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2025.01.17

飲食店の新スタンダード“モバイルオーダー”のメリットと活用事例

みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
近年のデジタル技術の発達とともに私たちの生活に関わる多くのことが変化しています。
その一例としてあげられるのが、飲食店での注文方法です。最近では、従来の対面での注文から、タッチパネルを使ったセルフオーダーやモバイルオーダーの導入が進んでいます。
今回は、モバイルオーダーシステムをテーマにモバイルオーダーシステムを導入するメリットや得られる効果についてご紹介していきます。


モバイルオーダーとは?

モバイルオーダーシステムは、お客さんがタブレットや自分のスマートフォンを使って、店内や店外から商品の注文が行えるシステムです。
アプリやウェブサイトからメニューを閲覧し、商品の注文から支払いまでを一貫して行うことができます。
モバイルオーダーシステムは、その利便性の高さから飲食業界をはじめとしたさまざまな業界で導入が進んでいます。


飲食業界や商業施設におけるモバイルオーダーの重要性

近年、飲食業界や商業施設でモバイルオーダーシステムの導入が急速に進んでいますが、その要因の1つとして新型コロナウイルスの存在があげられます。
新型コロナウイルスの流行時には、感染対策として人との接触を減らすことが求められたため、非接触で飲食店のサービスが利用できるモバイルオーダーシステムの普及を後押ししました。
また、ライフスタイルやデジタル技術の進化による消費者ニーズの変化もモバイルオーダーシステムの普及を後押しする要因となっています。
スマートフォンの普及により、わたしたちはあらゆる情報に簡単にアクセスでき、いつでも・どこからでも商品やサービスの利用が可能となったことで、サービス全般において迅速かつ便利であることが求められるようになっています。
モバイルオーダーシステムはこうした消費者ニーズを満たすだけでなく、導入することで店舗オペレーションの効率化やコスト削減、売上を向上させるサポートをしてくれます。
このように、モバイルオーダーシステムは飲食業界や商業施設における顧客体験を向上させ、店舗の競争力を強化するためのツールになっています。


モバイルオーダーシステムのメリット

モバイルオーダーを使うことでどのようなメリットが得られるのでしょうか?

待ち時間をなくす、行列の緩和

モバイルオーダーシステムの大きなメリットは、時間や手間の大幅な削減と行列緩和です。
従来の対面注文では、店員さんが注文を取りに来るのを待ったり、注文カウンターの列に並んで商品の注文を行わなければなりませんでしたが、モバイルオーダーはお客さんのスマートフォンで注文を完結させられます。
これにより、混雑するピークタイムの行列を分散させられるだけでなく、お客さんは自分のペースでメニューを確認し、好きなタイミングで注文が行えるので、注文におけるストレスの軽減&利便性も高めることが可能です。


オペレーションの効率化

モバイルオーダーシステムは、店舗のオペレーションを効率化させることができます。
従来の対面注文では、接客対応が重なったり、お客さんの呼び出しに気付けず、お客さんを待たせてしまうということがどうしても起こりやすいです。
また、オーダーの聞き間違えやレジ業務でミスが発生するリスクもありますが、モバイルオーダーはお客さん自身のタイミングで注文ができるので、待たせることがなくなりますし、注文内容がダイレクトにキッチンに飛ぶので、オーダーミスもなくすことができます。
スタッフは業務負担が軽減されるので、調理や配膳、接客に集中できるようになり、少人数での効率的な店舗運営が可能となります。


売上アップ

モバイルオーダーは、次いで注文や追加注文の頻度をアップさせることが可能です。
従来の対面注文に比べてモバイルオーダーはお客さんがじっくりメニューを見ながら自分のペースで注文が行えるので、オーダー機会の損失をなくし、ついで注文や追加注文の頻度を高めることができます。
また、アプリやウェブ上で注文履歴に基づくおすすめメニューの提案やクロスセルを行うことで、売上アップの効果も期待できます。

このようにモバイルオーダーシステムは、お客さんの利便性を高め、ストレスの少ない店舗体験を提供することができます。また、店舗側にとってはオーダーミスを減らし、スムーズなサービス提供をサポートしてくれます。モバイルオーダーシステムは、お客さんと店舗側の両方の利便性を向上させるツールとして、あらゆるシーンにおける注文方法のスタンダードとなっていくでしょう。


モバイルオーダーの活用シーン

ここでは、モバイルオーダーの活用シーン事例と導入効果をご紹介していきます。

フードコート

商業施設やサービスエリアに設置されているフードコートでは、モバイルオーダーの活用が便利です。
通常、フードコートを利用する際には、先にテーブルを確保してから店舗のレジカウンターで注文を行い、料理ができあがったら取りに行くという流れが一般的です。
フードコートは、手軽に利用できるという点では便利ですが、混んでいる場合は注文するのにも並ぶ必要がありますし、商品の注文を行って座席に戻り、再び料理を取りに行くという手間が発生してしまいます。特に小さなお子さま連れの場合は、その一連の行動が負担となってしまいます。

こうした課題は、モバイルオーダーの導入で解消することが可能です。
モバイルオーダーを利用することで、「店頭で注文→テーブルへ戻る→料理を受け取りに行く」というオペレーションが「テーブルから注文→通知を受け取る→受け取りに行く」というオペレーションに変えることができます。行列に並ぶ必要もなく、ゆっくりじっくりとメニューを選択することができます。

また、フードコートに出店しているすべての店舗が一覧で確認できるようになることで、店舗側は新たなお客さんを獲得するチャンスを創出する効果も期待できます。


ホテルのレストラン

ホテルのレストランでもモバイルオーダーの活用が便利です。
ビュッフェスタイルの食事の場合、シェフがその場で調理をしてくれるサービスがありますが、仕上げ方法やトッピングなどお客さんが自由に選べるようになっていることも多く、やり取りに時間がかかったり、人気で列ができてしまうことが多々あります。
こうした課題を解消できるのがモバイルオーダーです。通常の料理は自由に取ってもらう方法を継続し、シェフの料理の注文をモバイルオーダーで受け付けることで、お客さんは列に並ぶ必要がなくなり、行列の解消に役立ちます。
また、多言語表示もできるので海外のお客さんにも調理方法やトッピングなどの選択肢が明確に伝わり、利便性を向上させられます。


社員食堂

社員食堂でもモバイルオーダーシステムの活用が便利です。
社員食堂では、メニューが毎日変更されるので食堂に行くまで何が販売されているのか分からない、せっかく食堂まで来たのに頼もうと思っていたメニューが売り切れになっていたということが起こりやすいです。
モバイルオーダーであれば、スマートフォン上でメニューや売切れ状況がリアルタイムで確認できます。また、事前予約制にすることで食数の把握が可能となり、フードロス削減にも効果を発揮します。


モバイルオーダーを導入する際に大切なこと

ここでは、モバイルオーダーシステムを導入する際に大切なことをご紹介していきます。

スタッフへの教育と顧客サポート

モバイルオーダーシステムを導入し、効果的に活用するためにはスタッフへの教育が必要不可欠です。スタッフはモバイルオーダーの操作方法をしっかりと習得し、トラブルがあった場合に対応できるようにしておくようにしましょう。
また、実際にモバイルオーダーを使用するお客さんへの説明やサポートも大切です。最近ではモバイルオーダーが普及し、お客さん自身もモバイルオーダーの利用することに慣れていることも多いですが、年配の方やデジタルに不慣れな方たちに対しては利用方法をわかりやすく説明する工夫が必要です。


まとめ

以上、今回はモバイルオーダーシステムの重要性やメリット、活用シーンについてご紹介しました。
モバイルオーダーシステムは、飲食業界を中心に導入が広がっており、お客さんと店舗の両方にとって必要不可欠なツールになってきています。お客さんの利便性を向上させ、店舗運営を効率化させるモバイルオーダーシステムは、多くのメリットをもたらしてくれます。

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