2025.02.07
デジタルサイネージのコンテンツ管理をスムーズにする配信システム
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
いろいろな場所で活用されているデジタルサイネージですが、デジタルサイネージにコンテンツを配信するためには「配信システム(CMS)」が必要です。
今回は、コンテンツ配信のパターンや配信システムの機能についてご紹介していきます。
そもそもデジタルサイネージってなに?
デジタルサイネージは、デジタルディスプレイを使った情報発信媒体です。日本語では、電子看板と呼ばれることもあります。街中や駅、飲食店、商業施設など、わたしたちの身近にはデジタルサイネージが溢れています。
デジタルサイネージは、従来のポスターや看板とは異なり、静止画だけでなく動画や音声を使った目を引くコンテンツの配信が可能です。
柔軟な情報発信が行えるツールとして、幅広い場所で活用されています。
コンテンツ配信のパターン
デジタルサイネージには種類があり、それぞれコンテンツ配信の方法が異なります。
ここでは、スタンドアロン型デジタルサイネージとネットワーク型デジタルサイネージの特徴を見ていきましょう。
スタンドアロン型
スタンドアロン型デジタルサイネージは、インターネットに接続せずにコンテンツを配信するタイプです。
コンテンツを保存したSDカードやUSBを機器に挿し込んでコンテンツ配信を行います。保存されているコンテンツがスライドショーのようにディスプレイに表示され、コンテンツを入れ替える場合にはデータを保存し直す必要があります。
ネットワーク型
ネットワーク型デジタルサイネージは、インターネットに接続してコンテンツを配信するタイプです。
ネットワーク型デジタルサイネージの場合、コンテンツを配信するのにSTB(再生プレイヤー)、CMS(コンテンツ配信システム)が必要になりますが、ネット環境さえあればどこからでもコンテンツ配信・管理が行えます。
デジタルサイネージ配信システムの主な機能
上段でネットワーク型デジタルサイネージのコンテンツ表示には、コンテンツ配信システムが必要だとお伝えしました。
ここでは、配信システムでどんなことができるのかを見ていきましょう。
スケジュール管理
配信システムの主要機能のひとつが、コンテンツのスケジュール管理です。
この機能を使用することで、あらかじめ設定した時間帯や曜日、期間に応じてコンテンツを自動で配信することができます。例えば、飲食店ではモーニング、ランチ、ディナータイムで提供しているメニューが変わることが多いですが、配信システムを使うことで自動的にメニューを切り替えることができます。手作業での更新作業をなくし、タイムリーな情報提供可能となります。
また、季節ごとのキャンペーンやプロモーションも事前にスケジュール設定できて便利です。
リモート操作と更新
配信システムを使うことで、遠隔でのコンテンツ管理・更新が行えます。複数店舗を運営している場合や複数台デジタルサイネージを設置している場合には運用効率を大幅に上昇させることができます。
ネットを通じて複数店舗・複数台分のコンテンツを瞬時に配信することが可能です。急な情報変更が必要な場合にもすぐに反映させることができます。
デジタルサイネージの配信システムを導入するメリット
配信システムを使ってコンテンツを配信することで、効率的に管理が行えます。
「頻繁にコンテンツの入れ替えがある」、「時間帯によって配信するコンテンツが変わる」、「複数の店舗のコンテンツを管理している」という方も多いですが、その場合コンテンツの管理だけでもものすごい手間がかかってしまいます。
配信システムはこうした手間を省き、配信するコンテンツの種類、タイミング、スケジュールなどを簡単に管理することが可能です。
コンテンツ管理が大変という方におすすめの「おまかせ配信」
コンテンツ配信システムを使うことで、従来の看板を使った情報発信に比べて作業が減り、運用がとても楽になりますが、コンテンツ配信に関わる業務をもっと減らしたいという方には弊社が提供しているおまかせ配信サービスがおすすめです。

配信するコンテンツの登録やスケジュール設定など、コンテンツ配信に関わる面倒な作業は全部丸投げでOK!
導入拠点やサイネージの台数が増えれば増えるほど大変になる管理の手間を大幅に減らし、デジタルサイネージのスムーズな運用をサポートいたします!
デジタルサイネージ導入の流れ
ここでは、デジタルサイネージの導入を検討している方に向けて、弊社を例にデジタルサイネージを導入する際の大まかな流れをご紹介していきます。
STEP1:お問い合わせ&ヒアリング
お問い合わせフォームから、お問い合わせをいただきます。
その後、お客様と担当者で打ち合わせを行い、導入を検討しているデジタルサイネージや導入目的、予算、設置場所などをヒアリングいたします。ヒアリングした内容をもとに、お客様のご要望に合わせた製品をご提案いたします。
STEP2:システム設計&コンテンツ制作
ヒアリングした目的や予算に応じたデジタルサイネージ機器、設置方法、コンテンツの配信方法を検討します。デジタルサイネージを設置する場所によって、必要なディスプレイの明るさや性能、設置方法が異なるので、設置場所に合った種類・性能の機器、運用イメージに合ったコンテンツ配信方法を設計いたします。
また、デジタルサイネージに配信するコンテンツの制作も行っていきます。ターゲットや伝えたいメッセージを明確にし、コンテンツを作成することで訴求力を高めることが可能です。
STEP3:設置
導入する機器や設置方法が確定したら、機器の設置とシステムのセットアップを行います。
デジタルサイネージを設置する際には、導入実績が豊富な企業を選択すると安心です。
STEP4:運用・保守
機器の設置&セットアップが完了したら、デジタルサイネージの運用がスタートです。
スタンドアロン型のデジタルサイネージは、コンテンツを保存したUSBやSDカードをデジタルサイネージ本体に挿入するだけでコンテンツが配信されます。
ネットワーク型のデジタルサイネージは、CMSでコンテンツ、配信スケジュールの設定を行います。
デジタルサイネージを導入する際の選び方と注意点
ここでは、デジタルサイネージを導入する際の機器の選び方のポイントや注意点についてご紹介していきます。
必要な性能
デジタルサイネージを効果的に活用するためには、設置場所や運用方法に応じて必要な性能のものを選択することが大切です。
デジタルサイネージには屋内用と屋外用、ネットを通じてコンテンツを配信するものとしないものなど違いがあるので、想定している設置場所・運用方法に合ったものを選択するようにしましょう。
設置場所
デジタルサイネージを効果的に活用するためには、どこに機器を設置するのかも大切なポイントです。
人が多く集まる場所、人目に付きやすい場所というのも大事ですが、「どんな属性の人がいるのか」「視認性」といったことも大事です。
情報発信をするうえでターゲットとなる属性の人がいるのか、視認性がいいなど、デジタルサイネージが見られやすい場所に設置することが大切です。
ディスプレイサイズ
デジタルサイネージを効果的に活用するためには、設置する場所にあったサイズのディスプレイを選択することが大切です。
どれくらいスペースがあるのか、どれくらいの距離から視聴されるのかを考慮して検討するのがおすすめです。
まとめ
以上、今回はデジタルサイネージのコンテンツ配信システムの性能やメリットについてご紹介しました。
デジタルサイネージは、従来の看板よりも目立ちやすく、効果的な情報発信ができるツールとしてますます幅広い場所で活用されています。
そして、配信システムは遠隔から簡単にコンテンツ管理が行えるので、コンテンツの更新頻度が高い、複数店舗展開しているといった場合に便利です。
コンテンツ配信システムやおまかせ配信など、ビスコサイネージではデジタルサイネージのコンテンツ配信に関わるサポートも行っておりますので、デジタルサイネージの導入を検討している方、ご興味のある方はお気軽にご相談ください!
お問い合わせは
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