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2023.04.14

初めてのデジタルサイネージ導入を成功させるために知っておきたい知識

デジタルサイネージイメージ みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
新しい情報発信媒体としていろいろな場所で活用が進んでいるデジタルサイネージ。
今回の記事では、これからデジタルサイネージを導入しようと考えている人に向けて、デジタルサイネージを導入する際に考えるべきポイントについてご紹介していきます。


デジタルサイネージとは?

デジタルサイネージはデジタルディスプレイを使って情報や広告配信が行える情報発信媒体のことをいいます。
今まで主流だった看板やパネルは静止画での訴求しかできませんでしたが、デジタルサイネージは動画やアニメーション、音声といったマルチコンテンツも配信でき、従来の看板やパネルよりもインパクトのある広告や情報の提供が可能なので、空港や駅、ショッピングモールなど、幅広いシーンで活用されています。
ネットワークに繋いで稼働させるタイプの機器は遠隔管理ができるので、簡単にリアルタイムで情報更新が行えます。複数台機器を運用する場合も問題ありません。
屋外に設置されているデジタルサイネージ

デジタルサイネージ導入のポイント

デジタルサイネージを効果的に活用するためにはどのようなことに注意をすればいいのでしょうか?
ここでは、デジタルサイネージを導入する際に考えるべき5つのポイントについてご紹介していきます。

導入目的を明確にする

デジタルサイネージを導入する際には、なぜデジタルサイネージを導入するのか、デジタルサイネージを使ってなにをしたいのかを明確にするようにしましょう。
「デジタルサイネージを使って情報発信をするとなんかいいらしい」というようにふわっとした理由で導入してしまうと、期待していた効果を得ることはできません。
例えば、商品の販促をするためにデジタルサイネージを活用するのであれば、どの商品をアピールするのか、ターゲット層は誰なのか、どのようなメッセージを伝えるのかといったことを考えることが大切です。
これらのことを明確にすることで、想定した運用に適した機器の選定や配信するコンテンツの内容、運用方法を定めて安定した運用が行えるようになります。
デジタルサイネージの導入目的を考える

デジタルサイネージを設置する場所

デジタルサイネージを設置する場所を検討することも大切です。デジタルサイネージを設置して情報発信をしていても、視聴してもらえなければ意味がありません。
多くの人が通る場所に設置するというのは大前提ですが、どの位置からディスプレイが視聴されるか、ターゲットがどの方向に向かって歩いていくかを把握し、人の流れの対角になるよう設置するなど、視界に入りやすくするように工夫が必要です。
また、設置場所が屋内なのか屋外かによって必要なディスプレイの明るさや性能は異なるので注意するようにしましょう。
デジタルサイネージを設置する場所

コンテンツの選定

デジタルサイネージに配信するコンテンツは、ターゲットや目的に合ったものを配信することが大切です。
テレビやYouTubeのようにユーザー自らの意思で視聴するものは時間をかけて情報を受け取ってもらえますが、デジタルサイネージは見られていないというのが大前提になるので、ターゲットの興味を引く内容のコンテンツを作成する必要があります。
デジタルサイネージに視線を惹きつけ、短時間でわかりやすく情報を伝えられるようなデザインを意識してコンテンツを作成する必要があります。
コンテンツの選定

デザインの工夫

デジタルサイネージに配信するコンテンツのデザインもターゲットが見やすく、理解しやすいデザインを心がけることが大切です。
ターゲットに伝わりやすいコンテンツを作成するためには、使用するテキストフォントの種類、文字や画像のレイアウト、色の使い方を工夫する必要があります。特にテキストフォントの種類や大きさは情報が届くかどうかに大きく影響を与えるため、視認性が高いかどうかを意識して選択するようにしましょう。
デザインの工夫

運用方法の選択

デジタルサイネージをどのように運用していくのかも検討する必要があります。
運用方法を事前に決めておかないと、いざデジタルサイネージを導入したときに機器の管理やコンテンツの配信が負担になってしまう可能性があります。
デジタルサイネージはインターネットに接続しないで管理する「スタンドアロン型」とインターネットに繋いで管理を行う「ネットワーク型」タイプに分けられます。
スタンドアロン型は、コンテンツを保存したUSBやSDカードを機体に挿し込んで再生するので、稼働させる機器が少ない場合やコンテンツ更新の頻度が少ない場合に向いています。
一方、ネットワーク型はインターネットを通じてコンテンツを配信するので、複数台の機器を稼働させる場合やコンテンツ更新の頻度が多い場合でもスムーズに運用できます。
デジタルサイネージの運用方法選択 このようにデジタルサイネージを導入する前に目的や運用方法を明確にすることで、デジタルサイネージの効果を最大限発揮させることが可能です。


デジタルサイネージを導入する際に必要なもの

デジタルサイネージを活用するためには何を準備すればいいのでしょうか?ここでは、導入時に必要なものをご紹介していきます。

1.ディスプレイ

コンテンツを配信するディスプレイが必要です。上段で少しお伝えしたように屋内用と屋外用のディスプレイ、ネット環境に接続するものと接続しないものがあるので、設置場所や運用方法に応じて選択するようにしましょう。
デジタルサイネージのディスプレイ

2.STB

STBはコンテンツをディスプレイに配信する再生プレイヤーの役割を果たしてくれます。
最近では、STBがディスプレイに内蔵されているものも多く販売されているので、内蔵型のものにするか、外付けにするかを選択する必要があります。
内蔵されているタイプは配線の必要がないためシンプルで使い勝手がいいですが、故障した際に原因の所在が特定しづらかったり、STBが故障しただけなのにディスプレイごと交換しなければいけないといったことが起こります。
一方、別付けの場合はディスプレイとSTBが分かれているので不具合が起こった場合は、STBの機器だけを交換すればよく、故障原因の特定もスムーズにできておすすめです。


3.CMS

CMSは、ディスプレイに配信するコンテンツの修正や更新、配信スケジュールの管理を行うシステムです。最近はクラウドタイプのものが主流でサーバーを構築しなくても月額費用を支払うだけで利用することができます。
ソフトウェアによってコンテンツ制作もできるなど、種類によって機能や月額費用が異なるので比較検討するのがおすすめです。

▼bisco CMS
弊社でもソフトウェアのインストールが不要で、ディスプレイにつなぐだけで簡単にセッティングが行えるCMSをご提供しています。
コンテンツ管理だけでなく、コンテンツの制作を行うことも可能です。ドラッグ&ドロップの簡単操作でテンプレートも豊富にご用意しているので、コンテンツ制作が初めての方でも本格的なコンテンツ作成が行えます。
bisco CMS bisco CMS(bisco signage)


4.コンテンツ

ディスプレイに映し出すコンテンツは、ターゲットや伝えたいことに合わせて作成するようにしましょう。
コンテンツの作成は、パワーポイントや専用のソフトウェアを使って自作するか、専門の業者に作成してもらう必要があります。
コンテンツのクオリティはターゲットへの訴求力に大きく影響するので、予算や配信したい内容などを考慮して決めるようにしましょう。
デジタルサイネージに配信するコンテンツ

まとめ

以上、今回はデジタルサイネージを導入する際に考えるべきポイントについてご紹介しました。デジタルサイネージは上段でご紹介したことをしっかりと検討して運用することで有効活用ができます。
ビスコサイネージでは、お客様の抱えている課題や運用目的などを丁寧にヒアリングし、それぞれのお客様に合ったデジタルサイネージのご提案をさせていただいております。
デジタルサイネージのご導入を検討中の方、少しでも興味がある方はお気軽にお問い合わせください!

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