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2022.08.19
集客効果UP!飲食店での看板活用のポイント
目次
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
飲食店の店頭ではさまざまな看板が設置されているのを目にします。飲食店にとって看板はお店の存在をターゲットにアピールするために必要不可欠なツールですが、ただ置いているだけでは効果的な情報発信が行えません。
今回の記事では、「看板」をテーマに、効果的な集客を行うために気を付けたいポイントをご紹介していきます。
看板の役割とは?
飲食店に設置される看板には、大きく分けて2つの役割があります。1つ目が、お店の存在をお客さんに知ってもらい来店につなげる集客ツールとしての役割、2つ目が、何を提供しているかを知らせる販促ツールとしての役割です。
飲食店を利用する際に、具体的に目的がある人はインターネットなどを使って事前に条件に合ったお店をリサーチして来店しますが、そうではなくたまたま通りかかったお店にふらっと来店する人も多いです。看板はこのような不特定多数のターゲットに自分たちの存在を認識してもらうのに役立ちます。
看板を使ってお店のコンセプトや店内の雰囲気、提供しているメニューといったお店に関する情報を魅力的にアピールすることで、来店のキッカケを作ることができます。
看板を設置する際には、これら2つの役割が果たせるかどうかが重要になるので、いくつかのポイントを押さえて効果的に活用できるようにしていきましょう。
飲食店で活用されている看板の種類
ここでは、飲食店でどのような種類の看板が活用されているのかご紹介していきます。・ファサード看板
店舗の入口上部に取り付ける横長型のサインをファサード看板といいます。
店名を設置したり、店舗のイメージや雰囲気を伝えるための「顔」となる看板です。
・ウィンドウ看板
その名の通り、店舗の窓面に設置される看板のことをウィンドウ看板といいます。
窓という空きスペースを活用して、営業時間や販売中の商品情報などを伝えることができます。
2階以上にお店がある店舗でも効果的に活用ができる看板です。
・壁面看板
建物の壁面に取り付ける看板のことを壁面看板といいます。
一般的に比較的大きいサイズのものが多く、高い広告効果が期待できる看板です。
・スタンド看板
店舗前の路上に設置する看板のことをスタンド看板といいます。
多くの飲食店に設置されている看板で、路上を歩く人に対して店舗の存在やイチオシのメニューやランチメニューなどをアピールするのに活用されている看板です。
・袖看板
建物の壁面から飛び出すようにして取り付ける看板のことを袖看板といいます。
店舗入り口に平行設置されるファサード看板とは対称に、袖看板は垂直に取り付けられるので、遠くから歩いてくる歩行者の目印になりやすいです。
2方向から歩いてくるターゲットに対してお店の存在をアピールすることができる看板です。
集客力を高める看板のポイント
効果的に看板を活用するためには、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。ここでは、看板を設置する際のポイントについてご紹介していきます。
視認性が高い
看板を設置していても、お客さんに気付いてもらえなければ意味がないので、視認性を高めることが大切です。視認性を高めるためには、背景色と文字色の組み合わせを考え、見やすい文字の大きさにするようにしましょう。
背景色や文字色は、お店のコンセプトカラーや提供する料理などに合わせたり、色が持つイメージを活用するのもおすすめです。
例えば、「赤」や「オレンジ」は食欲を増進させる効果があると言われていますが、反対に青は食欲を減退させてしまうため注意が必要です。
気持ちを落ち着かせたり、新鮮さ、ヘルシー感、ナチュラルでクリーンなイメージを与えるなら「緑」、「茶色」は高級感や安定感といった印象を与えることができます。
周囲の風景、看板と同化させない
景観保護のために設置できるデザインに制限がある地域は例外ですが、周辺の景色や近隣のお店の看板と同化しないようにすることも大切です。お店のコンセプトやイメージカラーを考慮しながら、周辺環境で使用されていない色の組み合わせやデザインにして、自分の店舗の看板が目立つように工夫するようにしましょう。
夜間でも明るくて見やすい
看板はその存在に気付いてもらうこと、発信している情報がしっかり伝わることが大切です。夜の時間帯は周辺環境が暗くなるので、看板の存在に気付きにくく、どんな情報が掲示されているかも見えにくいです。
これでは、せっかく情報発信をしていても、お客さんに情報が届かず来店も見込めないので照明をつけて夜間でも看板の存在が目立つようにしましょう。
どんなお店か伝わる情報を発信
看板での情報発信は、ターゲットがお店の前を通る一瞬でどれだけ効果的にお店のことをアピールできるかも重要になります。自分たちはどんなジャンルの飲食店なのか、提供しているメニューやイチオシメニューなどの情報をわかりやすく伝える工夫が必要です。
例えば、街を歩いていて、店名がローマ字表記で「gente taverna」とだけ書かれたおしゃれなお店を見つけたとします。名前をパッと見ただけでは、読み方、そしてなんのお店なのかもわかりませんよね。
このような状態だと、お店自体に興味を持ってくれても入店するまでに至らないので、せっかく新しいお客さんに利用してもらえるチャンスを逃してしまいます。
上記の例であれば、「イタリアン酒場 ジェンテ タヴェルナ」というように、なんと読むのか、何屋さんなのかを表記するようにしましょう。
また、ターゲットが看板を見るのは通りかかる数秒の間なので、文字がたくさん書いてあると全ての情報を認識できません。そのため、短時間でお店の情報や魅力が伝わるようにわかりやすく、端的に表現するのがポイントです。
設置場所
ターゲットがどこの位置からディスプレイを見るのかをイメージして設置する場所を決めましょう。例えば、ターゲットが歩いていく進行方向に向けて看板を設置していても、看板の存在に気付いてもらうことはできません。せっかく看板を設置していてもこれでは意味がないので、ターゲットが歩いていく進行方向に対して対角に設置するなど、1人でも多くのターゲットの視界に入るように設置場所を工夫するようにしましょう。
実際に、お昼や夜の人の流れが多い時間帯に店頭の様子を確認してみるのがおすすめです。
ウィンドウ、壁面、スタンドにはデジタルサイネージもおすすめ
今まで飲食店の看板と言えば、アナログタイプの看板が主流でしたが、最近ではアナログ看板よりも目立ちやすく、インパクトのある訴求が行えるデジタルサイネージを導入する飲食店が増えています。ここでは、飲食店の看板として利用できるおすすめのデジタルサイネージをご紹介していきます。
スタンド、壁面には屋外サイネージ
屋外の壁面やスタンドに立てて看板を活用したい場合には、屋外用デジタルサイネージがおすすめです。屋外用デジタルサイネージは、アナログ看板よりもディスプレイが明るいので視認性が高く、イチオシのメニューや店舗情報を効果的にターゲットに伝えることができます。
ウィンドウには窓サイネージ
窓際に看板を設置したい場合には、窓用デジタルサイネージがおすすめです。窓用デジタルサイネージも明るいディスプレイが搭載されているので、窓ガラスに太陽の光が反射しやすい昼間の時間帯や夜の暗い環境でも存在感を発揮します。
動画や静止画を使ったインパクトのある訴求が可能です。
まとめ
以上、今回は飲食店の看板をテーマに効果的な集客を行うためのポイントについてご紹介しました。看板はお店の顔なので、看板のデザインや発信する情報などによって、集客力に大きな差が生まれます。どこの飲食店でも看板を活用して日々情報発信が行われているため、他店に差をつけるために、さまざまな工夫を行って効果的に集客が行えるようにしていきましょう!
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