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2025.07.04

デジタルサイネージジャパン2025レポート

みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
2025年6月11日(水)~6月13日(金)に幕張メッセで「デジタルサイネージジャパン2025(DSJ)」が開催されました。
いろいろな製品を見学させてもらったので、今回の記事では展示会の様子や展示されていた製品についてご紹介していきます。


デジタルサイネージジャパンとは?

デジタルサイネージジャパンは、街中のメディアとして多様な役割を果たす「デジタルサイネージ」にフォーカスし、デジタルサイネージの最新技術とその活用方法を発見することができる展示会です。あらゆるビジネスシーンにおけるサイネージの利活用事例を知ることができます。
開催期間中には、総勢136,875人の方たちが来場したそうです。
公式サイト

▼開催スケジュール
デジタルサイネージジャパン2024(幕張メッセ開催)
2025年6月11日(水)~6月13日(金) 10:00~18:00


デジタルサイネージジャパン2025 レポート

デジタルサイネージジャパン 2025では、さまざまな製品を見ることができたので、見学させてもらった製品をご紹介していきます。

イマーシブLEDビジョン

LED TOKYO社のブースに展示されていたのがイマーシブLEDビジョンです。
「イマーシブ(immersive)」は「没入する・浸る」という意味の英語で、境界線のない曲面やドーム型、ボックス型ディスプレイを使って空間全体で映像を見せる演出が特徴で、その世界に入り込んだような臨場感のある映像体験を味わうことができます。
今回展示されていたのはボックス型のディスプレイで、コーナーパネルに曲面ディスプレイを使用することで、従来の箱型ディスプレイでは表現が難しかった遠近感のある風景やパノラマ映像をシームレスかつ立体的に再現できているそうです。

境界線がなく映像も立体的なので、本当にその空間に自分がいるかのような気がしてしまいます。

イマーシブビジョンは、「見る」ディスプレイではなく、体験を提供するディスプレイとして、テーマパークや美術館、展示会、イベントなど、さまざまなシーンでの活躍が期待されています。


大型4K LEDスクリーン

同じブースに横幅10メートル、縦5.5メートル、4K解像度の450インチ大型LEDスクリーンが展示されていました。
モンスターハンターの最新作をこの大画面でプレイできるという企画が実施されていましたが、これだけ高精細な巨大ビジョンを使ってゲームをプレイしたらゲームの世界観に入り込むことができますね。残念ながら実際にプレイしているところを見ることはできませんでしたが、ゲーム好きの人であれば一度は体験してみたいのではないでしょうか。


吊り下げLED

次にご紹介するのは、透明のLEDパネル「MUXWAVE Holographic Invisible Screen」です。
写真を見てもらうと分かりやすいのですが、このLEDの特徴はなんといっても、フレームがなくシームレスな構造になっているということです。
こんなに大きい面積のものでも継ぎ目がないのが素晴らしいですね!コンテンツの色味もしっかり表現されていてとてもきれいでした!
これだけしっかり映像が映し出されているのに、ディスプレイの向こう側もしっかり透けて見えています。

これはガラスに貼り付けたタイプのものでしたが、横から見ると厚さもかなり薄かったです。

展示のように天井に吊るして浮遊感を演出させたり、ガラスに貼り付けたり、シーンや用途に合わせて幅広い演出が行えます。海外の商業施設や空港などさまざまな場所で導入がされているそうです。


スタッフサイネージ

次にご紹介するのは現場の従業員に向けてお知らせを周知できる掲示板システム「スタッフサイネージ」です。
工場やスーパーなど、自分用のパソコンを持たないパートさんが多く働く職場環境において、休憩室や通路などにタッチパネル式のタブレットを設置することで、各従業員にお知らせを周知することができます。
実際にどのように使うのか見させてもらいましたが、画面の見やすさや操作のしやすさがしっかり考慮されていてパソコンの操作が苦手な人でも直感的に使えるシステムでした!
紙の掲示板にお知らせを貼って見てもらう方法だと周知がされづらいという課題もありますが、このシステムは1台のタブレットでスタッフごとに情報の出し分けができるというのが特徴で、一人ひとりがしっかり情報を確認したかを管理できるのでマネジメントもしやすいですね!スタッフもお知らせの確認を自分ごと化しやすい仕様になっているシステムでした。


カラー電子ペーパー

次にご紹介するのはカラー電子ペーパーです。
液晶モニターにはない紙ポスターの特徴である「電源不要」「軽量」「高視認性」をそのまま活かし、デジタルならではの「どこでも、いつでも更新」というメリットが加わった製品です。

こちらは、75インチKaleidoの電子ポスターです。

こちらは75インチ Spectra6の電子ポスターです。
2つを比較するとSpectra6の方がビビットな色味の表現がされていますが、どちらもきれいに映像が表現されています。

今回の展示ではSpectra6を使ったD-Posterに絵画を表示した展示も行われていました。
電源が不要(=配線不要)で電気代もほぼかからず、高解像度でコンテンツ表示ができるので空間演出にもとてもいいですね!


まとめ

以上、今回は幕張メッセで開催されたデジタルサイネージジャパン2025のレポートをお届けしました。さまざまな企業が出展していた本イベントでは、さまざまな製品を間近で見て、業界の動向を知ることができました。
デジタルサイネージの最新動向を知りたいという方は、次回開催時にぜひ参加してみてください。

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