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2020.07.17

ウィズコロナ時代に飲食店が求められる「安全性」

飲食店営業再開イメージ みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ終息を迎えるまでには時間がかかるであろう新型コロナウイルス。
コロナウイルスが世界に与えた影響は大きく、人々の生活様式や行動パターンに大きな変化をもたらしました。
いまだ治療薬やワクチンが開発されていない状況で、わたしたちは感染防止対策を意識した新しい生活様式を取り入れ、新型コロナウイルスと上手に付き合っていかなければなりません。(ウィズコロナ)
今回の記事では、そんなウィズコロナ時代の飲食店に求められるコロナ対策についてご紹介していきます。


消費者の外食に対する意識

コロナ渦の緊急事態宣言により、飲食店での感染を懸念し、多くの消費者は外食を自粛しました。
実際にホットペッパーグルメ総研が実施した調査によると、緊急事態宣言が発令された4月の外食実施率は28.8%、5月は31.4%と外食を実施した人たちは前年度比で-45~47ポイント減少しています。
しかし、「緊急事態宣言解除後の外食実態調査」では、「外食を再開するつもり」は54%、「当分は控える」が34.1%となっており、外食を前向きに検討している人は半数にまで回復しています。そんなウィズコロナ時代に飲食店が求められるコロナ対策についてお話しています。では消費者が飲食店を利用再開する際に重視していることはなんでしょうか?

ファンくるがおこなった調査によると、「飲食店を選ぶ際にお店の新型コロナウイルス対策を重視する」が86%を占めるというデータがでています。
この結果から、お客様の不安を取り払い、安心してお店に来店してもらうためには衛生面や安全面への対策が不可欠だと言えるでしょう。


ウィズコロナで飲食店に求められる「安全性」に配慮した対策や取り組み

ここではお客様に安心して来店してもらうために必要なコロナ対策についてみていきます。
コロナを撃退

スタッフの健康管理

・スタッフの検温を実施
・マスクやフェイスガード、手袋の着用を義務化
・頻繁に手指の消毒や手洗いを実施
店舗に新型コロナウイルスを持ち込まないためには、スタッフの体調管理が重要です。
今まで以上に、スタッフの体調管理には気を配り、出勤するスタッフに対しては出社する前に検温を徹底させるなどの対策を実施しましょう。


お客様の安全対策

・お客様が入店する際の検温
・店舗入り口やトイレなどに消毒アルコールを設置し、除菌を行ってもらう
・食事中以外はマスクの着用をお願いする
お客様がお店に入店される際に検温をするのがベストですが、時間がかかって実施するのが難しい場合は発熱や咳などの自覚症状があるお客様には入店をご遠慮いただく旨を掲示するようにしましょう。
また最近ではAIを活用し、カメラの前を通った人の検温をしてくれるサービスなどもあるので、そういったサービスを導入するのもひとつの手だと思います。


客席の配置

・テーブルは最低1m以上の間隔をあけるか、パーテーションなどの仕切りを設置
・カウンター席は密着しないように適度なスペースを空ける
・テーブルでの相席は避ける
店内のスペース上1m以上間隔をあけるのが難しい場合は、パーテーションをつけるなどの工夫が必要です。
また対面席の場合、他のグループと背中合わせになるように椅子を配置するなどしましょう。


店舗内の状態を清潔に保つ

・お客様が入れ替わるごとにテーブルや座席、メニューなどの消毒を実施
・使いまわしによる感染を防ぐため使い捨てのコップやお箸を利用
(使い捨てに抵抗がある場合は必要な数だけカトラリーを設置するなどの対応を実施)
・店内清掃を徹底しドアノブや券売機など多くの人が触れる場所はこまめに除菌を行う
お客様が一番接触するテーブルやメニューなどはお客様が入れ替わるごとに消毒することが大切です。
また調味料などをテーブルに設置するのを避けるのが好ましいですが、それが難しい場合はこまめに消毒を実施するようにしましょう。


非接触対応の推進

・オンライン注文や決済への対応
・店舗内での支払いでは現金手渡しを極力避け、電子決済などの利用を促進
・できあがった料理を置く、受け渡し専用カウンターなどの設置
オンラインオーダーの導入が難しい場合は、お客様の対面ではなく側面に立ってオーダーを聞くようにしましょう。
最近では、お客様の携帯を使って行うセルフオーダーシステムや客席への案内をテレビモニター越しで行うバーチャル接客など、デジタル技術を活用して非接触接客を実現している店舗もあります。
今まで当たり前だった接客方式が見直され、今後お客様とスタッフとの接触は必要最低限に削減されていくでしょう。

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ウィズコロナの飲食店

コロナの流行により私たちの生活は一変しましたが、「緊急事態宣言」が解除され、少しずつ日常を取り戻しています。
しかし、以前のようにお客様に安心してお店に来店してもらうためには、コロナへの感染対策をしっかりと行うことが大切です。
その取り組みが働くスタッフの安心感にもつながります。まずはできるところから対策を始めていきましょう。
またコロナ対策の実施状況は自社のHPやSNSなどで発信し、お客様への来店を促すこともおこないましょう。

コロナ対策をして安全

以上、今回はウィズコロナ時代に飲食店が求められる安全性として実施するべきコロナ対策についてご紹介しました。
ご不明点がある方はお気軽にご相談ください!

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