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2023.07.07

デジタルサイネージジャパン2023レポート

みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
2023年6月14日(水)~6月16日(金)に幕張メッセで「デジタルサイネージジャパン2023(DSJ)」が開催されました。
いろいろな製品を見学させてもらったので、今回の記事では展示会の様子や展示されていた製品についてご紹介していきます。


デジタルサイネージジャパンとは?

デジタルサイネージジャパンとは、街中のメディアとして多様な役割を果たす「デジタルサイネージ」にフォーカスし、デジタルサイネージの最新技術とその活用方法を見ることができる展示会です。
あらゆるビジネスシーンにおけるデジタルサイネージの活用事例を知ることができます。
開催期間中には、総勢119,108人の方たちが来場したそうです。
公式サイト

▼開催スケジュール
デジタルサイネージジャパン2023(幕張メッセ開催)
2023年6月14日(水)~6月16日(金) 10:00~18:00(※最終日のみ17:00終了)


デジタルサイネージジャパン2023レポート

デジタルサイネージジャパンでは、間近でさまざまな製品を見ることができたのでその様子をご紹介していきます。

L字型LEDビジョン

L字型LEDビジョン 175インチ、L字型のLEDサイネージが展示されていました。
L字型と言えば、近年国内でも話題になることが多い3Dコンテンツの配信が行えるサイネージですね。
実際に新宿や渋谷に3Dビジョンを見に行ったことがありますが、こんなに間近で3Dディスプレイを見るのは初めての経験でした!


3D用のコンテンツは専用のソフトを使って作成するそうです。

この他にも円柱型のデジタルサイネージも展示されていました。
フラットな場所でなくても設置できるので、スペースを有効活用して情報発信が行えますね。アイキャッチ効果も抜群です。
円柱型デジタルサイネージ

デジタルサイネージソフト

次にご紹介するのは、デジタルサイネージのコンテンツ管理を行うシステムです。
こちらのシステムはExcelをベースにしており、Excelの情報を変更するだけでデジタルサイネージのデータ変更を行うことができるそうです。
展示では役所をテーマにしたコンテンツ表示が行われていましたが、フロア案内や営業時間、施設利用の案内などの細かい情報管理も簡単に行えるそうです。
配信するコンテンツは、フォルダに入れられた静止画や動画素材そのままスライドショー形式で配信されるので、特別な操作を覚えなくても誰でも簡単にコンテンツの更新ができるとのこと。
また、素材のファイル名に特定の文字列を設定するだけで、コンテンツを表示する期間や時間帯、表示する秒数を指定できるそうです。

※ファイル名例:202307120900_to202307211800.png →2023/7/12/09:00から2023/7/21/18:00までコンテンツが配信される

デジタルサイネージの配信システムは操作手順が多く、未経験者には操作が難しいと感じるものも多いですが、こちらのシステムは馴染みのあるExcelや簡単な操作だけで表示設定が行えるので、誰でも簡単に利用できると感じました。


裸眼3Dサイネージ

次にご紹介するのは裸眼で3Dコンテンツを体感できるディスプレイです。
ここ数年、日本でも裸眼で3D映像が楽しめるデジタルサイネージが話題になっていますが、裸眼で3Dを味わうためには、ディスプレイの形状がL字型であることが重要です。
しかし、こちらの裸眼3DサイネージはL字型ではなく平面ディスプレイでも3D感を味わうことができました!



インタラクティブスマートボード

次にご紹介するのは、インタラクティブスマートボードです。
このスマートボードは最大20人が同時に操作を行えるそうです。図形やテキストの入力はもちろん、作成した素材をQRコードでスマートフォンに送ったり、スマートフォンから素材を取り込むこともできます。
従来のホワイトボードにはないたくさんの機能が備わっているので、ミーティングやイベントなど幅広いシーンで活用しそうですね。
インタラクティブスマートボードイメージ

シェルフサイネージ

次ご紹介するのが商品棚に取り付けるシェルフサイネージです。
最近では、ドラッグストアやスーパーマーケットでも少しずつ見かけるようになってきましたね。
通常のデジタルサイネージに比べるとサイズが小さいですが、アイキャッチ効果抜群です。
今回の展示では動画コンテンツが配信されていましたが、とても目立っていました。
シェルフサイネージは従来の値札と比べて価格変更が迅速に行えるだけでなく、商品のPRにも効果を発揮するのでこれからの活躍が期待されています。
シェルフサイネージ

透過型サイネージ

最後にご紹介するのは透過型サイネージです。
今回は電車内をモチーフにした展示が行われていましたが、コンテンツの鮮やかさが印象的でした!展示のように窓面がサイネージになっていたらインパクト抜群ですよね。
透過型サイネージ
私自身普段電車に乗るときは、車内のデジタルサイネージに配信されているニュースや美容コンテンツを無意識に視聴してしまっています。
電車は多くの人が一定時間その場に滞在するので、通常の屋外サイネージよりも多くの人にコンテンツを視聴してもらえる可能性がありますね。
電車の窓面をすべてデジタルサイネージにするとなると膨大な費用がかかるので、なかなか導入のハードルが高いと思いますが、技術の進歩によって今後窓面がデジタルメディア化するのが当たり前になっていくのかもしれませんね。


まとめ

以上、今回は幕張メッセで開催されたデジタルサイネージジャパン2023のレポートをお届けしました。さまざまな企業が出展していた本イベントでは、最新の技術を搭載した製品など数多くの製品を間近で見て、業界の動向を知ることができました。
デジタルサイネージの最新動向を知りたいという方は、次回開催時にぜひ参加してみてください。

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