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2020.10.15

デジタルサイネージを屋外に設置する際に注意したいこと

屋外デジタルサイネージイメージ みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
最近では街中のビジョンや商業施設のフロアガイドなど屋内外の様々な場所に設置されているデジタルサイネージですが、設置する場所によって気を付けなければいけないポイントが違います。
今回は、デジタルサイネージを屋外に設置するにあたって注意したほうが良いことについてご紹介していきます。


屋外用デジタルサイネージを導入する際に注意したいこと


1:雨風やホコリに耐えられる防水や防塵性能があるものを

屋外にデジタルサイネージを設置する場合、雨風やホコリにさらされるのでそれに耐えられる防水、防塵の性能が重要です。
屋外といってもアーケードや屋根がある場所とそういったものがない場所では受ける影響が変わってくるので、設置する屋外環境をしっかり把握しておくようにしましょう。
電子機器内への異物の侵入に対する保護等級が「IP」という規格によって定められており、屋外用のデジタルサイネージとして利用する際には「IP55」や「IP65」くらいの性能があるものを選ぶとよいでしょう。

2:機器に熱をため込まない造りになっているものを

日中屋外にディスプレイを設置すると機器の温度上昇が故障の原因になります。防熱対策がしっかり行われていない場合、ディスプレイに直射日光が当たりすぎると画面の一部が黒く変色するブラックアウトという現象が起こることがあります。
こうした故障リスクを避けるためにもクーラーやファンなどの防熱対策が施されている製品を選ぶようにしましょう。

3:直射日光に負けない高輝度なものを

機器を設置する場所が直射日光の当たる環境だと、光が当たってもコンテンツがしっかり見えるようにディスプレイの輝度(明るさ)が重要です。
この明るさを表す単位のことをcd/㎡(カンデラ)といい、屋内用のデジタルサイネージでは「350~1000cd/㎡」、屋外用では「2500~5000cd/㎡」くらいの輝度が必要とされているので、この数値を参考にしましょう。
数字で見てもわかるように、屋内用と屋外用ではディスプレイの明るさに大きな差があります。弊社のデモルームにも屋外用のディスプレイが設置されているのですが、室内で見るとその明るさの違いは一目瞭然です。


屋外用のデジタルサイネージの価格について

屋外用のデジタルサイネージは、屋内用のデジタルサイネージと比べて外の環境でもしっかり機能するように防水・防塵性能が追加されていたり、ディスプレイの明るさが強化されているので屋内用のデジタルサイネージと比べて機器の価格はどうしても高くなってしまいます。
またディスプレイが高輝度なので通常よりも消費電力が高くなりランニングコストもかかります。
そのため、短期間での利用を考えている方や機器を導入するのはハードルが高いと感じている方は試しにレンタルで導入するのもおすすめです。


飲食店における屋外用デジタルサイネージの活用方法


1:店頭で効果的に商品をPR

お店の利用者を増やすためには、リピーターの維持はもちろん新しいお客さんに利用してもらうことも大切です。
実際、飲食店を利用する際に多くの人が偶然通りかかって気になったお店に入店しているそうです。
新規のお客さんを獲得するためには、いかに飛び込みのお客さんを獲得するかがポイントになっており、お店の前を通る人たちに足を止めてもらうようなアピールをする必要があります。
通常大人の歩く速度は時速4kmと言われており、1分間で80m、1秒間で1.4m進むとされています。そのため歩行者が10~15m離れた場所からお店の看板を見つけてくれたとしても、たった10秒ほどでお店の前を通り過ぎてしまいます。その間ずっとお店の看板を見てくれていたらまだいいですが、歩きながらいろいろな考え事をしたり、通り過ぎる人、他のお店や標識などさまざまなものが視界に入ってきます。
つまり歩行者が自分のお店の看板を見てくれるのは本当に一瞬だということです。いかにその一瞬で視線を引き付け、お店や商品の魅力を伝えられるかがお客さんに来店してもらえるかどうかに繋がります。

そこでおすすめなのが屋外用デジタルサイネージの活用です。
屋外デジタルサイネージを利用すると、高画質なディスプレイでおすすめの商品や限定商品を実物に近いイメージで伝えることができます。
さらに動画や音声を使ったコンテンツの配信もできるので、紙やポスターなどと比べて効果的でよりインパクトのある情報発信が可能です。
屋外デジタルサイネージ設置事例 店頭で限定商品の宣伝を実施

2:ドライブスルーで効率的に商品をおすすめ

ドライブスルーでは利用者がレーンに入ってきてから注文するまでの限られた時間で効率的に商品の宣伝をおこなうことが大切です。
入り口付近で新商品の宣伝をおこない、オーダーを受ける際にはお客様の注文状況に合わせ関連商品などをおすすめして追加購入してもらえるように働きかける必要があります。
従来の紙やポスターのメニューボードでは、表示したいタイミングや内容に合わせて配信するコンテンツを変更するのは不可能でした。
しかし屋外デジタルサイネージを利用すると、配信するコンテンツを柔軟に変更することができます。
おすすめの商品や期間限定の商品、人気のある商品を適切なタイミングでご紹介することでお客様にとっても満足のいくドライブスルー体験を提供することができます。
ドライブスルーに設置されている屋外デジタルサイネージ ドライブスルーレーンでメニューボードとして活用


まとめ

今回は屋外デジタルサイネージを導入する際の注意点と活用方法についてご紹介しました。
屋外にデジタルサイネージを設置する際は、屋内での利用と比べて防水・防塵性能やディスプレイの明るさなど考慮しなければいけないポイントがたくさんあります。
使う場所や用途に合ったものを選ぶのは難しいですよね。
屋外用デジタルサイネージは弊社でも取り扱いがある製品です。みなさんのご要望にあった商品や活用方法をご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください。相談はこちらから!

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