BLOGブログ
2023.07.21
アーティゾン美術館|アートを直感的に体感できるインタラクティブサイネージ
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
東京都京橋にあるアーティゾン美術館に設置されていた大型のインタラクティブデジタルサイネージについてご紹介していきます。
アーティゾン美術館
アーティゾン美術館は東京都中央区京橋にあり、財団法人石橋財団によって運営されている美術館です。同美術館には、株式会社ブリヂストンの創業者、石橋正二郎が自ら収集したコレクション約3000点の美術作品が所蔵されており、古代美術、印象派、日本の近世美術、日本近代洋画を中心に古代から現代アートまで多彩な作品を楽しむことができます。
インタラクティブなデジタルサイネージ
アーティゾン美術館の館内には、ひと際目立つ大型のデジタルサイネージが設置されていて、ダイナミックに動くコンテンツが空間を彩っていました。ディスプレイに表示されているのは、同美術館を運営している石橋財団が所蔵している膨大な量の美術作品の写真です。
ひとつのアート作品のような存在感を放っているデジタルサイネージですが、これはただのデジタルサイネージではなくチームラボが作成した「デジタルインフォメーションウォール」というタッチパネル対応のインタラクティブデジタルサイネージなんです。
大画面に流れているたくさんの画像のなかから好きなものを選びタッチすると、写真が拡大され、その作品の作家名や制作年、技法などの情報が見られるようになっています。
これだけのアート作品を実際に展示するとなるとかなりのスペースが必要ですが、デジタルサイネージを使ってデジタル展示をすることで、限られたスペースでも制約を受けずに数多くのアート作品を楽しむことができます。
館内の展示室では公開の機会が限られている作品も自由に鑑賞できるのが嬉しいですね。
美術館に訪れた人が今まで知らなかった幅広いアート作品に出会うキッカケにもつながります。
今回私が訪れた時は、このディスプレイがタッチパネルになっていて、操作ができるということに気付いている人はいないようでしたが、デジタルサイネージの前を通るとコンテンツが動き、画面タッチを促す表示がされるようです。
わたしが操作しているのを見て、居合わせたお子さんも楽しそうに操作していました。
出典:チームラボ
まとめ
以上、今回は東京都京橋のアーティゾン美術館に設置されているインタラクティブデジタルサイネージをご紹介しました。展示されているものを見るのとは違った方法でアート作品に触れられて面白い体験ができました。直感的に操作ができるので、新しい作品に出会うきっかけにもなると感じました。アーティゾン美術館に行く際には、みなさんもぜひこのインタラクティブサイネージを体験してみてください!
RELATED POST関連記事
BLOG&COLUMNブログ
デジタルサイネージ
2024.10.04
デジタルサイネージとは?導入するメリットとデメリット
従来の看板やポスターに代わる情報発信媒体として活用の場が広がっているデジタルサイネージを導入するメリット・デメリットについてご紹介していきます。ブログ
2024.09.27
渋谷の新スポット「Shibuya Sakura Stage」のデジタルサイネージ
2024年7月25日に全面開業した「Shibuya Sakura Stage」での面白いデジタルサイネージの活用事例をご紹介していきます。ブログ
2024.09.13
秋葉原駅改札すぐの幅30mの湾曲デジタルサイネージ AKIBA”CAP”
2024年春に大規模なリニューアルが行われたJR秋葉原駅中央改札口エリアに新たに設置された巨大湾曲デジタルサイネージをご紹介していきます。