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2021.05.28

「行ったら混んでいた」のストレスをなくす“混雑状況を可視化”するサービスの重要性

みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
外出した際に、「行きたかったお店に行ってみたらすごく混んでいた」、「飲食店に入店するまでに長時間待たされてしまった」ということを誰もが経験したことがあるのではないでしょうか?混雑具合が分からないことによって受けるストレスは大きいですよね。
今回はそんな多くの人が感じたことのあるストレスを軽減させる「混雑状況の可視化」についてご紹介していきます。


混雑状況の可視化ニーズの高まりと重要性

2020年に新型コロナウイルスの感染が拡大してから、私たちは日常生活を送る中でそれぞれが感染対策を意識した行動が求められるようになりました。
マスクの着用や手洗いうがいといった対策はもちろん、3密を回避したり、ソーシャルディスタンスを保つことが大切という考え方がすっかり私たちの間に定着しています。
自分や家族の安全を守るために「混雑している場所を避けたい」という意識は高まっており、こうした流れは今後も長期的に継続していくことが予想されます。

例えば、お店や施設を利用する際に事前にその場所の混雑状況を知ることができたら「今は混雑しているから時間をずらそう」といった行動をとることができます。コロナウイルスの感染対策にも有効ですし、効率的な行動をとることができてお客さんの利便性向上にもつながるでしょう。

しかし、店舗や施設の実情を見てみると、リアルタイムの混雑状況は実際にその施設や店舗まで足を運んでみなければわからないことが多く、「行ってみたら人が多くて利用を諦めた」、「お店に着いたら想定していたよりも人が多く、コロナウイルスが心配で安心して利用できなかった」という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

そのため、公共施設や店舗には正確な混雑情報をデータ化し、リアルタイムで配信できるサービスが求められており、こうした取り組みはお客さんの来店促進にもつながります。また、店内や施設の「混雑情報」はウィズコロナの時代だけでなく、コロナウイルスが落ち着いた後も、顧客満足度を高めるために重要なものとなっていくでしょう。


混雑状況の可視化サービスについて

カメラやセンサー、GPSなどから取得した情報を元にAIが混雑状況を判断し、デジタルサイネージやWEB、アプリなどに情報発信をするサービスです。
最近では、大掛かりな工事をしなくても利用できるサービスが多く提供されているので、施設規模に合わせて手軽に導入をすることが可能です。

bisco signage AIカメライメージ AI CAMERA ANALYSIS(bisco signage):AIカメラ分析


混雑状況を可視化して得られるメリット


メリット1:選択肢の提案や行動の変化を促す

利用者は混雑状況を一目で確認できるので、お店に来店するかしないかの判断をすぐに行うことができます。
また、商業施設のように複数の店舗が入店している場合、それぞれのお店の混雑状況をまとめて表示させることで、「ここが空いているから行ってみよう」というように他のお店への送客効果も期待できます。
今まで知らなかったお店を利用してもらうきっかけにもつながります。

メリット2:「3密」の回避

現状の混雑情報を発信することで、施設や店舗の利用者にコロナウイルスの感染対策を促すことができます。
さらに、しっかり感染対策をおこなっているというアピールにもつながるので、利用者に安心して施設を利用してもらうことができます。
利用者側は、発信されている混雑情報を確認して、人が多くいる場所を避け、空いているところを訪問するなど状況に適した行動をとることが可能となります。
混雑状況可視化イメージ 混雑状況可視化イメージ(bisco signage / AWL Light)

メリット3:利便性の向上

多くの人が利用するお店では、「お店に行ってみたら予想以上に混んでいて想定よりも待ち時間が発生した」、「お昼時はどこのお店も混んでいて空いている別のお店を探すのに時間がかかった」といったことが起こりやすいです。こうした状況は利用者にストレスを与えてしまいます。
混雑状況を発信することで、買い物であれば空いているお店から訪問したり、飲食店では混雑しているお店や時間を避けて来店するといったようにプランを立てて待ち時間なく効率的な行動をとることができます。

メリット4:業務オペレーションの改善

店舗や施設では、時間帯や曜日、日によって混雑具合にばらつきが発生します。常にスタッフを配置して即座に対応できるようにしていても、完璧に混雑状況を予測するのは難しく、お客さんへの対応が遅れてしまったり、待たせてしまうという状況が発生しやすいです。
しかし、特定のエリアにどれくらいの人がいるのか、人の流れを計測して混雑状況を可視化することで、スタッフは対応が必要な場所やタイミングを把握することができ、迅速に行動できます。適切な人材配置をおこなうことができるので、業務効率を高め、お客さんの満足度向上にもつながります。


活用事例

CASE1:商業施設
・エントランスに設置したデジタルサイネージに施設内の混雑状況を表示
・複数ある飲食店の混雑状況をWEBやアプリにリアルタイムで表示

CASE2:アミューズメント施設
・カラオケ、漫画、スポーツ、ボウリングなどエリアごとの混雑状況を発信

CASE3:オフィスや学校の食堂
・お昼時の混雑状況を配信、時間をずらしての利用を呼び掛ける

混雑状況を可視化することで、公共施設などさまざまな場所の利用者の利便性を高めると共に人の流れを最適化することができます。



まとめ

今回ご紹介した「混雑状況の可視化」は新型コロナウイルスの感染対策としてだけではなく、人が多く集まる場所では必然的に発生していた「混雑によるストレス」を軽減し、私たちに新しい豊かな体験をもたらしてくれるソリューションとなっていくでしょう。

ビスコサイネージでも混雑状況を可視化できるAIカメラ分析サービスを開始いたしました。混雑状況を測定する機能以外にも充実した機能を取り揃えているので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください!

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