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2023.04.21

高い集客効果を発揮するデジタルサイネージの作成ポイントとコツ

デジタルサイネージイメージ みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
前回の記事では、デジタルサイネージを導入する際に考えるべきポイントについてご紹介しました。デジタルサイネージは従来の看板に比べて効果的な情報発信が行えるツールとしてさまざまなシーンで活用が進んでいますが、ただ単に設置しているだけでは期待している効果を発揮できません。そこで今回の記事では、飲食店でのデジタルサイネージ活用をテーマにデジタルサイネージを使った情報発信の効果を高めるためのポイントについてご紹介していきます。

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飲食店におけるデジタルサイネージの役割

飲食店では、集客効果を高めるためにデジタルサイネージを使った情報発信が行われています。
目的意識を持って事前に情報収集する人に対してはインターネットによるアプローチが有効ですが、そうではなくたまたま通りかかった不特定多数の人にアプローチするにはデジタルサイネージを使った情報発信が有効です。
また、お店の特徴や提供しているメニュー、価格帯などをアピールしてお店の魅力を訴求するのにも役立ちます。
このように集客や販促のためにデジタルサイネージを導入する飲食店が増えていますが、期待する効果を得るためには、ターゲットにデジタルサイネージの存在に気付いてもらい、発信している情報をしっかりと届けることが大切です。
飲食店に設置されたデジタルサイネージイメージ

デジタルサイネージを効果的に活用するためのポイント

デジタルサイネージを使って集客や販促で効果を発揮するためには、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか?
ここでは、「デジタルサイネージの存在に気付いてもらうために大切なポイント」と「情報が届きやすくするために大切なポイント」をご紹介していきます。

まず知っておきたいのが「7秒ルール」

飲食店にデジタルサイネージを設置するときにまず意識したいのが「7秒ルール」です。
この7秒ルールとは、ターゲットがお店の前を通る7秒手前でお店の存在に気付いてもらえなければそのまま通り過ぎてしまうという法則です。
この法則からも分かる通り、まずは自分たちのお店の存在を認識してもらうことが大切です。ターゲットは視界にさまざまな情報が入ってくる状態で移動しているので、配信するコンテンツの内容やデザイン、色合いなどを工夫して周辺環境に埋もれないように心がけましょう。


デジタルサイネージはターゲットの進行方向に対して直角に設置

ターゲットに認識してもらいやすくするためには看板を設置する位置も大切です。
お店の前を通るターゲットは基本的に進行方向をまっすぐ見て歩いていくので、進行方向に対して直角になるようにデジタルサイネージを設置した方がターゲットの視界に入りやすいです。
ターゲットがお店に対してどの方向から歩いてくるのかをしっかり観察してデジタルサイネージを設置するようにしましょう。


テキストサイズ

次に、配信している情報を届けやすくするためには文字のサイズが大切です。
上段でご紹介したポイントを取り入れてデジタルサイネージの存在を認識してもらってから、パッと見たときにデジタルサイネージに何が書かれているのかしっかり読める文字の大きさにする必要があります。
読みやすい文字サイズの目安は「画面までの距離(cm)÷250=文字の縦サイズ(cm)」という公式で出すことができます。
例えば、10m手前から文字を読んでもらう場合は1文字あたり4㎝くらいの大きさがあると読みやすいということになります。
ローマ字を使用する場合や使用するテキストフォントによっても見え方が異なるため、目安のサイズとして参考にしながら検討するようにしましょう。


テキストフォントの種類

情報を伝わりやすくするためには、テキストフォントの種類も大切です。
テキストフォントは種類によって読みやすさ、見やすさが異なるため、フォント選びの際は視認性が高いかどうかを意識して選択するようにしましょう。
また、フォントの種類はデジタルサイネージのデザインの印象を決める重要な要素のひとつでもあり、使用するフォントによってデザインの印象が大きく変わるので、コンテンツの雰囲気に合っているかも考慮するようにしましょう。

以下では、視認性が高いとされているフォントをご紹介しますので、参考にしてみてください。

・ゴシック体
ゴシック体はすべての画がほぼ同じ太さに見えるようにデザインされた書体です。
線の太さが均一で遠くからでも見やすいので、目立たせる必要のある屋外看板やポスターなどに向いています。実際、多くの看板や標識に採用されています。
ゴシック体には文字の角がくっきりと尖っている角ゴシックと文字の角を丸めて柔らかい印象のある丸ゴシックがあります。
ゴシック体

・明朝体
明朝体は横線が細く、縦線が太く、はねや止め、払いが表現されているのが特徴の書体です。「視認性が高い」ゴシック体に対して、「可読性」が高いため、書籍や教科書といった印刷物に使用されることが多いです。
ゴシック体に比べて線が細いので、解像度が低いディスプレイに表示する場合は線がきれいに表示されないことがあるので注意するようにしましょう。
明朝体

・サンセリフ体(Sans-serif)
最近では海外の方に向けての情報発信も不可欠になっていますが、ローマ字を記載する場合にはサンセリフ体のフォントがおすすめです。
サンセリフ体は、角ばった字体が特徴で強い個性を感じさせないので、文字のサイズが小さい場合や移動しながらでも視認性が高く読みやすいです。
サンセリフ体
これらのポイントを押さえることで、デジタルサイネージの存在に気付いてもらいやすくなり、情報をしっかりと届けることができるようになります。


まとめ

以上、今回は飲食店でデジタルサイネージを活用する際に効果を高めるためのポイントをご紹介しました。
デジタルサイネージは情報発信能力が優れているツールとして活躍の場が広がっていますが、どのように活用するかによってその効果に大きな差が生まれます。
今回ご紹介したポイントを押さえ、デジタルサイネージの効果を最大限発揮しながらターゲットにアプローチできるようにしていきましょう。


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