2025.02.14
飲食店の運営効率と便利さをアップさせるモバイルオーダーと選び方のポイント
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
近年、デジタル技術の進化によって飲食業界でもテクノロジーを活用したサービスが急速に普及しています。その中でも、モバイルオーダーシステムは飲食店の店舗運営効率化と顧客体験の向上を実現するソリューションとして注目を集めています。
今回は、モバイルオーダーシステムを飲食店に導入するメリットやシステム選びのポイント、そしてあると便利な機能についてご紹介していきます。
モバイルオーダーシステムとは?
モバイルオーダーシステムとは、スマートフォンやタブレットから事前に商品の注文が行えるシステムです。利用者は専用のアプリやウェブサイトからメニューを確認し、好きなものを選んで注文を行います。支払いはウェブやアプリ上、もしくは退店時にレジで行うのが一般的です。
モバイルオーダーシステムは2種類
モバイルオーダーシステムには2つの種類があります。ここでは、それぞれの特徴について見ていきましょう。
店内注文型モバイルオーダー
店内飲食向けのモバイルオーダーシステムです。
お客さんは店内の座席に設置されているQRコードを読み込んで商品の注文を行います。
支払いは最後にレジでお会計するパターンが多いです。
店外注文型モバイルオーダー
テイクアウト用の商品を注文するモバイルオーダーシステムです。
お客さんは事前に商品の注文を行い、出来上がった商品を受け取りに行くという流れになります。支払いは注文時にオンライン上で決済するパターンが多いです。
モバイルオーダー導入のメリット
モバイルオーダーを導入することでどのようなメリットが得られるのでしょうか?
待ち時間の削減
モバイルオーダーシステムの大きなメリットは、待ち時間の短縮と混雑緩和です。
従来の対面式オーダーシステムは、スタッフが注文を取りに来てくれるのを待ったり、注文カウンターの列に並んでオーダーをする必要がありました。
一方、モバイルオーダーは、お客さんのスマートフォンから注文を行うので、スタッフが注文を聞きに来るのを待ったり、注文カウンターの列に並ぶ必要がなくなります。
また、お客さんは自分のペースでメニューの選択&注文が行えるので、利便性も高めることが可能です。
業務効率の改善
モバイルオーダーシステムは業務効率をアップさせることができます。
従来の対面式オーダーシステムは、お客さんが呼んでいるのに気付けない、別のお客さんの対応中で待たせてしまうといったことが起こりやすいです。また、注文の聞き間違いやレジ業務でミスが発生するリスクもあります。
一方、モバイルオーダーは、お客さん自身が自分のペースで注文を行うので、注文を待たせたり、オーダーミスの発生を防ぐことができます。
スタッフはオーダーに関する業務が軽減されるので、調理や配膳、接客に注力できるようになります。
モバイルオーダーシステムが向いている店舗
モバイルオーダーシステムを導入することで店舗運営効率が高まる店舗としては、客席が多い大規模店舗、混雑するカフェやファストフード、飲み放題・食べ放題メニューがある店舗などが挙げられます。
これらの店舗では、モバイルオーダーシステムを導入することによって店舗オペレーションがスムーズになり、お客様の満足度も高めることが可能です。
モバイルオーダーシステム選びのポイント
ここでは、モバイルオーダーの導入を検討するにあたって、システムを選ぶ際のポイントをご紹介していきます。
・注文までの手間 モバイルオーダーシステムを選ぶ際のポイントとなるのが、サービス利用時の手間です。
モバイルオーダーシステムは、QRコードやアプリを使って注文を行うものがほとんどです。QRコードを読み取って利用するものは比較的手間もなく、すぐにサービスを利用することができますが、アプリやウェブサイトを通じて注文を行うものに関しては、アプリのダウンロードや会員登録を行わなければならず手間が増えるので、途中で利用をやめてしまう可能性がります。
そのため、店舗側の利用のしやすさだけでなく、ユーザーが利用しやすいかということも考慮することで、ユーザーの離脱を防ぐことができます。
・操作性 モバイルオーダーシステムを選ぶ際には、操作性も重要なポイントです。
お客さんが注文を行う際に、シンプルなナビゲーションで直感的に操作が行えること、タップ数、見やすいレイアウトであるかどうかを確認するようにしましょう。
また、店舗のスタッフも操作を行う必要があるので、複雑な操作が不要で誰でも簡単に使えるシンプルな管理画面であることが理想的です。
このように、操作性を判断する際にはお客さんと店舗スタッフの2つの側面から検討するのがおすすめです。
・機能性 モバイルオーダーシステムを選ぶ際には、機能面も大切なポイントとなります。
上段のモバイルオーダーシステムの種類でもご紹介したとおり、モバイルオーダーシステムには店内注文とテイクアウト注文があり、それぞれシステム構造が異なるので、自店舗の運営形態に合ったものを選択するようにしましょう。
なかには両方に対応しているシステムもあるので、どちらにも対応させたい場合には兼用タイプを検討するのがおすすめです。
・既存システムとの連携 モバイルオーダーシステムを選ぶ際には、既存システムと連携できるかどうかも大切なポイントです。POSレジやキッチンプリンター、ハンディシステムと連携できればスムーズに導入が行えます。また、それぞれのデータを一括で管理し店舗運営やマーケティング施策に活用することが可能です。
既存システムとの連携が行えない場合は、すべてを一新しないといけなくなるので注意が必要です。
・コスト モバイルオーダーシステムを選ぶ際には、導入する際の初期費用や月額料金がどれくらいかかるかも大切なポイントです。
モバイルオーダーシステムには種類がたくさんあり、なかには初期費用がかからないものもあります。性能や操作性と合わせて、予算内で導入できるものを選択するようにしましょう。
まとめ
以上、今回はモバイルオーダーシステムの種類や選び方のポイントについてご紹介しました。モバイルオーダーシステムは、店舗の業務効率やオペレーションの改善、お客さんにとっては待ち時間の短縮や利便性を向上させる効果が期待できます。
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