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2020.07.31

【飲食店のデジタル化】コロナ対策や人手不足を救うロボット接客の可能性

ロボット接客 みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
飲食業界で大きな課題となっている人手不足。さらにコロナの影響で非接触接客の必要性が高まっています。これらの問題を解決するキーワードとなるのが「店舗のデジタル化」です。今回は、店舗運営のデジタル化としてロボットを活用している飲食店の事例についてご紹介していきます。

●飲食店のデジタル化

さまざまな業界において積極的にデジタル化が推進されていますが、飲食業界も例外ではありません。特に同業界で大きな課題となっている人手不足や非接触接客への対応を実施するには店舗運営のデジタル化は必要不可欠でしょう。すでに飲食店のデジタル化として、スタッフを介さずに注文を行うセルフオーダーシステムやテレビモニター越しにお客様を迎えるリモート接客、ロボットがスタッフの一員として配膳や接客を行うなどさまざまな取り組みが行われています。その中でも今回ご紹介する「ロボット接客」は、SF映画や漫画の中だけの話ではなく、未来の社会を現実のものとする具体的な取り組みとして注目されています。

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●ロボットを導入している飲食店の事例


<フロアロボット「PEANUT」が活躍する居酒屋>
配膳するロボット
株式会社Styleが展開している「定額屋 福岡天神大名店」ではコロナウイルスの感染予防対策として、日本システムプロジェクトが開発したフロア配膳ロボット「PEANUT」を2020年4月から導入開始しています。
定額屋ではもともとコロナ感染対策として、従業員のうがい手洗いやマスクの着用、検温の徹底、また店舗入口には消毒液の設置、店内の清掃や消毒などを実施しているそうです。しかし、料理の配膳などを行うことでどうしても従業員とお客さんが近距離で接触する機会が発生してしまうので、接触を極力減らす手段として「PEANUT」を導入しました。もともと「PEANUT」は人手不足を助けるロボットとして開発されたそうですが、配膳スタッフを減らすことができるのはもちろん、人と人が接触する機会を削減できるので結果としてコロナ感染対策としての効果も発揮できます。効率的で安心な店舗運営につながる取り組みですね。


<Pepperが接客するカフェ「Pepper PARLOR」>
Pepper PARLOR
出典:Pepper PARLOR

東急プラザ渋谷にある「Pepper PARLOR」は「人がロボットと共にくつろげる」場所を目指してオープンしました。同カフェは大人気のPepperを含む3種類のロボットが人と共に働き、お客様をおもてなしするカフェとなっています。
エントランスでお客様を迎えるPepperは利用人数の確認、注文、会計などの作業をこなし、時には注文するメニューを迷っているお客様には年齢や性別などから判断したおすすめのメニューを提案してくれるそうです。他にも相席をして一緒に遊んだり、記念写真を盛り上げるなど今まであまりなかった新しいロボット体験を提供してくれます。Pepperの他にもカフェのメニューコンセプトに合わせた世界の様々な国をイメージしたダンスを披露してくれるパフォーマンスロボット「NAO」。自動運転技術で店内の掃除をしてくれるAI清掃ロボット「Whiz」が活躍しています。料理や飲み物の調理やフロア全体の管理は人が行っており、人とロボットが共存して働いている良い事例です。徹底的に生産性を求めてロボットを導入しているというわけではなく、人とロボットの担当する役割をうまく分けることで、よりきめ細かいサービスや記憶に残る店舗体験空間を実現できるのではないでしょうか。


<たこ焼きとソフトクリームを作る調理ロボット>
たこやき調理ロボット
イトーヨーカドー幕張店内のフードコート内にある「ポッポ幕張店」では、コネクテッドロボティクス株式会社が開発をしたたこ焼きを作る「Octochef」とソフトクリームを作る「レイタ」の2つの調理ロボットを導入しています。
Octochefは生地の流し込みから焼く作業、そしてお皿への取り分けまでを行ってくれます。

レイタはソフトクリームを巻く作業から提供までを行います。
ソフトクリーム調理ロボット
店舗にいる従業員は調理作業をロボットに任せ、仕込みなどの作業に集中できるので、労働負担を軽減し、作業の効率化&店舗の省人化が期待できます。利用者からしても、自分が注文した商品をロボットが調理してくれている過程を見て楽しむことができるので、料理が出来上がるまでの時間を楽しみながら過ごすことができそうですね。

●まとめ

今回はロボットを活用した店舗運営を行っている飲食店の事例をご紹介しましたがいかかでしたでしょうか?コロナ対策や人手不足の解消といった課題解決のための取り組みとして活用されているロボット。すべての作業をロボットが担当すればいいということではなく、ロボットを店舗運営にうまく活用することで、働く人の作業負担が減り、人が担当したほうがいいサービス面に注力することできると思います。その結果、お客様に満足いただける価値や体験の提供につながるのではないでしょうか。いろいろな場面でロボットを活用する事例が増えているので、ロボットが当たり前のように私たちの生活の中に溶け込む日もそう遠くはない気がしてきますね。活用方法などもこれから更に進化していくのかと思うと今から楽しみです。

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