影響を与えます。メニューボードを使って効果的に商品をPRすることができれば、実際に商品を購入してもらうことも可能です。
このように、メニューボードは単に商品情報を伝えるだけでなく、お客さんの注文サポート、そして販促ツールとしても重要な役割を担っています。
紙のメニューボードの課題
メニューボードといえば、今までは紙のメニューボードが主流でしたが、運用面・利便性における課題が多く、最近ではデジタルディスプレイのメニューボードを導入する飲食店が増えています。
ここでは、紙のメニューボードが抱える課題について見ていきましょう。
訴求力
紙のメニューボードは、静止画での訴求しかできないため、動画や音声を使って訴求を行う場合と比べて料理のおいしさや魅力が伝わりづらいという課題があります。
また、伝えられる情報量に制限があるという点も課題としてあげられます。特に複数のメニュー情報を表示する場合には、スペースや文字数に制約が設けられるので、必要最低限の厳選した情報だけを表示しなければなりません。
メニューの変更が手間
紙のメニューボードは、掲示する内容を変更する際には手作業で貼り替え作業を行わなければいけません。飲食店では、時間帯によって提供するメニューが変わることも多いので都度張り替えを行うのは手間がかかってしまいます。
また、営業中の忙しいタイミングと重なり、必要なタイミングで変更が行えず、提供していないメニュー情報が掲示され続けてしまうということも起こりやすいです。売り切れの商品が出た場合にも、即座に情報変更がしづらいというのも課題としてあげられます。
デジタルメニューボードの特徴
ここでは、デジタルメニューボードにどのような特徴があるのかをみていきましょう。
高い訴求力
デジタルメニューボードは静止画だけでなく、動画や音声も配信することができます。高画質で動きのあるコンテンツは人目を引き付けやすいので、商品や期間限定メニュー、キャンペーン情報などを効果的にお客さんに伝えられます。料理の魅力やおいしさもダイレクトに訴求することが可能です。
リアルタイムな情報更新
デジタルメニューボードは、表示するコンテンツをリアルタイムで更新することができます。飲食店では、時間帯によって提供するメニューが変わったり、商品が売り切れてしまうといったことが起こりますが、デジタルメニューボードはデータを更新するだけで簡単にコンテンツの変更が行えます。
表示したいコンテンツを表示すべきタイミングで配信することが可能です。
配信スケジュールの設定ができる
デジタルメニューボードは、配信期間、曜日、時間帯などのスケジュールを設定してコンテンツを配信することができます。自動でコンテンツが切り替わるので、コンテンツ更新の手間がかからず、運用しやすいです。
このように、紙のメニューボードとデジタルメニューボードを比較してみると、効率的に運用ができ、訴求力の高いデジタルメニューボードを導入する飲食店が増えています。
効果的なコンテンツ配信方法
ここでは、メニューボードに配信するコンテンツのポイントについてご紹介していきます。
シズル感のあるコンテンツ
デジタルメニューボードには、「シズル感」のあるコンテンツを配信するのが効果的です。
みずみずしい新鮮な生野菜や肉汁が溢れだすお肉など、五感を刺激するコンテンツを配信すれば、「おいしそう」「食べてみたい」というお客さんの感情を引き出し、購買意欲をかき立てることができます。
複数のディスプレイを連結させたコンテンツ
複数のディスプレイを連結させて1枚の大型ディスプレイのようにしてコンテンツを配信するのもインパクトがあって効果的です。
ディスプレイを連結させてコンテンツを配信すると、ひとつひとつのディスプレイに違うコンテンツを配信するよりもアイキャッチ効果があるので、お客さんの視線を引き付け効果的に商品訴求が行えます。
静止画と動画を組み合わせたメリハリのあるコンテンツ
デジタルメニューボードは、自由にコンテンツを入れ替えることができるので、上段でお伝えしたようにディスプレイ同士を連動させたダイナミックなコンテンツやレギュラーメニューを静止画でしっかり伝えて、おすすめ商品を動画で訴求するなど、静止画と動画を組み合わせた動きのあるコンテンツを配信するのがおすすめです。
まとめ
以上、今回は飲食店におけるメニューボードの役割や紙のメニューボード、デジタルメニューボードについてご紹介しました。
お客さんにとってメニューボードは注文する商品の選択、スムーズに注文を行うためのガイドとして、お店にとっては商品の魅力をアピールし、効果的なマーケティングを行う手段として欠かせないツールです。
デジタルメニューボードは従来の紙のメニューボードに比べて、わかりやすく効果的に情報を届けることができます。
デジタルメニューボードは、ビスコサイネージでもお取り扱いのある製品ですので、デジタルメニューボードをご検討中の方、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
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