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2023.12.15

デジタルサイネージとは?種類や仕組み、面白い活用事例までご紹介

デジタルサイネージ
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
従来の看板やポスターに比べて柔軟で多様な活用が行えるデジタルサイネージは、新しい情報発信の手段として幅広いシーンで活用されています。
今回は、そんなデジタルサイネージをテーマに種類や仕組み、活用事例などをご紹介していきます。


デジタルサイネージについて

デジタルサイネージとは、デジタルディスプレイを使った情報発信・広告配信媒体です。
今まで主流だった看板やポスターは、静止画での訴求しかできませんでしたが、デジタルサイネージは静止画に加え、動画や音声を使った訴求が行えるというのが特徴です。
また、表示するコンテンツをいつでも自由に変えることができるので、「場所」や「時間」に合わせたリアルタイムな情報発信を行うことが可能です。

このように、従来の看板やポスターではできない柔軟で効果的な情報発信が行えるデジタルサイネージは様々な場所での活用が進められており、今後のさらなる活躍が期待されています。
デジタルサイネージイメージ

デジタルサイネージの主な使われ方

幅広いシーンで活用されているデジタルサイネージですが、ここではどのような用途で使用されているのかを見ていきましょう。

広告

デジタルサイネージは、商品やサービス、企業の宣伝を行う広告媒体として活用されることがとても多いです。
静止画だけでなく、動画や音声を使った表現ができるので、製品や企業の良さやイメージ、世界観を伝えやすくブランディングにも高い効果を発揮します。
デジタルサイネージの特徴でもある動画や音声を使ったコンテンツは動きがあり、視聴者を惹きつけやすいので、アナログ看板を使って訴求を行う以上の認知度向上が期待できます。


集客

デジタルサイネージは、商業施設や飲食店、イベント会場などで、集客を行うためにも活用されています。
デジタルサイネージは視覚的にターゲットに訴え、視線を惹きつけるのが得意な情報発信媒体なので、集客にも効果を発揮します。
例えば、飲食店の店頭では、そのお店が提供しているメニューや限定商品、キャンペーン情報、店内の様子を配信することでお客さんの興味を惹きつけることができます。
イベント会場では、催しの様子や出展している企業、会場内の様子を発信することで、来場のキッカケを創出することが可能です。


情報発信

デジタルサイネージは、駅や公共施設などで、お知らせや案内表示などの情報発信を行うためにも活用されています。
デジタルサイネージには、「人目を惹きつける」、「コンテンツを瞬時に変更できる」といった特徴があるので、リアルタイムで必要な情報を素早く、正確に届けることが可能です。


空間演出

デジタルサイネージは、空間演出を行うためにも活用されています。
幅広い種類のコンテンツを高画質なディスプレイに表示できるので、装飾として空間づくりに役立てることができます。
例えば、ライブやイベント会場では、アーティストの世界観やテーマを反映させた空間演出を行ったり、商業施設では装飾として空間を彩ることが可能です。


デジタルサイネージディスプレイの種類

デジタルサイネージとは、デジタルディスプレイを使った情報発信媒体のことを言いますが、ディスプレイにも種類があり主に「LEDディスプレイ」「液晶ディスプレイ」「マルチディスプレイ」の3つに分けられます。ここでは、それぞれの特徴を見ていきましょう。

LEDディスプレイ

LEDディスプレイは、ドット状のLEDをパネルの表面に均等に並べ、そのパネルを複数枚組み合わせてディスプレイにして映像を表示します。
パネルに並べられるLEDは目視で確認できるくらい間隔が開いているので、至近距離で見るより、ある程度離れた距離から映像を視聴する場合に適しています。

また、LEDはLED自体が発光するのでディスプレイが明るいのが特徴で、日中の屋外環境に設置しても太陽の光に負けずにしっかり視認できます。
このような特徴から、屋外の広告やビルの壁面広告などとして活用されています。


液晶ディスプレイ

液晶ディスプレイは、LEDと違い液晶自体は光を発しないため、液晶の後ろにバックライトを設置して後ろから光を送りこんで映像を映し出します。
液晶ディスプレイは高解像度の映像を表現できるので、細かい内容での広告や至近距離で視聴される場合に適しています。
そのため、商業施設やテナントなど屋内での情報発信に活用されています。


マルチディスプレイ

マルチディスプレイは、複数枚のデジタルディスプレイを組み合わせて、1つの大きなディスプレイとして映像を映し出します。
縦や横、田の字など、好きな形を構成することができるので、設置場所を考慮して最適なディスプレイサイズを決められるのが特徴です。
大型のディスプレイは遠くからでも見やすいため、空港や駅、イベント会場など、様々なシーンで活用されています。


デジタルサイネージの仕組み

デジタルサイネージは機器の種類によってコンテンツの配信方法が異なります。
大きく分けて「スタンドアロン型」と「ネットワーク型」の2種類に分けられるので、それぞれどのような違いがあるのか見ていきましょう。

スタンドアロン型

スタンドアロン型のデジタルサイネージは、コンテンツを保存したUSBやSDカードといったストレージメディアを機器本体に挿し込むことで、保存されているコンテンツがスライドショーのように再生されます。ディスプレイに再生するコンテンツの内容を変更する場合には、USBやSDカードに新しいデータを保存し直す必要があります。
運用方法がシンプルで、ネットワーク型と比べて導入コストが安いというのが特徴です。


ネットワーク型

ネットワーク型のデジタルサイネージは、クラウド上に保存されているコンテンツをネット経由でディスプレイに再生させます。
ネットを通じてコンテンツの管理を行うので、コンテンツを再生する順番や秒数、配信スケジュールを自由に設定することが可能で、内容の変更もデータを更新するだけで簡単に行えます。デジタルサイネージがネットに接続されているので、遠隔から操作を行ったり、複数台まとめて管理することも可能です。


デジタルサイネージの面白い活用事例

デジタルサイネージは設置する場所や用途に応じて柔軟な活用が行えます。
ここでは、デジタルサイネージがどのように活用されているのか事例をご紹介していきます。

商業施設内に巨大な滝を再現

GINZA SIXの館内では、大型のデジタルサイネージを設置して、巨大な滝の映像が放映されています。
約12mの巨大デジタルサイネージに表示されている滝は、日々の日没とともに様子が変化し、都会の真ん中で普通なら味わえない自然を体感することができます。
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アート作品を直感で楽しむ美術館のデジタル展示

東京にあるアーティゾン美術館の館内では、大型のデジタルサイネージを設置して、同美術館が所蔵する美術作品の展示が行われています。
画面の中にはたくさんの美術作品の画像がランダムで表示されており、気になる作品をタッチすると写真が拡大され、作品名や作家名、製作年、技法といった詳細情報が閲覧できるようになっています。
デジタルサイネージに表示されている作品を全て実際に展示するとなるとかなりのスペースが必要ですが、デジタル展示することで限られたスペースで多くの作品を来館者に楽しんでもらうことができるようになっています。


デジタルメニューでフードロス削減に貢献

スターバックス皇居外苑和田噴水公園店は、より環境に配慮した店舗の1号店として、デジタルサイネージによる商品紹介が行われています。
通常の店舗では、ショーケースに実物の商品が陳列されていますが、こちらの店舗ではデジタルサイネージに表示されたメニューを見てお客さんが注文するようになっています。
ショーケースに商品を陳列しないため、賞味期限切れによるフードロス削減への取り組みに貢献しています。
スターバックスのデジタルメニューボード


デジタルサイネージはビスコサイネージにお任せ

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豊富な知識と数多くの導入実績で誠心誠意みなさまのデジタルサイネージの導入サポートをいたしております。


まとめ

以上、今回はデジタルサイネージの種類や配信方法、活用方法などをご紹介しました。
デジタルサイネージは幅広い分野で活躍が期待されている情報発信ツールです。
従来の看板やポスターではできなかった幅広い訴求が行えるデジタルサイネージは、わたしたちに驚きや発見をもたらしてくれます。
目的や用途に応じて柔軟に活用ができるので、少しでもデジタルサイネージが気になる方はぜひお気軽にビスコサイネージにお問い合わせください!
機器の導入から運用までしっかりとサポートをさせていただきます。

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