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2023.11.16

デジタルサイネージの魅力ってなに?アナログ看板との違いを徹底比較

デジタルサイネージ みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
近年、アナログ型の看板やポスターと比べて設置シーンや用途に合わせた柔軟な情報発信が行える情報発信・広告媒体として、デジタルサイネージ(電子看板)の普及が進んでいます。
今回は、アナログ看板やポスター、デジタルサイネージを使った情報発信の特徴やメリット、デメリットについてご紹介していきます。


アナログ看板やポスターによる情報発信の特徴

アナログ看板やポスターは、固定された静止画やテキストを表示するのが特徴です。掲示する内容を変更するためには、手作業で入れ替えを行わなければならないので、リアルタイムの情報を発信するのが難しく、一定期間同じ情報を訴求し続けるのに適しています。
屋外に設置されているアナログ看板

デジタルサイネージによる情報発信の特徴

デジタルサイネージは、デジタルディスプレイに静止画や動画、テキスト、音声といった様々な形式のコンテンツを表示できるのが特徴です。複数のコンテンツを入れ替えてスライドショーのように表示したり、リアルタイムでコンテンツの入れ替えを行うなど、設置場所や用途に合わせた柔軟な情報発信が行えます。
屋内に設置されているデジタルサイネージ

アナログ看板やポスターの活用メリット

ここでは、アナログ看板やポスターを使った情報発信のメリットを見ていきましょう。

・温かみのある雰囲気が出せる
アナログ看板やポスターは、デジタルサイネージにはないクラシックで温かみのある雰囲気で情報発信を行うことができます。
例えば、古民家風のカフェや飲食店など、落ち着いた空間を演出したい場合には、アナログ看板を使用したほうが建物の外観や店内空間と調和させることができ、雰囲気に合った訴求が行えます。
温かみのある雰囲気のアナログ看板
・コストを抑えられる
アナログ看板やポスターでの情報発信は、初期費用を抑えることができます。
デジタルサイネージと同様に、アナログ看板やポスターも大きさや作成するデザインによって費用が変わりますが、デジタルサイネージに比べて導入コストを抑えることが可能です。


・故障の心配がない
アナログ看板やポスターは、デジタルサイネージに比べて故障の心配が少ないです。
デジタルサイネージは、ディスプレイが破損したり、不具合でコンテンツが表示されなくなるなど何かしらの不具合が起こった場合、修理が行われるまで情報配信ができなくなってしまうというリスクがあります。
しかし、アナログ看板は故障の心配がないため、一定期間情報発信を行うことができます。


アナログ看板やポスターのデメリット

ここでは、アナログ看板とポスターのデメリットを見ていきましょう。

・目立ちにくい
アナログ看板やポスターは、目立ちにくいという点がデメリットとしてあげられます。
デジタルサイネージは、高画質なディスプレイにコンテンツを映し出すため、視認性が高いですが、アナログ看板やポスターは静止画だけでの訴求となり、動きも出せないので、目立ちにくく、他の看板との差別化もしづらいです。
そのため、掲示する場所やデザインをしっかり検討する必要があります。


・伝えられる情報量が限られる
アナログ看板やポスターは、動画や音声が扱えず静止画のみでの訴求となるため、デジタルサイネージと比べて伝えられる情報量や訴求力が制限されてしまうという点がデメリットとしてあげられます。
そのため、テキスト数やデザインなど、1枚の静止画でわかりやすく情報が伝わるように工夫が必要です。


・一定期間同じ内容を掲示し続けなければならない
アナログ看板やポスターは、1つのスペースに1種類の情報しか掲示できないという点もデメリットとしてあげられます。
デジタルサイネージは、1つのスペースに複数バリエーションのコンテンツを配信できますが、アナログ看板の場合は同じ情報を一定期間掲示し続けなければいけません。


・内容の変更が大変
アナログ看板やポスターは、内容の変更を行う際には入れ替え作業を行わなければいけません。頻繁に掲示する内容を変更する場合には、入れ替え作業が負担となってしまう可能性があります。


デジタルサイネージの活用メリット

ここでは、デジタルサイネージを使って情報発信を行うメリットを見ていきましょう。

・昼、夜どの時間帯でも鮮明にコンテンツを映し出せる
デジタルサイネージは、ディスプレイ自体が明るいので、どの時間帯でも鮮明にコンテンツを表示できます。
室内であれば、どの時間帯でも一定の明るさに保たれているので問題ありませんが、屋外や窓際で情報発信をする場合、昼間は日差しが当たって明るく、夜は暗くなります。デジタルサイネージは、このように時間帯によって周辺状況が変化する場所でも、常に鮮明にコンテンツを映し出すことが可能です。
デジタルサイネージの種類によっては、周辺の光をセンサーで感知し、状況に応じてディスプレイの明るさを自動で調整してくれるものもあるので、最適な状態を維持しながら運用することができます。
どの時間帯でも目立つデジタルサイネージ
・幅広いコンテンツを配信できる
デジタルサイネージには、静止画だけでなく動画や音声も表示することができます。多種多様なコンテンツが放映できるので、設置場所やターゲット、伝えたいことを上手く表現するための方法を選択してコンテンツを作成することが可能です。特に動画コンテンツは、静止画だけでは伝えづらい情報もわかりやすく伝えることができます。


・伝えられる情報量が多い
デジタルサイネージは、1つのディスプレイにコンテンツを入れ替えて表示できるので、限られたスペースで多くの情報を伝えることが可能です。
アナログ看板の場合は、一定期間同じ内容の情報を掲示し続けなければいけませんが、デジタルサイネージであれば複数のコンテンツを配信することができます。
また、短時間で多くの情報を伝えられる動画を配信すれば、静止画よりも発信力の高い訴求が期待できます。
複数の情報を伝えられる

・時間帯ごとに表示内容を変更できる
デジタルサイネージは、CMS(コンテンツ管理システム)を導入することで、配信する時間帯や曜日、配信する順番、1つのコンテンツの表示時間などの設定が行えます。同じコンテンツを配信し続けるのではなく、曜日や時間帯といった「その時」に合った発信を行うことで、より効果的な訴求が行えます。
時間帯ごとに内容を変更できる

・コンテンツ管理がしやすい
ネットワーク型のデジタルサイネージの場合、コンテンツはネットを経由してデータで管理するため、コンテンツ内容の変更などが簡単に行えます。
アナログ看板の内容を変更するには、手作業で入れ替えを行わなければいけないので手間がかかってしまいますが、デジタルサイネージはパソコンでデータを変更するだけで切り替えができます。複数台のディスプレイをまとめて管理したり、遠隔で操作することも可能です。
遠隔操作ができる

デジタルサイネージのデメリット

ここでは、デジタルサイネージのデメリットを見ていきましょう。

・初期費用がかかる
デジタルサイネージのデメリットとしてまずあげられるのが、初期費用がかかるという点です。
機器の種類やサイズなどによって金額は変動しますが、デジタルサイネージを導入するには、機器本体の代金、STB、取付け金具やスタンド、コンテンツ配信システムの利用料といった費用がかかってしまいます。


・故障リスク
デジタルサイネージは精密機械なので、故障リスクがあるという点もデメリットとしてあげられます。
デジタルサイネージを設置する環境や用途を明確にし、必要な性能を備えた機器を選択することで故障リスクを抑えること可能です。
しかし、最適な機器を正しい方法で使用しても故障するリスクはゼロではないため、機器が故障した場合の保証内容を事前に確認するようにしましょう。
通常、メーカー保証として3年くらいの期間が設けられていることが多いですが、メーカーや販売会社ごとに内容が異なるので、どのような対応をしてくれるのかをしっかり確認しておくと安心です。


デジタルサイネージとアナログ看板の見え方比較

ここでは、街中に設置されていたデジタルサイネージとアナログポスターの写真をもとに、それぞれの見え方の違いを見てみましょう。

街中のある薬局に設置されていたデジタルサイネージとポスターの写真をご覧ください。
デジタルサイネージとポスターの見え方比較(昼間) こちらは昼間に撮影した写真です。曇りの時に撮影したので、窓への光の反射が抑えられていて、ポスターとデジタルサイネージのどちらも存在を認識できます。文字も読むことができますね。
特にデジタルサイネージはコンテンツの色味が鮮明に表現されているので、強調したいポイントがしっかり際立っているのが分かります。

デジタルサイネージとポスターの見え方比較(夜) こちらは夜間に撮影した写真ですが、視認性の違いは一目瞭然です。
ポスターの方はポスター自体に光が当たっていないため、文字が見えづらく、瞬間的に存在を認識できません。
一方、デジタルサイネージは、夜間でもモニターに映し出されている文字がくっきり見えます。色の再現性も高く、周辺環境が暗い夜でも一際目立っており、自然と目を惹きます。

このように、ポスターとデジタルサイネージを比較してみると、視認性や訴求力に大きな違いがあることがわかります。情報発信の柔軟性があり、効果的な情報発信が行えるデジタルサイネージはアナログ看板やポスターに代わる媒体としてこれからさらなる活躍が期待されています。


まとめ

以上、今回はデジタルサイネージとアナログ看板、ポスターをテーマにそれぞれのメリット・デメリットなどをご紹介しました。
それぞれの特徴を理解しながら目的や用途、設置環境に合った最適な方法で情報発信が行えるようにしていきましょう。

ビスコサイネージでは、お客様の目的や用途に合ったデジタルサイネージ機器のご提案を行っております。
機器の導入から運用までしっかりとサポートさせていただきますので、デジタルサイネージに興味のある方、ご導入を検討中の方はお気軽にご相談くださいませ!

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