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2020.07.10
デジタル化が人手不足を救う?!飲食業界が抱える課題と今後について
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
飲食業界では人手不足や運営コストの上昇、消費者の外食離れなどさまざまな課題が話題になっていますね。
最近ではコロナウイルスの流行による売上の低下など、同業界が抱える課題は山積みです。
今回は、飲食業界の人手不足解消を考えていくうえでキーワードとなる「店舗運営のデジタル化」についてお話をしていきます。
飲食店が抱える人手不足&賃金の高騰問題
飲食業界の最大の課題となっているのが深刻な人手不足です。 もともと少子高齢化が要因となっていた人手不足ですが、コロナの影響下でアルバイトなどのシフトカットや解雇をおこなった結果、コロナが落ち着き始めたいまになって人材が不足している店舗も多いようです。店舗を運営する人員が足りず十分なサービスを提供できないお店は、営業を停止せざるを得なかったり、それを避けるために相場以上の時給設定で労働者の募集をおこない、結果的に人件費がコストを圧迫している店舗は増えています。
本来力を注ぎたいサービス面に集中できず店舗運営に頭を悩ませている飲食店にとって、限られた人員でいかに効率的に店舗運営をするかが今後重要となっていくでしょう。
省人化の必要性
人手不足&人件費の高騰といった問題を解決する方法として「省人化モデル」が注目されています。注文や会計業務など今まで人が行ってきた業務内容を見直し、デジタルで対応できるところはシステム化していく動きです。
その一例がセルフレジサービスです。
会計による混雑やお客さんの待ち時間を省いてくれるセルフ方式は店舗側、顧客側の双方にとって良い効果をもたらしてくれます。
このように飲食業界では、少人数で店舗の運営ができるよう根本的に業務内容を効率化していく流れが増えています。
注目されるセルフオーダー
店舗運営を効率化するシステムが導入されていくなか、最近ではスマホアプリなどを利用したセルフオーダーシステムが注目を集めています。これは、注文~支払いまでを顧客のスマホで完結させる仕組みです。イートイン店舗の場合、テーブルに設置されているQRコードを顧客が読み込み、そこからオーダーを行うというものです。顧客は自分のタイミングで注文ができ、スタッフはオーダーをとるという作業がいらなくなります。
また、日本語だけでなく、英語や日本語といった言語に対応していて訪日外国人の方にも利用してもらいやすいといったメリットもあります。
このシステムはテイクアウトでも活用されており、モスバーガーやマクドナルド、スターバックスといった大手企業でも専用のアプリで事前に注文&決済を済ませて商品を取りに行くBOPIS(Buy Online Pickup In-Store)というスタイルが浸透し始めていますね。
セルフオーダーを利用することで、注文・会計の作業がオンライン上で完結するので、今まで当たり前のように行われていたやり取りを大幅に削減できます。
飲食店の今後
労働人口が減っていく日本では、店舗運営を維持していくためには業務の効率化は避けられないでしょう。店舗運営にかかわる作業を見直し、人がおこなった方がいい作業、デジタル化したほうがいい作業をしっかりと見極めバランスをとった対応をしていくことが必要になりそうです。
本当に人がおこなった方がいい作業に人員を集中させることで、結果的に顧客満足度の向上につながるでしょう。
最近では、省人化モデルとしてロボットを店舗運営に活用する面白い事例も増えています。
今後さまざまな方法で人手不足を解消する取り組みが行われていくでしょう。
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以上、今回は飲食店における店舗運営の効率化についてセルフオーダーを題材にお話をしましたがいかがでしたでしょうか。
飲食店のデジタル化や、デジタルサイネージにご興味がある方はお気軽にご相談ください。
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