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2025.05.23

デジタルサイネージの導入時にかかるいろいろな価格を徹底解説!

デジタルサイネージ みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
デジタルサイネージの導入を検討する際に、懸念点としてあげられるのは「価格」ではないでしょうか?
デジタルサイネージのディスプレイの価格は種類によって違いますし、設置費用やランニングコストなども考慮しなければなりません。
今回は、デジタルサイネージの価格をテーマにディスプレイの価格相場やディスプレイ以外にかかる費用などをご紹介していきます。


デジタルサイネージとは?

デジタルサイネージは、デジタルディスプレイを活用して静止画や動画といったコンテンツ表示が行える情報発信媒体です。
今まで主流だった看板やパネルは静止画で動きのない訴求しかできませんでしたが、デジタルサイネージは動画や音声付きのコンテンツなど、幅広い種類のコンテンツを使ってインパクトのある訴求が行えます。デジタルサイネージは、場所や用途に合った柔軟な情報発信ができるので商業施設や飲食店、駅、公共施設、オフィスなど、様々な場所で活用されています。


デジタルサイネージの主な種類

ひとくちにデジタルサイネージといってもさまざまな種類があります。
ここでは、コンテンツの配信方法や設置場所ごとにデジタルサイネージをご紹介していきます。

スタンドアロン型

スタンドアロン型は、USBやSDカードを使用してディスプレイにコンテンツを配信するタイプのデジタルサイネージです。
コンテンツを保存したUSB・SDカードなどのストレージメディアを機器に挿し込むことで、保存されているコンテンツがスライドショーのように表示されます。
比較的安価ですがコンテンツ内容を変える場合には、手作業で変更する必要があります。


ネットワーク型

ネットワーク型は、インターネットを介してコンテンツを配信するタイプのデジタルサイネージです。コンテンツ管理システム(CMS)を使ってコンテンツ配信を行うので、システムの利用料がかかりますが、ネット経由でコンテンツの配信を行うので、遠隔からリアルタイムで内容を変更することが可能です。


インタラクティブ型

インタラクティブ型は、タッチパネル機能がついていて、ユーザーが直接ディスプレイを操作できるタイプのデジタルサイネージです。
スタンドアロン型とネットワーク型は、発信者側が伝えたいコンテンツを配信するのに対して、インタラクティブ型はユーザーが必要とする情報を得ることができる双方型のコミュニケーションをとることができます。
駅や商業施設の案内板や飲食店の注文パネルとして広く活用されています。


屋内用と屋外用

デジタルサイネージは設置場所によっても種類が異なります。
屋内用のデジタルサイネージは、日が当たらない場所での利用を前提としているため、屋外用の機器と比べてディスプレイの明るさが低く300~700cd/㎡くらいのものが主流です。
一方、屋外用のデジタルサイネージは屋外環境での利用を想定した造りになっているので日が当たる場所でもコンテンツがしっかり見えるように3000cd/㎡くらいの明るさを備えています。また、屋外用は雨や風、ホコリにさらされたり、人や物がぶつかってくる可能性があるので、こうした過酷な環境下でも稼働できるように防水防塵性能や衝撃に強い造りになっています。屋外用のデジタルサイネージには、屋内用にない様々な性能が備わっているため、屋内用のディスプレイと比べて価格が高くなります。


デジタルサイネージの導入にかかる費用

ここでは、デジタルサイネージの導入にかかる費用をご紹介していきます。

●ディスプレイ本体
上段で少しお伝えした通り、コンテンツを映し出すディスプレイにはコンテンツの配信方法や設置場所が異なる様々な種類があります。
屋内用の液晶ディスプレイでは10万円~40万円ほど、屋外用ディスプレイは50万円~150万円くらいの費用感が相場となります。
いずれもディスプレイの明るさやサイズによって値段が変わるので、想定する設置場所や運用方法をベースに見積もりを取って比較してみるのがおすすめです。

USBを挿し込んでコンテンツを配信するスタンドアロン型の場合、ディスプレイ付属の再生機能を使えば配信費用はかかりません。
インターネット経由でコンテンツを配信するネットワーク型の場合、STBやCMSといった配信機器や利用料がかかります。


●STB
デジタルサイネージにコンテンツを表示させるために必要なのが、再生プレイヤーの役割を果たすSTBです。STBがディスプレイに内蔵されている機器もありますが、外付けする場合には3万円~25万円くらい費用がかかります。


●CMS(コンテンツ配信システム)
ネットワーク型のデジタルサイネージでコンテンツを配信する場合には、コンテンツの管理・配信を行うシステムが必要です。
CMSを使うことで、コンテンツを配信する長さや配信スケジュール、入れ替えなど、細かい設定を行うことができます。複数のディスプレイに一括でコンテンツを配信したり、遠隔から操作することも可能です。
最近はクラウド型のCMSが主流で、月額利用料4千円~1万円くらいの費用を支払って利用するサービスが多いです。


●コンテンツ制作費用
デジタルサイネージに配信するコンテンツも業者に制作を依頼する場合には費用がかかります。
費用は制作するコンテンツの種類や長さなど、内容によって異なりますが、静止画ベースのものであれば2万円~3万円くらい、動画形式のコンテンツの制作は10万円以上かかります。
コンテンツの制作費用は種類や内容によって大きく変動するため、どんなコンテンツを配信したいのかを踏まえて見積もりを取ってみるとおおよその費用感がイメージできて安心です。


●設置費用
デジタルサイネージを導入する際には、ディスプレイの設置費用もかかります。
デジタルサイネージの主な設置方法としては「スタンド」「天吊り」「壁掛け」があります。スタンド型であれば比較的簡単に取り付けが行えますが、天吊りや壁掛けの場合は天井や金具に取り付けるための専用金具や取り付け工事を行わなければいけません。
設置場所の環境やディスプレイのサイズなどの条件によって費用が変動するので、現地調査や見積もりを依頼して費用感を確認するようにしましょう。


デジタルサイネージを効果的に活用するためのポイント

デジタルサイネージを導入する目的は、「集客」「販促」「情報発信」など、さまざまだと思いますがせっかく導入するのであればしっかり効果を得たいですよね。
しかし、実際にデジタルサイネージを運用するとなると分からないことが多く、戸惑ってしまうというお声をよく耳にします。
いざ導入した後に「こんなはずじゃなかった」という事態を防ぐためにも、デジタルサイネージの導入を検討し始めたら、専門の業者に相談してみるのがおすすめです。
設置する場所や想定する運用方法、コンテンツの作成や配信方法など、デジタルサイネージを使ってどんなことをしたいのかを踏まえて、最適な機器や活用方法をアドバイスしてもらうことが可能です。専門家の力を借りることで集客や販促において十分な効果を発揮させることができます。


まとめ

以上、今回はデジタルサイネージを導入する際にかかる費用の価格相場についてご紹介しました。
ビスコサイネージでは、お客様の抱えている課題や運用目的などを丁寧にヒアリングし、それぞれのお客様に合ったデジタルサイネージのご提案をさせていただいております。
機器だけでなく、配信するコンテンツの制作やコンテンツ配信代行など、お客様のデジタルサイネージ運用をトータルサポートいたしますので、デジタルサイネージのご導入を検討中の方、少しでも興味がある方はお気軽にご相談くださいませ!

デジタルサイネージに関するご相談はこちらからお願いいたします!

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