2025.01.24
フードコートの不便さを解消するモバイルオーダーの活用メリット
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
複数の飲食店が出店しているフードコートは、利用者が一度にいろいろな料理を楽しめる魅力的な場所です。しかし、一般的なフードコートのシステムでは、注文待ちや席の確保、複数店舗を利用する際の注文・支払いの煩雑さなど、不便さを感じることも少なくありません。最近、多くの飲食店でモバイルオーダーシステムの導入が進んでいますが、フードコートが抱える課題を解消する手段としてもモバイルオーダーシステムが注目されています。
そこで今回は、従来のフードコートシステムが抱える課題とモバイルオーダーシステムを導入することで得られるメリットについてご紹介していきます。
従来のフードコートシステムの課題
ここでは、従来のフードコートシステムにどのような課題があるのかを見ていきましょう。
行列の発生
フードコートではランチタイムや休日に大勢の利用者が集まるため、人気のお店には行列ができ、注文までの待ち時間が発生することが多いです。特に家族連れやグループの場合、全員分の注文を行うのに時間がかかってしまいます。
こうした行列や待ち時間の発生は、利用者のフードコートに対する満足度を下げる要因になってしまいます。
席の確保から注文、受け取りの流れが大変
通常、フードコートを利用する際には、先に席を確保してからお店に行って注文を行い、座席に戻り、料理が出来上がったら受け取りに行くという手間が発生してしまいます。
フードコートは家族連れで利用するお客さんも多く、特に小さなお子様を連れている場合は一緒に行動をしなければならず、これら一連の行動が負担になってしまいます。
複数店舗利用時の負担
フードコートの魅力は様々な料理を楽しめる点ですが、複数店舗を利用する際にはそれぞれのお店で注文、受け取りをしなければならず手間がかかってしまいます。
こうした手間を面倒だと感じ、本当は気になったお店を利用せずにやめてしまうなど、お店利用の機会損失にもつながります。
モバイルオーダーシステムの導入メリット
ここでは、モバイルオーダーシステムを使うことでフードコートが抱える課題をどのように解消できるかを見ていきましょう。
待ち時間の短縮
モバイルオーダーシステムを導入することで、利用者はスマートフォンから注文が行えるようになります。これにより、お店の前に並ぶ必要がなくなり、混雑している時間帯でもスムーズに注文が行えます。待ち時間の短縮は利用者の満足度を高め、フードコートの回転率向上にも貢献します。
座席のスムーズな確保
モバイルオーダーシステムを導入することで、事前に座席を確保してその場で注文を完了させることが可能です。そのまま座席でゆっくりと料理が出来上がるのを待ち、通知が来たらお店まで料理を取りに行くという流れになります。
「座席確保→店舗で注文→座席で待機→料理の受け取り」という従来の流れを「座席確保&注文→料理の受け取り」というシンプルなオペレーションに変えることができます。
行列に並ぶ必要もなく、自分のペースでゆっくりメニューを選ぶことが可能です。
複数店舗の利用も簡単に
モバイルオーダーシステムを導入することで、フードコート内にある複数店舗のメニューを1つのアプリ上にまとめて表示し、注文することができます。
これにより、利用者は複数店舗の料理の注文・支払いをスムーズに行えるようになります。
また、利用者がフードコートに出店しているお店のメニューをまとめて確認できるようになることで、店舗側は新しいお客さんを獲得できる機会にもつながります。
キャッシュレスを実現
モバイルオーダーシステムを導入することで、キャッシュレス決済を実現することができます。
お客さんのスマートフォン上で注文と決済を同時に完結させることができるので、スムーズな動線提供が可能となります。
店舗運営の効率化
モバイルオーダーシステムを導入することで、店舗側にも多くのメリットをもたらします。注文が自動で送られてくるので、スタッフがレジ対応に割かれる時間が減り、調理やその他のサービスに注力することができます。
モバイルオーダーシステム導入時の注意点
ここでは、モバイルオーダーシステムを導入する際に大切なことをご紹介していきます。
利用者へのサポート
モバイルオーダーシステムを導入する際には、実際に注文をするお客さんへのサポートも大切です。注文の流れや利用方法を分かりやすく説明するなど工夫するようにしましょう。
また、フードコート利用者のなかには、年配の方やデジタルツールに不慣れな方、スマートフォンを持っていない方もいらっしゃるので、そういう方たちの注文対応をどのようにするかしっかり検討する必要があります。
スタッフへのサポート
モバイルオーダーシステムを導入する際には、業務オペレーションが大幅に変更になるため、スタッフへの研修が必要です。スタッフはモバイルオーダーの操作方法を習得し、お客さんからの問い合わせやトラブル発生時にはしっかり対応できるようにしておきましょう。
初期費用
フードコートでモバイルオーダーシステムを導入する場合には、通常の飲食店とは違いフードコート内にあるすべての飲食店にシステムを導入する必要があるため、その分導入コストがかかります。
モバイルオーダーシステムを導入する際には、事前にこれらのことを検討するようにしましょう。
まとめ
以上、今回はフードコートが抱える課題とモバイルオーダーシステムを導入するメリットについてご紹介しました。
飲食店を中心に導入が進んでいるモバイルオーダーシステムは、わたしたちにとってもすっかり馴染みのオーダーシステムとなってきていますが、フードコートで感じるちょっとした不便さをも解消できるツールです。たくさんのお客さんが利用するフードコートの利便性を向上させたいとお考えの方は、モバイルオーダーシステムの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
モバイルオーダーシステムは、ビスコサイネージでもお取り扱いのあるサービスですので、ご興味のある方、導入を検討している方はお気軽にご相談ください!
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