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2022.04.08

今年の歓送迎会需要は回復傾向に?ホットペッパーグルメ外食総研の調査結果

みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
春の時期の定番イベントと言えば、歓送迎会やお花見ですね。新型コロナウイルスの影響で、こうしたイベントはここ数年控えられる傾向にありましたが、まん延防止措置が解除された今年はどうなるのでしょうか?
今回はリクルートの外食調査・研究機関である「ホットペッパーグルメ外食総研」が実施した2022年春の歓送迎会・花見についての調査結果をご紹介していきます。

▼調査について
調査期間:2022年2月1日~2月9日
調査対象:首都圏・関西圏・関東圏在住の20~69歳の男女
有効回答数:9,466人


「歓送迎会」「花見」ともに参加回数減少は1割以下。昨年と同程度になる見込み

2022年春の「歓送迎会」「花見」への参加回数の見込みは、「昨年と変わらない」との回答が調査開始以来最多の91.7%となりました。
「昨年より大きく増えそう」「昨年よりやや増えそう」と回答した増加派の合計は7.4%(前年比3.3%増)。
一方で、「昨年より大きく減りそう」「昨年よりやや減りそう」と回答した減少派の合計は0.8%(前年比7.0%減)と大幅に減少する結果となりました。
増加派を性年代別で見てみると、20代男性が最も多く15.2%、次いで20代女性が13.9%と若年層で増加する傾向がありそうです。

2021年の「歓送迎会」の参加率は7.6%で、コロナ禍前の2019年の30.9%から2年連続で減少していました。
しかし、今年は減少派がほとんどいないことから、新型コロナウイルスの感染拡大による影響は下げ止まり、2021年と同じくらいの参加率が見込まれます。

※歓送迎会は店舗で行うものに加えて、オンラインでの開催も含めて訪ねている


「花見」への参加回数の見込みも、「昨年と変わらない」との回答が調査開始以来最多の91.7%となりました。
「昨年より大きく増えそう」と「昨年よりやや増えそう」と回答した増加派の合計は7.7%(前年比4.6%増)。
一方で、「昨年より大きく減りそう」「昨年よりやや減りそう」と回答した減少派の合計は0.6%(前年比3.4%減)となりました。
2021年の「花見」の参加率は11.1%と2020年の9.4%から微増しており、増加派が減少派より上回っている今年も前年並みもしくは微増する可能性がありそうです。

※お花見は、店舗および店舗以外の屋外やホームパーティー、オンラインで行うものも含めて訪ねている
出典:ホットペッパーグルメ外食総研


平均予算は「歓送迎会」が3年ぶりに増加予想、「花見」は2年連続で減少予想

2021年における「歓送迎会」の実際の参加費は、1人1回あたり「3,000円~4,000円未満」が最も多く26.8%、次いで「5,000円~6,000円未満」が僅差の25.9%でした。2022年の想定額も「3,000円~4,000円未満」が最多の28.3%、2番目に多い価格帯が「5,000円~6,000円未満」で26.9%と前年と同じグラフの形状となっています。
1人1回あたりの想定支出金額平均は3,885円(前年比142円増)で、3年ぶりに増加が予測されます。想定予算と実際の参加費を比べると、毎年上振れしているため、今年の参加費も前年越えの可能性が高そうです。

一方で、「花見」は2021年の実際の参加費と2022年の想定額はどちらも「2,000円未満」が最も多く、実績、想定ともに3,000円未満がシェアの過半数を占めています。
今年の1人1回あたりの想定支出金額平均は2,293円(前年比45円減)で2年連続して前年比マイナスの予想となっています。

出典:ホットペッパーグルメ外食総研


「歓送迎会」は「会社・仕事関係」が微増予想、「花見」相手は「家族・親族関係」が最多

2022年春、参加する機会がありそうな「歓送迎会」の相手については、「会社・仕事関係」が最も多く18.1%でした。前年と比べると1.1%増加しましたが、コロナ禍前(2020年初旬調査調査:36.5%)と比べると回復にはまだ遠い結果となっています。
また次いで多かった「友人・知人関係」は7.7%(前年比0.2%増)と微増の予想です。

一方で、「花見」は、「家族・親族関係」が12.7%(前年比1.5%増加)で、「友人・知人関係」の9.8%(前年比1.2%増)を上回り、2年連続で最多となりました。
「会社・仕事関係」は4.4%(前年比0.9%増)と微増にとどまる見込みとなっています。
出典:ホットペッパーグルメ外食総研


まとめ

以上、今回はホットペッパーグルメ総研が実施した「歓送迎会」と「花見」に関する調査についてご紹介しました。
3月下旬から4月にかけて行われるこうしたイベントでは、イートインやテイクアウト、デリバリーといった様々な形態で飲食店のサービスを利用する需要が高まるため、飲食店にとって大事な時期ですね。
今回の調査結果を見てみると、歓送迎会もお花見も参加回数は昨年同様か微増と予想されているので、十分ビジネスチャンスが期待できそうです。

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