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2024.10.04

デジタルサイネージとは?導入するメリットとデメリット

デジタルサイネージ みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
従来の看板やポスターに代わる情報発信媒体として活用の場が広がっているデジタルサイネージですが、導入することでどんなメリットが得られるのでしょうか?
今回は、デジタルサイネージを導入するメリット・デメリットについてご紹介していきます。


デジタルサイネージとは?

デジタルサイネージは、デジタルディスプレイを使った情報発信媒体・広告配信媒体のことをいいます。街中の屋外広告や商業施設、駅、空港、店舗にいたるまで、様々な場所で活用されています。今まで主流だったポスターや看板は、静止画での訴求しかできませんでしたが、デジタルサイネージは、映像・画像・テキストを組み合わせた表示ができるので、広告や情報案内、メニューの表示、緊急情報の提供など、幅広い用途で利用することができます。
さらに、インターネットを通じて遠隔からリアルタイムでコンテンツの更新ができるため、「場所」や「時間帯」に合わせて、最適な情報をタイムリーに発信することが可能です。
また、視覚的な訴求力も高いので、ブランドの認知度向上や購買意欲の喚起にも効果的です。
このようにデジタルサイネージは、従来型の情報発信ではできない柔軟で効果的な情報発信ツールとして、今後さらなる活躍が期待されています。


デジタルサイネージの仕組み

デジタルサイネージには、大きく分けてコンテンツ配信の仕組みが異なる2種類の機器があります。

スタンドアロン型デジタルサイネージ

インターネットに接続せずにコンテンツを保存したSDカードやUSBを機器に挿し込んでコンテンツ配信を行います。
保存されているコンテンツがスライドショーのようにディスプレイに配信され、内容を変更する場合には新しいデータを保存し直す必要があります。
ネットワーク型に比べて導入コストが安く、ランニングコストもかからないというのが特徴です。
スタンドアロン型デジタルサイネージ

ネットワーク型デジタルサイネージ

インターネットを経由してディスプレイにコンテンツの配信を行います。
コンテンツ配信&管理を行うにはCMS(コンテンツマネジメントシステム)が必要になりますが、ネット環境さえあれば遠隔でどこからでもコンテンツの配信や変更を行えます。配信するコンテンツの順番やスケジュール、再生時間などを細かく設定することが可能です。
ネット環境やCMS、STB(コンテンツ再生プレイヤー)が必要になるので、スタンドアロン型のデジタルサイネージと比べて初期費用・ランニングコストがかかるという特徴があります。
ネットワーク型デジタルサイネージ

デジタルサイネージ導入のメリット

デジタルサイネージを導入することでどんなメリットが得られるのでしょうか?
ここでは、5つのメリットについてご紹介していきます。

・静止画や動画、音声を使った訴求ができる
アナログポスターや看板は、静止画のみでの訴求になるため、表現方法や記載できるテキスト数、情報が制限されてしまいます。
一方、デジタルサイネージは、静止画はもちろん、動画や音声による訴求も可能です。
表現方法の選択肢が広いことで、伝えたいことや設置場所に合った効果的な訴求を行うことができます。動きのあるコンテンツは、ダイナミックさも格段にアップします。


・省スペースで多くの情報を発信できる
アナログのポスターや看板は、作成した1つのコンテンツを1つの場所で一定期間掲示し続けることになるため、限られた量・種類の情報しか伝えることができません。
一方、デジタルサイネージは1つの画面に複数のコンテンツを自由に切り替えて表示することできるため、限られたスペースで発信できる情報量・コンテンツの種類が多いです。


・よく目立ち認識してもらいやすい
わたしたちの身の回りには、看板やポスター、デジタルサイネージなどの広告物が溢れていて、少し外に出ただけでもの凄い量の情報が視界に飛び込んできます。
そんな状況下で、自分たちが発信している情報をターゲットに認識してもらうためには、工夫が必要です。アナログのポスターや看板も、色味やテキストの種類・サイズを調整して目立たせることはできますが限界があります。
一方、デジタルサイネージは、ディスプレイ自体が明るく、動きのある動画コンテンツが配信できるので自然と視線を集めることが可能です。


・貼り替え作業ゼロ
アナログのポスターや看板は、内容を変更する際には新しい掲示物の印刷をして、貼り替えを行う必要があり、手間もコストもかかってしまいます。
一方、デジタルサイネージは貼り替え作業が一切不要で、データを更新するだけでコンテンツ内容の変更が簡単に行えます。


・ネットワーク型は遠隔操作&複数ディスプレイへの配信OK
ネットワーク型のデジタルサイネージは、インターネット回線を利用してコンテンツ配信を行うので、遠く離れている場所からでもコンテンツ管理&配信が可能です。
デジタルサイネージが異なる場所に設置されていても、ディスプレイが複数台あっても一括でコンテンツ配信が行えます。


デジタルサイネージ導入のデメリット

デジタルサイネージの導入を検討する際には、事前にどんなデメリットがあるかを把握しておくことが大切です。

・初期費用とランニングコストがかかる
デジタルサイネージのデメリットとしてあげられるのは、初期費用がかかるという点です。
デジタルサイネージを導入する際には、ディスプレイ本体や設置工事の費用がかかります。
また、運用方法によって異なりますが、運用開始後もコンテンツ配信システムや配信するコンテンツの制作費、保守点検などのランニングコストが発生します。
デジタルサイネージを導入する際には、事前に初期費用やランニングコストの見積もりをして、発生するコストのイメージをしっかりと掴むようにしましょう。


・故障の可能性がある
また、デジタルサイネージは電子機器なので故障のリスクがあるという点もデメリットとしてあげられます。
故障リスクを減らすためにデジタルサイネージを設置する場所や用途を明確にし、必要な性能を備えた機器を選択することが大切です。
通常、機器を購入する場合にはメーカー保証として保証期間が3年ほど設けられていることが多いですが、メーカーや販売会社ごとに内容が異なるので事前にしっかり確認しておくと安心です。


まとめ

以上、今回はデジタルサイネージのメリットとデメリットについてご紹介しました。
デジタルサイネージは幅広い場所・用途で活用できる情報発信媒体としてさまざまな場所で活躍しています。
そのため、導入を検討する方も増えていると思いますが、導入前にメリット・デメリットをしっかりと把握していろいろな角度から検討を進めるようにしましょう。

ビスコサイネージでは、お客様のご要望に合わせたデジタルサイネージ機器のご提案や設置サポートを実施しております。
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