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2024.06.21
デジタルサイネージジャパン2024レポート
目次
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
2024年6月12日(水)~6月14日(金)に幕張メッセで「デジタルサイネージジャパン2024(DSJ)」が開催されました。
いろいろな製品を見学させてもらったので、今回の記事では展示会の様子や展示されていた製品についてご紹介していきます。
デジタルサイネージジャパンとは?
デジタルサイネージジャパンは、街中のメディアとして多様な役割を果たす「デジタルサイネージ」にフォーカスし、デジタルサイネージの最新技術とその活用方法を発見することができる展示会です。あらゆるビジネスシーンにおけるサイネージの利活用事例を確認することができます。開催期間中には、総勢124,482人の方たちが来場したそうです。
※公式サイト
▼開催スケジュール
デジタルサイネージジャパン2024(幕張メッセ開催)
2024年6月12日(水)~6月14日(金) 10:00~18:00
デジタルサイネージジャパン2024(幕張メッセ開催)
2024年6月12日(水)~6月14日(金) 10:00~18:00
デジタルサイネージジャパン2024 レポート
デジタルサイネージジャパン 2024では、間近でさまざまな製品を見ることができたのでその様子をご紹介していきます。透過型デジタルサイネージ
LG社のブースに展示されていたのが透過型デジタルサイネージです。この透過型デジタルサイネージに使用されているのが有機ELなのですが、有機ELは自発光するので透明なディスプレイでも高精細で鮮やかな映像表現が可能となっています。
ディスプレイの向こう側にいる人が見えるくらい透明なのに、カラフルな色合いがしっかり表現されていてきれいですね。
LG MAGNIT
次にご紹介するのが、マイクロLEDディスプレイです。写真を見てもらうと伝わると思いますが、あまりにも高精細な映像が映し出されていたので、その場で見入ってしまいました!
こんなに画面の近くに寄っても映像がとっても綺麗ですよね。ディスプレイに映し出されている風景が本当に目の前にあるかのように思えてしまうくらいの臨場感でした。
今までは映画などの映像撮影を行うのにグリーンバックが利用されていましたが、最近ではデジタルディスプレイに映像を流して撮影が行われる事例が増えています。
今回、LG MAGNITに映し出されている映像を間近で見させてもらいましたが、これだけ高精細で綺麗な映像表現が可能であれば、グリーンバックの代わりとして活用することももちろんできるよな~と感心してしまいました。
担当者の方の話によると、実際に韓国のテレビ局に導入されているそうです。
オールインワンLED
次にご紹介するのは、スピーカーやコントローラーを内蔵した一体型サイネージで、ケーブルレスで組み上げることが可能だそうです。モニターは136インチとかなり大きいので、オフィスの会議室などに設置して複数人数が参加するオンラインミーティングへの活用にも最適ですね。
フロアサイネージ
次にご紹介するのは、GODSPEED社の展示ブースです。同社のブースでは、ブース内に入るまでの床にLEDビジョンが設置されており、人が歩くとそれに反応して足跡が表示されるようになっていました。遊び心のある素敵な演出で、大人なわたしもなんだかワクワクしてしまいました!
バーコードリーダー
同社が提供しているクラウド型のコンテンツ配信システムには、バーコードリーダーで商品のバーコードを読み込むと詳細情報がモニター上に表示されるというサービスがあるそうです。今回はスパイスを事例にしたデモが行われていましたが、バーコードを読み込むだけでスパイスの名称や特徴、レシピ情報が提供されるので買い物する時にとっても参考になりますね!
お持ち帰りサイネージ
次にご紹介するのがこちらのデジタルサイネージ。ユーザーが自身のスマホでQRコードを読み込むとデジタルサイネージに表示されていたコンテンツがスマホに表示されるというものです。お持ち帰りサイネージは、レシピや機械の操作方法などのコンテンツで活用するのがおすすめだそうです。
バッテリー駆動デジタルサイネージ
そして、今回の展示会で複数のブースに展示されていたのが、バッテリー駆動タイプのデジタルサイネージです。こちらはセイビ堂のブースに展示されていた屋外用のもので、画面の明るさ2000cd、8時間のバッテリー充電で15時間ほど稼働させることができるそうです。
重さは約50キロとのことでしたが、男性であれば片手で移動させることができていました。
バッテリー自体の寿命が気になるところですが、コードレス&自由に移動させることができるので、設置場所の制限が少なく、柔軟に情報発信が行えそうですね。
アルファベット型のLED
Enbon社のブースに展示されていたのが、アルファベット型のLEDです。好きな組み合わせで自由に文字を連結させることが可能で、文字に流すコンテンツはスマホアプリから更新ができるとのことでした。
文字同士の接続は、下にある白い台をくっつけるだけでとっても簡単そうでした!
その他にもユニークなデジタルサイネージが展示されていて、おもしろかったです。
床用デジタルサイネージ
KTX社のブースに設置されていたのも床用サイネージです。ビジョンの下に設置されているセンサーが反応して映像が表示されるようになっています。
体験型のデジタルサイネージとして、ブースにいた多くの人が楽しそうに足踏みをしていたのが印象的でした!
最近、海外ではバスケットボールのコート全体に床用デジタルサイネージを導入し、選手の動きやロゴに合わせた演出が行われ、臨場感あふれる映像体験を提供し観客を魅了しています。
観客席やコート周りに設置されていた従来のデジタルサイネージだけでなく、新たなスポーツ観戦体験を提供する演出として、床用デジタルサイネージの活用に注目が集まっています。
イベントやスポーツ観戦など、今までにない映像体験を提供できる床用デジタルサイネージの今後の活躍に期待が高まりますね。
まとめ
以上、今回は幕張メッセで開催されたデジタルサイネージジャパン2024のレポートをお届けしました。さまざまな企業が出展していた本イベントでは、最新技術を搭載した製品や業界の動向を知ることができました。デジタルサイネージの最新動向を知りたいという方は、次回開催時にぜひ参加してみてください。
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