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2024.05.17

デジタルサイネージのコンテンツ作成方法とデザイン事例

みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
従来の看板やパネルに代わる存在として様々な場所で活用されているデジタルサイネージ。
そんなデジタルサイネージの導入を検討しているけど、配信するコンテンツのデザインや作成方法を悩んでいるという方もいるのではないでしょうか。
今回は、デジタルサイネージのコンテンツ作成方法やデザイン事例をご紹介していきます。


デジタルサイネージの活用事例

デジタルサイネージは、幅広いシーンで活用されています。
どのような場所で利用されているのか、具体的な活用事例を見ていきましょう。

・小売店、商業施設
スーパーマーケットやドラッグストア、ホームセンター、百貨店などでは、新商品の案内、お買い得商品の案内、フロア案内、カード会員特典の案内、ブランドのイメージコンテンツ、催事のお知らせ、空間演出を行うためにデジタルサイネージが活用されています。
小売店・商業施設のデジタルサイネージ活用事例

・飲食店
カフェやレストラン、居酒屋、ファストフード店などでは、メニューや新商品の案内、期間限定商品の案内、キャンペーン情報といった情報発信を行うのにデジタルサイネージが活用されています。
また、タッチパネル式端末を注文端末にしたセルフオーダーを採用する店舗も増えています。
飲食店のデジタルサイネージ活用事例

・レジャー、アミューズメント施設
映画館やジム、テーマパークなどでは、施設案内やフロア案内、利用料金、イベント、キャンペーン、混雑状況といった情報発信を行うのにデジタルサイネージが活用されています。
レジャー・アミューズメント施設のデジタルサイネージ活用事例

・公共交通機関
電車やバス、飛行機などの交通機関では、運行案内や乗換案内、地域情報、観光案内、広告配信を行うのにデジタルサイネージが活用されています。
公共交通機関のデジタルサイネージ活用事例

・オフィス
オフィスでは、部署や事業部、全社員向けの案内などを配信するのにデジタルサイネージが活用されています。
従業員数が多い企業や全国に支店を持つ企業では、すべての社員に効率よく共通の情報を伝えることができます。
オフィスでのデジタルサイネージ活用事例

・街頭
街中にあるビルの屋上や壁面などでは、デジタルサイネージを活用して企業や製品、サービスの広告が配信されています。
街頭でのデジタルサイネージ活用事例

デジタルサイネージのコンテンツ種類

ここでは、デジタルサイネージに配信できるコンテンツの種類を見ていきましょう。

静止画

静止画は、写真やテキスト、イラストを組み合わせたコンテンツです。
動画のように1つのコンテンツ自体に動きはありませんが、ディスプレイに複数の静止画をスライドショーのように入れ替えて表示することができます。
動画に比べて制作コストを抑えることが可能で、文字ベースで情報を伝えたい場合やシンプルに訴求を行いたい場合におすすめです。


動画

動画は、動きのある映像でできたコンテンツで、静止画コンテンツでは伝えきれない情報を視覚的に訴求することができます。
1分間の動画で文字180万語、ウェブページ3,600ページ相当の情報を含んでいると言われているので、静止画に比べて伝えられる情報量が多く、膨大な情報を分かりやすく伝えるのに適しています。
静止画に比べて制作コストは高いですが、高い訴求力を求めるならインパクトのある動画がおすすめです。


音声あり

動画コンテンツに音声をつけたコンテンツもあります。
BGMや効果音、ナレーションを付けることで、音声なしのコンテンツを配信するよりも効果的にターゲットの注意を引き付けることができます。


インタラクティブ

タッチパネル式のディスプレイを活用することで、ユーザーが知りたい情報を提供するインタラクティブコンテンツの発信も行えます。
従来型の看板やポスター、デジタルサイネージを使った情報発信で多く見られるのは、発信者が伝えたい情報をターゲットに発信する「プッシュ型」のコンテンツですが、デジタルサイネージでは、ユーザーが知りたい情報を自ら選択できる「プル型」のコンテンツ配信が可能です。
よくある事例としては、商業施設のタッチパネル式フロアマップや飲食店のタッチパネル式メニューなどが挙げられます。
ユーザーが求めている情報を提供できるので、発信者主導で同じコンテンツを発信し続けるよりも効果的にコミュニケーションを取ることができます。


デジタルサイネージコンテンツを作る前に決めること

効果的に情報を伝えるためには、コンテンツ制作をする前に検討した方がいいポイントがいくつかあります。ここでは、3つのポイントをお伝えしていきます。

伝えたいことを明確に

デジタルサイネージを使ってなにを伝えたいのか、誰に向けて届けたいのかを踏まえて、コンテンツの方向性を決めることが大切です。
伝えたいことを明確にすることで、目的に合ったコンテンツの種類、表現方法を選択することができます。

設置場所を考慮する

場所によって雰囲気や視聴する人の層が異なるので、デジタルサイネージを設置する場所を考慮してコンテンツを作成することも大切です。
設置場所を踏まえて、伝えたい内容やコンテンツの色味、テキストなど演出を検討することで効果的に情報を伝えることが可能です。


情報を入れ込みすぎない

伝えたいことを整理し、コンテンツに入れる情報を簡潔にまとめることが大切です。
特に静止画コンテンツを作成する場合、伝えたいことがあるからと言って、テキストを入れすぎると情報が伝わりづらくなってしまうので注意しましょう。


デジタルサイネージコンテンツの作り方

デジタルサイネージのコンテンツは、外注または自社で制作を行います。
ここでは、コンテンツの種類ごとにPowerPointで作成する方法をご紹介していきます。

静止画コンテンツ

1:「スライドのサイズ」で実際に作成するコンテンツサイズを設定。最近では「ワイド画面(16:9)」が主流ですが、コンテンツを配信するディスプレイのサイズに適したものを選択するようにしましょう。

2:テキストや図、画像を挿入してスライドを作成。

3:完成したら、リボンの左端「ファイル」→「エクスポート」→「PNG or JPEG」のファイル形式を選択→名前を付けて保存。


動画コンテンツ

1:「スライドのサイズ」でサイズを設定。

2:動画の場合は複数のスライドを作成。

3:リボンにある「スライドショー」→「リハーサル」でそれぞれのスライドショーの表示時間の設定を行う。

4:設定を終えたら、リボン左端「ファイル」→「エクスポート」→「ビデオ作成」→画質やナレーションの有無を選択→名前を付けて保存。


音声コンテンツ

動画コンテンツに音声を付けたい場合は、ビデオ作成時にナレーションとして音声を追加することができます。

1:「ファイル」→「エクスポート」→「ビデオ作成」→「記録されたタイミングとナレーションを使用する」を選択。


制作会社に依頼

コンテンツを自社で製作するリソースがない場合は、製作会社に依頼するのもおすすめです。コンテンツ制作のプロによってクオリティの高いコンテンツが作成でき、自社で製作する手間も省けます。


デジタルサイネージのコンテンツデザイン事例

ここでは、コンテンツデザインの事例をご紹介していきます。

・スーパーマーケット


・飲食店


・アミューズメント施設


・オフィス


まとめ

以上、今回はデジタルサイネージのコンテンツ作成方法やデザイン事例についてご紹介しました。
デジタルサイネージは、看板やパネルよりも目的や用途、設置場所に合わせて柔軟に情報発信が行えます。
こだわりのコンテンツを配信して効果的な情報発信を行っていきましょう。

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