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2025.05.16

デジタルサイネージの導入前に知っておくと役立つ基礎情報やポイント

みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
看板やポスターに代わる情報発信媒体としてさまざまな場所で見かけるようになっているデジタルサイネージの導入を検討している方も多いのではないでしょうか。
今回は、デジタルサイネージの導入を検討している方に向けて、デジタルサイネージの基礎知識や従来の看板やポスターとの違い、導入時のポイントをご紹介していきます。


デジタルサイネージとは?

デジタルサイネージは、デジタルディスプレイを使って情報や広告表示が行える情報発信媒体です。
今まで情報発信の主流だった看板やパネルは静止画での訴求しかできませんでしたが、デジタルサイネージであれば動画やアニメーション、音声といった多様な種類のコンテンツが配信できます。
このように、従来の看板やパネルよりも柔軟でインパクトのある情報発信ができることから、商業施設や駅、公共施設、飲食店など、幅広いシーンで活用されています。


主な活用シーン

デジタルサイネージはさまざまな業界や業種で有効活用されています。
ここでは、デジタルサイネージの活用シーン事例をいくつかご紹介していきます。

●小売業界
小売業界では、店頭の入口や店内でデジタルサイネージを使って情報発信が行われています。イベントやセール、キャンペーン情報など、お客さんの来店のキッカケに繋がる情報を効果的に発信することが可能です。売場でもこれらの情報を発信することで、売上向上にも役立ちます。


●飲食業界
飲食業界では、店内・店頭の両方でデジタルサイネージを使って情報発信が行われています。モーニングメニューやランチメニュー、ディナーメニューなど、時間帯によって変わるメニュー情報の内容を自動で変更して表示することが可能です。店内でのメニュー表示はお客さんが注文内容を決めるのをサポートし、店頭や窓際での情報発信は集客に効果的です。


●公共施設
駅や空港などの公共施設では、構内にデジタルサイネージを使って情報発信が行われています。運行情報や振替輸送、災害情報といったリアルタイムで正確な情報発信が求められる場合にもユーザーに迅速に情報を伝えることができます。
また、多言語での情報発信もできるので幅広い国の人にしっかり情報を伝えることが可能です。


●オフィス
オフィスでは、受付やエントランスにデジタルサイネージが設置され、来訪者向けに企業情報や社員向けの周知情報が表示されています。
社外の人向けに会社案内や製品情報を配信することで、自社のことを知ってもらうことができます。社員向けには企業としての方針や社長からのメッセージを共有することで、会社の一体感を生んだり、イベント情報・提出物の案内などを周知させるのに役立ちます。


デジタルサイネージと看板ポスターとの違い

上段でも少しお伝えしましたが、看板やポスターとデジタルサイネージにはさまざまな違いがあります。

●静止画以外での訴求が可能
看板やポスターは静止画のみでの訴求となり、デジタルサイネージは静止画や動画、音声といったコンテンツが配信できるという点が大きく異なります。
また、看板やポスターは内容を入れ替えることができず、1つのスペースで同じ情報を一定期間表示し続けますが、デジタルサイネージは1つの画面に複数の情報を入れ替えて表示できるので発信できる情報量が多いという特徴があります。


●視認性
看板やポスターは照明や自然光、天候、時間帯など、周辺環境の状況が情報の見やすさに大きく影響を与えます。
一方、デジタルサイネージはディスプレイ自体が明るいので、どんな天候や時間帯でも明るさを確保し鮮明に情報を届けることが可能です。


●貼り替え作業が不要
看板やポスターの内容を変更する場合には、貼り替えを行わなければいけないので手間がかかってしまいます。
一方、デジタルサイネージはデータを入れ替えるだけで簡単に内容変更ができるので、貼り替え作業がいりません。


デジタルサイネージの種類と選び方

デジタルサイネージにはいくつかの種類があります。ここでは、設置場所とコンテンツの配信方法をもとにご紹介していきます。

●デジタルサイネージには屋外用と屋内用のものがある
デジタルサイネージには、機器を設置する場所によって屋外用と屋内用のものがあります。

▼屋内用デジタルサイネージ
屋内用の製品は日が当たらない場所への設置を前提としているため、ディスプレイの明るさが300~700cd/㎡くらいとなっており、屋外用のディスプレイよりも明るさが低いです。


▼屋外用デジタルサイネージ
屋外用の製品は屋外への設置が考慮されているので、太陽の光が当たってもコンテンツがしっかり見えるようにディスプレイ自体の明るさが3000cd/㎡と明るい仕様になっています。
また、屋外は雨や風、ホコリにさらされたり、人や物がぶつかってくる可能性もあるので簡単に故障しないように防水防塵性能や衝撃に強い造りになっています。


●スタンドアロン型とネットワーク型の違い
デジタルサイネージはインターネットに接続しないでコンテンツ配信をする「スタンドアロン型」とインターネットに経由でコンテンツ配信を行う「ネットワーク型」タイプがあります。
スタンドアロン型は、コンテンツを保存したUSBやSDカードを機体に挿し込んで再生するので、稼働させる機器が少ない場合やコンテンツ更新の頻度が少ない場合に向いています。
一方、ネットワーク型はインターネットを通じてコンテンツを配信するので、複数台の機器を稼働させる場合やコンテンツ更新の頻度が多い場合でもスムーズに運用できます。


デジタルサイネージの導入を成功させるポイント

デジタルサイネージを効果的に活用するためにはどのようなことに注意をすればいいのでしょうか?
ここでは、デジタルサイネージを導入する際に考えるべき5つのポイントについてご紹介していきます。

導入目的を明確にする

デジタルサイネージを導入する前に、なぜデジタルサイネージを導入するのか、デジタルサイネージを使ってどんな効果を得たいのかを明確にするようにしましょう。
「デジタルサイネージを使うとなんかいいらしい」といったように不明確な理由で導入してしまうと、期待していた効果を得ることはできません。
例えば、集客のためにデジタルサイネージを活用するのであれば、どんな情報を発信するのか、ターゲット層は誰なのかといったことを考えることが大切です。
これらのことを明確にすることで、想定した運用に適した機器の選定や配信するコンテンツの内容、運用方法を定めて安定した運用が行えるようになります。


デジタルサイネージを設置する場所

デジタルサイネージを適切な場所に設置することも大切です。デジタルサイネージは、設置しても視聴してもらえなければ意味がありません。
多くの人が通る場所に設置するというのは大前提ですが、どの位置からディスプレイが視聴されるか、ターゲットがどの方向に向かって歩いていくかを把握し、人の流れの対角になるよう設置するなど、視界に入りやすくするように工夫が必要です。
また、設置場所が屋内なのか屋外かによって必要なディスプレイの明るさや性能は異なるので注意するようにしましょう。


コンテンツの選定

デジタルサイネージに配信するコンテンツは、ターゲットや目的に合ったものを配信することが大切です。ターゲットの興味を惹き付けるデザインや短時間で情報を受け取ってもらえるようシンプルで分かりやすいコンテンツを作成する必要があります。
コンテンツは自社で製作、もしくはプロに依頼して制作することができます。どのようなコンテンツを制作すればいいのか分からない、不安という方はプロにお任せするのがおすすめです。人を引き付けるデザイン、分かりやすい内容でコンテンツを作成してもらうことが可能です。
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運用方法の選択

デジタルサイネージをどのように運用していくのかも検討する必要があります。
コンテンツの配信方法や更新頻度をある程度決めておくと、デジタルサイネージを導入した後の運用や管理のギャップを減らすことができます。

このようにデジタルサイネージを導入する前に目的や運用方法を明確にすることで、デジタルサイネージの効果を最大限発揮させることが可能です。


まとめ

以上、今回はデジタルサイネージと看板ポスターの違いやデジタルサイネージを導入する際のポイントについてご紹介しました。
デジタルサイネージは高画質かつインパクトのあるコンテンツで情報発信できる新しいコミュニケーションツールです。
効果的な情報発信を行いたいと検討中の方は、デジタルサイネージの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
ビスコサイネージでは、お客様の抱えている課題や運用目的などを丁寧にヒアリングし、それぞれのお客様に合ったデジタルサイネージのご提案をさせていただいております。
デジタルサイネージのご導入を検討中の方、少しでも興味がある方はお気軽にお問い合わせください!

お問い合わせはこちらからお願いいたします!

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