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2022.11.25

2022年の忘年会は6割が参加の意向、ワタミがキャンセル無料サービス開始

みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
コロナウイルスが流行してから3年が経過しました。現在は屋外でのマスク着用が原則不要になるなど、ウィズコロナの流れが進んできてはいるものの、コロナ感染第8波やインフルエンザへの感染懸念が徐々に高まっています。
こうした状況のなか、2022年も残すところ約1ヵ月、久しぶりに行動制限のない忘年会シーズンの到来となりますが、今年はどのような動向が予想されているのでしょうか?
今回は、キャリアや転職全般に関する研究や各種調査を行う機関であるJob総研を運営する「株式会社ライボ」と居酒屋を展開している「和民株式会社」が実施した忘年会に関する調査についてご紹介していきます。


職場の忘年会実施率は昨年よりも上昇、しかしコロナ禍前の半数以下

Job総研が、全国の20~50代の男女社会人を対象に実施した「2022年 忘年会意識調査」によると、今年の職場忘年会の実施有無は、「実施する」と回答したのが31.4%、「実施しない」が68.6%で今年も忘年会の自粛傾向は継続しています。
コロナ禍前の2018年には73.5%が忘年会を実施していたため、この年と比べると実施率は半数にも満たないことがわかりました。
しかし、最も実施率が低かった2020年の10.8%から、翌年2021年は18.7%、今年は31.4%と着実な増加傾向にあることが明らかとなっています。
出典:ホットペッパーグルメ外食総研「2022年 忘年会意識調査」


職場の忘年会、社員の半数以上が参加する意向あり

一方、「今年職場の忘年会が開催された場合の参加意欲」についての質問に対する回答は、「進んで参加する」34.5%、「気は進まないが参加する」が28.8%となり、合計63.3%が参加する意向を示しています。コロナ感染のリスクがあるため、企業として積極的に忘年会を開催しづらい状況が続いていますが、この結果から社員個人の参加意欲は少しずつ戻っていることがわかります。
出典:ホットペッパーグルメ外食総研「2022年 忘年会意識調査」


「参加する」と回答した487人に参加する理由を回答してもらったところ、「コミュニケーションを取るため」が84.0%で最多となり、次いで「上司との関係を構築するため」が45.6%、「同僚との関係を構築するため」37.4%という結果となりました。
コロナ禍でリモートワークが普及したことにより、上司や同僚といった社内の人たちとコミュニケーションをとる機会が減ってしまったからこそ、忘年会のように対面で合ってコミュニケーションがとれるイベントは社内の人間関係を構築する場として期待が寄せられているのではないでしょうか。
出典:ホットペッパーグルメ外食総研「2022年 忘年会意識調査」


ワタミ「前日までキャンセル料無料キャンペーン」を実施

こうしたなか、ワタミ株式会社は同社で展開する「ミライザカ」と「三代目 鳥メロ」の193店舗において、新型コロナウイルスの感染を理由とする忘年会のキャンセル料を前日までの連絡であれば無料とするキャンペーンを開始しました。
大人数が利用する宴会の前日キャンセルは、食材の仕入れ調整も難しく、お店にとって大きなリスクとなりますが、こうしたリスクを抱えてでも同キャンペーンを実施しているのは、同社が実施したアンケート調査の結果が大きく関係しています。

その調査によると、コロナ禍で飲食店をキャンセルしたことがある人は13%という結果がでており、コロナを理由にしたキャンセルは実際のところ少ないことがわかりました。
その一方で、忘年会を予約する人の47%、約半数がキャンセル費用の心配をしていると回答しています。同社はこの結果をふまえ、「キャンセル料」を免除することで、忘年会を予約するお客さんの心理的ハードルを下げて、自社を選んでもらえるような優位性を作るためにキャンセル無料キャンペーンの実施をスタートさせました。
ピーク時に比べて忘年会の開催件数は下がっていますが、他社と比べていかに自社を選んでもらうかという視点に重点を置いたキャンペーンとなっています。
出典:ワタミ株式会社


まとめ

以上、今回はJob総研が実施した忘年会に対する意識調査とワタミ株式会社のキャンペーンについてご紹介しました。
12月を目前に控え、徐々に戻りつつある忘年会のスケジュール調整や予約が始まっていますが、忘年会を開催する場合は、基本的なコロナウイルスの感染対策を実施して安全を確保しながら、社内の人とコミュニケーションを取る貴重な場として楽しんでほしいと思います。

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