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2021.12.10
看板による情報発信の課題とそれを解決する屋外デジタルサイネージ
目次
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
屋外では企業の広告や公共施設のインフォメーションなどの情報がさまざまな方法で発信されています。
今回の記事では、屋外における看板やパネルを使った情報発信の課題と屋外用デジタルサイネージの導入によって期待できることについてご紹介していきます。
屋外における看板やパネルを使った情報発信の課題
街中を歩けば看板やパネル、デジタルサイネージなどさまざまな方法で情報発信が行われている様子を目にすることができます。多くの情報が溢れている屋外環境においては、自分たちが発信している情報をそれらの中に埋もれさせることなく、いかに不特定多数のターゲットに対して効果的にアプローチできるかが重要になりますが、従来の看板やパネルを使った訴求よりも有効な情報発信の媒体としてデジタルサイネージが利用されるケースが増えてきています。
▼看板やパネルを使った情報発信の課題事例
・目立たず、多くの屋外広告に埋もれてしまう
・何が表示されているのか見えづらい
・伝えたいことが多すぎて限られたスペースでは情報を発信しきれない
・掲示するコンテンツを変更するのに時間がかかり、タイムリーな情報提供ができない
・印刷コストやコンテンツの制作、設置、回収に手間がかかってしまう
・印刷物ではコンテンツがリアルに表現できず、魅力が伝わりづらい
・目立たず、多くの屋外広告に埋もれてしまう
・何が表示されているのか見えづらい
・伝えたいことが多すぎて限られたスペースでは情報を発信しきれない
・掲示するコンテンツを変更するのに時間がかかり、タイムリーな情報提供ができない
・印刷コストやコンテンツの制作、設置、回収に手間がかかってしまう
・印刷物ではコンテンツがリアルに表現できず、魅力が伝わりづらい
屋外用デジタルサイネージを導入することで得られる効果とは?
それでは屋外での情報発信にデジタルサイネージを活用することでどのような効果が期待できるのでしょうか?ここでは4つの効果についてご紹介していきます。
インパクト、視認性の高さ抜群
屋外用デジタルサイネージを活用することで、効果的に情報発信を行うことができます。看板やパネルを使って情報発信を行う場合、デジタルサイネージに比べて目立ちにくいため風景と同化しやすく、歩きながら移動しているターゲットの視界に入りづらいというデメリットがあります。
一方、屋外用デジタルサイネージのディスプレイは高画質で明るいので、ターゲットの視界に入りやすいというメリットがあります。
新商品やおすすめのメニュー、提供しているサービス、店内紹介といったお店の情報を効果的にアピールすることが可能です。
スピーディーな情報発信ができる
屋外用デジタルサイネージを利用することで、時間や好きなタイミングに合わせて配信するコンテンツを素早く変更できます。看板やパネルを使って情報発信を行う場合、配信するコンテンツを変更するにはコンテンツを新しく印刷し、掲示をするという流れになり時間がかかってしまいます。
一方、屋外用デジタルサイネージはデータを変更するだけでいいので、ディスプレイが遠方に設置されていようと、複数台設置されていようと関係なく必要なタイミングで情報を変更できるというメリットがあります。状況に合わせた最新の情報を発信することが可能です。
伝えられる情報量が多い
屋外用デジタルサイネージを利用することで、同じスペースであっても多くの情報を伝えることができます。看板やパネルを使って情報発信を行う場合、複数の情報を発信するにはその分看板やポスターを用意する必要がありました。
多くの情報を一度に掲示すると見ている側にごちゃごちゃした印象を与え、伝えたいことが伝わりづらくなってしまいます。
一方、屋外用デジタルサイネージは1つのディスプレイに複数のコンテンツを切り替えて表示することができるので、伝えられる情報量が格段にアップします。限られたスペースですっきりわかりやすく情報を伝えることが可能です。
業務の効率化
屋外用デジタルサイネージを利用することで、日々の業務を削減することができます。看板やパネルを使って情報発信を行う場合、掲示する情報を変更する際にはスタッフの人が手作業で貼り替えを行う必要があります。
掲示物を変更する頻度にもよりますが、こうした貼り替え作業は少なからず負担となってしまいますし、不要になった印刷物も処分しなければなりません。
一方、屋外用デジタルサイネージはデータ更新を行うだけで簡単にコンテンツを変更することができるので、業務負担を軽減させることが可能です。
事前にスケジュール設定をしておくと、自動でコンテンツの入れ替えも行われるので、コンテンツの変更し忘れの防止にもつながります。
また、コンテンツはデータでの管理になるため、印刷物の処分を行う必要もありません。
屋外用デジタルサイネージの活用事例
実際に屋外用デジタルサイネージはさまざまな用途で活用されています。ここでは屋外用デジタルサイネージがどのように活用されているのかいくつか事例をご紹介していきます。
飲食店の店頭プロモーション
街頭ビジョンの企業広告
駅の案内看板
屋外でデジタルサイネージディスプレイを使う時の注意点
屋外でのデジタルサイネージの利用は、屋内環境とは違い、雨や風、ホコリにさらされたり、人や物がぶつかってくる可能性があるなど、過酷な環境下での利用が想定されるため、安定的に稼働させるために必須となる条件があります。ここではその3つのポイントについてご紹介していきます。
防水防塵機能が備わっているか
デジタルサイネージのような精密機械にとって雨や風、砂、ホコリなどの存在は故障の原因となるため、屋外に導入するにはこれらの侵入を防ぐ「防水防塵機能」が備わっていることが大切です。屋外に設置することで影響を受けるであろうさまざまな障害からディスプレイをどれだけ保護してくれるのかを表す基準として「IP」という国際基準が定められているため、この数値を参考にしてデジタルサイネージを選択するようにしましょう。
「IP55」または「IP65」くらいの保護等級のものを選ぶのがおすすめです。
ディスプレイの明るさは十分か
屋外にデジタルサイネージを設置する場合、ディスプレイに直射日光が当たることで画面に何が表示されているのか見えづらくなってしまうので、こうした環境でもしっかりと情報が届けられるように「高輝度」であることが大切です。ディスプレイの明るさは「cd/㎡(カンデラ)」という単位で表され、数値が大きいほどディスプレイが明るいということになります。
屋内用のデジタルサイネージでは、通常350~700cd/㎡、屋外用では直射日光が当たらない場所では1500~3000cd/㎡、直射日光が当たる場所では3500cd/㎡くらいの明るさが必要とされているので、この数値を参考にしてディスプレイを選択するようにしましょう。
熱を逃がす設計がしっかりとされているか
屋外でデジタルサイネージを利用する場合は、機器の温度管理が適切に行われることがとても大切です。上段でもご紹介した通り、通常のデジタルサイネージよりも明るいディスプレイが搭載されている屋外用デジタルサイネージはもともと熱を持ちやすい性質であることに加え、直射日光にさらされる環境で利用されるため、熱を上手に逃がさないと温度が上昇し故障の原因になってしまいます。
冷却システムや排気ファンなど機種によって温度調整の方法は異なるので、どのような防熱対策が施されているのかをチェックするようにしましょう。
まとめ
以上、今回は従来の看板やパネルを使った情報発信が抱えている課題と屋外用デジタルサイネージを導入することのメリット、屋外用デジタルサイネージ導入時に気を付けることについてご紹介しました。看板やパネルを使った情報発信に限界を感じている方や今以上に効果的に情報発信を行いたいという方は屋外用デジタルサイネージの導入をご検討してみてはいかがでしょうか?
ビスコサイネージでは機器の導入から運用までサポートさせて頂いておりますので、お気軽にご相談ください!
お問い合わせはこちらからお願いいたします!
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