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2024.08.02
意外とカンタンに始められるデジタルサイネージディスプレイ!
目次
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
周りを見てみると、情報発信や空間演出、イベントなど、さまざまな場所でデジタルサイネージが活用されています。
今回は、そんなデジタルサイネージをテーマに種類や活用メリット、導入方法についてご紹介していきます。
デジタルサイネージの種類
デジタルサイネージには、設置場所やコンテンツの配信方法が異なる種類の機器があります。ここでは、設置場所とコンテンツの配信方法をもとにそれぞれの違いについて見ていきましょう。
屋内用と屋外用
デジタルサイネージは、屋内に設置するタイプと屋外に設置するタイプの大きく2種類に分けられます。それぞれのデジタルサイネージの特徴は以下の通りです。・屋内用デジタルサイネージ
屋内用の機器は、日が当たらない場所への設置が前提となるため、屋外用の機器よりもディスプレイの明るさが低く、300~700cd/㎡くらいの明るさが主流です。
・屋外用デジタルサイネージ
屋外用デジタルサイネージは、屋外環境での使用を想定しているため、ディスプレイに日が当たってもコンテンツがしっかり見えるように3000cd/㎡くらいの明るさのディスプレイが搭載されています。
また、屋外は雨や風、ホコリ、日差しにさらされ、人や物がぶつかってくる可能性もあるため、こうした環境下でも問題なく稼働できるように防水防塵性能、機器の温度管理機能、衝撃に強い造りになっています。
スタンドアロン型とネットワーク型
デジタルサイネージは、ネットに接続せずにコンテンツを配信するタイプとネット経由でコンテンツを配信するタイプがあります。それぞれのコンテンツ配信方法は以下の通りです。・スタンドアロン型
スタンドアロン型はインターネットに接続せず、コンテンツを保存したUSBやSDカードをデジタルサイネージの機器に挿し込んでコンテンツを配信します。
保存されたコンテンツがスライドショーのように配信され、コンテンツの内容を入れ替える場合には新しいデータを保存し直す必要があります。基本的にはコンテンツを配信する時間や期間を設定することはできません。
導入コストが比較的安く、ディスプレイとUSBがあれば運用が可能なのでランニングコストもかからないというのが特徴です。
▼スタンドアロン型はどんな人におすすめ?
・運用する機器が少ない
・コンテンツの変更頻度が少ない
・初期費用を抑えたい
→コストを抑えて手軽にデジタルサイネージを活用したい人におすすめ!
・運用する機器が少ない
・コンテンツの変更頻度が少ない
・初期費用を抑えたい
→コストを抑えて手軽にデジタルサイネージを活用したい人におすすめ!
・ネットワーク型
ネットワーク型は、インターネットを使ってディスプレイにコンテンツの配信を行います。
インターネットを経由してコンテンツ管理を行うので、離れた場所からでも遠隔操作でコンテンツを変更することが可能です。
配信するコンテンツの種類や順番、再生時間、期間などのスケジュールを設定して自動で配信が行えます。
インターネット環境やコンテンツを配信するための再生プライヤー(STB)、コンテンツ配信システム(CMS)が必要となるため、スタンドアロン型デジタルサイネージよりも導入コスト&ランニング費用がかかるという特徴があります。
▼ネットワーク型はどんな人におすすめ?
・複数台の機器を運用する
・コンテンツの更新頻度が高い
・2台、3台と連結させたコンテンツを配信したい
・時間帯や期間ごとに配信したいコンテンツが変わる
・遠隔操作を行いたい
→よりフレキシブルにコンテンツを配信&管理したい方におすすめ!
・複数台の機器を運用する
・コンテンツの更新頻度が高い
・2台、3台と連結させたコンテンツを配信したい
・時間帯や期間ごとに配信したいコンテンツが変わる
・遠隔操作を行いたい
→よりフレキシブルにコンテンツを配信&管理したい方におすすめ!
デジタルサイネージって実は簡単に導入できる?
デジタルサイネージを導入したいけど、必要なものが多そう、なんか大変そうというイメージを持たれている方も多いと思いますが、実はそんなに難しくないんです!ここでは、スタンドアロン型・ネットワーク型の導入に必要なものをご紹介していきます。
スタンドアロン型
ネットワーク型
ディスプレイへのコンテンツ配信の方法によって必要なものは異なるので、どんなコンテンツを配信したいのか、どんな運用をしたいのかをイメージして選択するようにしましょう。デジタルサイネージの魅力とメリット
ここでは、デジタルサイネージを使うことでどのようなメリットが得られるのかを見ていきましょう。・視認性、注目度アップ
デジタルサイネージは、高画質で明るいディスプレイにコンテンツが配信されるので、アナログのポスターや看板に比べて視認性が大幅にアップします。
そのため、視線を集めやすく、効果的に情報を伝えられるのがメリットです。
・多様な訴求が行える
デジタルサイネージは、静止画、音声、動画の幅広いコンテンツの配信が行えるので、アナログのポスターや看板に比べて訴求力が高いです。
ターゲットや伝えたいこと、用途に応じて幅広い表現で自由に発信が行えるのがメリットです。
・貼り替え作業が不要
デジタルサイネージは、コンテンツ内容を変更する時にアナログ看板やポスターのように貼り替え作業がいりません。
データを更新するだけで簡単にコンテンツの入れ替えが行えるので、運用が楽になります。
・省スペースで訴求可能
デジタルサイネージは、1つのディスプレイにコンテンツを入れ替えて表示できるので、アナログ看板やポスターに比べて省スペースでたくさんの情報を伝えることが可能です。
見た目もごちゃごちゃさせることなく、すっきりと種類豊富な情報を伝えられます。
・リアルタイムに合わせた情報発信ができる
デジタルサイネージは、時間帯やその場、その時に届けたい情報に合わせて自由に内容を変えて情報発信が行えます。
アナログの看板やポスターは、張り替えを行うまでの期間はずっと同じ情報が掲示され続けますが、デジタルサイネージはタイミングに合ったリアルタイムな情報を発信することができます。
デジタルサイネージディスプレイの導入事例
ここでは、どのような場所でデジタルサイネージが活用されているのか事例を見ていきましょう。飲食店
飲食店では、メニューや期間限定メニュー、キャンペーン、イベント案内の発信にデジタルサイネージが使用されています。時間帯ごとに提供メニューが変わったり、新メニューや期間限定メニューが頻繁に出ることが多いので、コンテンツの入れ替えが簡単に行えるデジタルサイネージを使うことで効率的に情報発信が行えます。
交通機関
交通機関では、運行状況や施設案内の発信にデジタルサイネージが使用されています。リアルタイムの運行情報や遅延情報といった最新の情報を正確に届けることが求められるため、デジタルサイネージを使うことで、状況に合わせて情報を即座に発信することができます。
商業施設
商業施設では、フロア案内やイベント情報、館内の装飾にデジタルサイネージが使用されています。商業施設では、タッチパネル式のデジタルサイネージが設置され、ユーザーが求める情報を自分で検索できるようになっていることが多いです。
また、情報だけでなく店内の雰囲気に合わせた動画を配信して、空間演出にも活用されています。
まとめ
以上、今回はデジタルサイネージの種類や活用メリット、導入方法についてご紹介しました。場所や用途を問わず幅広く活用できる情報発信媒体としてデジタルサイネージの活躍の場はさらに広がっています。
デジタルサイネージを使うことで、コンテンツの印刷や貼り替えが不要で簡単に効果的に情報発信が行えるので、まずは静止画などのシンプルなコンテンツを配信することから始めてみるのもおすすめです。
弊社では、豊富な導入実績と知識をもとにみなさまのデジタルサイネージ導入・運用のサポートを実施しております。
お客様のご要望に合ったディスプレイ、設置方法、運用をご提案させていただきますので、デジタルサイネージの導入を検討している方はお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせはこちらからお願いいたします!
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