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2022.12.09

【体験レポート】世界初自動調理ロボットが話題「エビノスパゲッティ」で未来の食体験

エビノスパゲッティ外観 みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
今年、株式会社プロントコーポレーションが新業態としてオープンさせた「エビノスパゲッティ」をご存じでしょうか?
世界初のパスタ自動調理ロボットが導入された同店舗は人とロボットが融合した未来型の飲食店を体験できると話題になっています。
先日、同店舗に行ってきたので今回はその様子をレポートしていきます。


エビノスパゲッティとは?

エビノスパゲッティ は、プロントコーポレーションが調理ロボット事業を手掛けているTechMagicが共同開発したパスタ自動調理ロボット「P-Robo」を導入し、パスタを自動調理して提供するお店です。
同店舗に導入されている調理ロボットは、注文に応じて麺を茹で、具材・ソースの供給、調理、鍋の移動・洗浄を自動で行う世界初の技術を搭載しており、人とロボットが融合した未来型の店舗として注目を集めています。


エビノスパゲッティ利用レポート

今回私は、エビノスパゲッティ1号店として今年の6月30日にオープンした丸ビル店を利用しました。
店内飲食だけでなく、テイクアウトにも対応しているので、シーンに合わせて利用することができますね。

客席に置かれていたQRコードを読み取って注文スタート

店内に入ってみると、カウンター席とテーブル席が用意されていました。全部で32席あるそうです。

客席には、メニュー表とQRコードが置かれています。
エビノスパゲッティメニュー テーブルに置かれたメニュー表

「食事だけでも、酒だけでも楽しめるスパゲッティ屋」をコンセプトにしているということで、パスタメニューの他にも手軽につまめるおつまみやワインを中心としたお酒のラインナップも充実していました。


注文はQRコードを読み取ってスマートフォンから行います。
客席に置かれたQRコード

注文画面


調理ロボットが調理開始

厨房はガラス張りになっていて、同店舗のために新しく開発された調理ロボットが忙しく動き回っているのを見ることができます。

ロボットたちの動きを観察していると、どうやら麺を茹でるロボット、スライダーを移動しながら調理を管理しているロボット、茹で上がった麺とソースをまぜるロボットに担当が分かれているようです。

ソースや具材は上に設置された冷蔵庫から自動で供給されるので、スライダーで移動するロボットがドラム状の鍋を移動させて上から落ちてくるソースと具材を受け取ります。
その後、一番右端のアームロボットのところまで移動し、茹で上がった麺を加えてIH調理器にセットすると、自動で回転加熱されていきます。

麺とソースをまぜる工程は強火力で調理が行われているので、短時間で料理を仕上げ、パスタソースを煮詰まらせずに麺にしっかりなじませることができるそうです。
この調理工程は同時に4食分の調理を行うことができ、たった45秒という驚異的なスピードで1食のパスタを完成させることが可能だそうです。


調理が終わったら従業員が待つ盛り付け場所まで鍋が運ばれてくるので、フライパンからお皿への料理の盛り付け、トッピング、そして配膳はスタッフが担当します。
調理に使った鍋の洗浄は自動で行われていました。


調理ロボットが作ったパスタを実食

出来上がったパスタがこちらです!
ジェノベーゼパスタ

エビとアボカド、ブロッコリーが入っている具沢山パスタ。
味も自動で調理されているとは思えないクオリティーでおいしかったです。


実際に店舗で働いているスタッフの方ともお話させて頂いたのですが、ロボットが調理を担当してくれることで、オペレーションが楽になった、新人教育にかかる時間が短縮されたとおっしゃっていました。
通常、調理担当のスタッフに対しては細かい調理方法の指導を行う必要がありますが、3~4日目の新人スタッフでもすぐにキッチンで働いてもらうことができるそうです。
ロボットが調理することで、いつどんな時でも同じ味の料理を提供できるというのも利点だとおっしゃっていました。


お店を利用した感想

以上、今回はロボット調理で話題の「エビノスパゲッティ」のレポートをご紹介しました。
今回初めてエビノスパゲッティを利用しましたが、間近でロボットが調理を行っている様子を見ることができて楽しかったです。
調理時間が短く、自動で作られているとは思えないクオリティーのスパゲッティが食べられるのがすごいと思いました。
おつまみやスパゲッティの盛り付けは人が行っていましたが、主な調理はロボットが担当してくれるので、通常のお店より働いている人たちの負担は軽減されていると感じました。
ロボットが担当するところと人が担当するところを分けることで、ホスピタリティ面など、人が担当することで付加価値が与えられるサービスに注力できるようになり、利用者の満足度を高めることができると感じました。

みなさんも機会があったらぜひ利用してみてください。

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さあ、飲食店に体験を。

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