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2025.06.27

クラウド型デジタルサイネージとは?仕組みとメリット、活用事例を解説

みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
さまざまな業界、シチュエーションで活躍しているデジタルサイネージですが、「複数ある店舗でデジタルサイネージを活用したい」、「デジタルサイネージの管理を簡単にしたい」といったご要望をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、クラウド型デジタルサイネージの仕組みやメリット、導入事例をわかりやすくご紹介していきます。


クラウド型デジタルサイネージとは?

クラウド型デジタルサイネージは、インターネットを使ってデジタルサイネージにコンテンツ配信を行うタイプのデジタルサイネージです。
専用のコンテンツ管理システム(CMS)を使ってクラウド上にコンテンツをアップロードし、その情報をデジタルサイネージ側で受け取ることでモニターにコンテンツを表示させることができます。複数拠点・複数台のデジタルサイネージがある場合でも遠隔からリアルタイムでコンテンツの配信が行えます。コンテンツを配信する秒数や順番、期間などのスケジュール設定も可能です。
▼クラウド型を選ぶべきはこんなケース
・複数店舗、複数台のデジタルサイネージの管理をしたい
・頻繁にコンテンツの変更を行う
・曜日や時間帯、日ごとにコンテンツ内容が変わる


スタンドアロン型デジタルサイネージとの違い
デジタルサイネージには、クラウド型デジタルサイネージの他にスタンドアロン型があります。この2つのデジタルサイネージの大きな違いはコンテンツの配信方法です。
スタンドアロン型のデジタルサイネージは、モニターにUSBやSDカードを直接つなげてコンテンツの配信を行い、保存されたデータがスライドショー形式で表示されます。
コンテンツの内容を変更する場合には、USBやSDカードにデータを保存し直して、手作業で機器に接続する必要があり、1台の機器ごとに管理を行います。
インターネット経由でコンテンツを配信しないため、ネット環境が不要です。
▼スタンドアロン型を選ぶべきはこんなケース
・少数規模、単体のデジタルサイネージを運用
・コンテンツ更新の頻度が低い
・初期費用を抑えたい


クラウド型デジタルサイネージの導入に必要なもの

クラウド型デジタルサイネージの導入には以下のものが必要になります。

●モニター
コンテンツを表示するモニターです。モニターには屋内用と屋外用のものがあり、画面の明るさや性能が異なります。デジタルサイネージを設置する場所に応じて、必要な大きさ、明るさ、性能のモニターを選択するようにしましょう。


●STB
モニターにコンテンツを表示する再生プレイヤーの役割を果たします。STBはコンテンツを受信して再生する機能だけを搭載していて、モニターに内蔵されているものと外付けタイプがあります。


●CMS(コンテンツ管理システム)
CMSは、モニターに映すコンテンツの種類や配信スケジュール、順番など、コンテンツ配信に関わる管理を行います。
配信システムごとに対応しているOSや機能、操作性が異なるため、トライアルを利用して実際の使い勝手を比較検討してみるのがおすすめです。

ビスコサイネージで提供しているCMSも30日間無料トライアルを実施しております。
簡単なアカウント登録のみで利用できますので、気になる方はぜひお試しください!
bisco CMS(bisco signage)


●表示するコンテンツ
静止画や動画など、モニターに配信するコンテンツが必要です。
コンテンツの作成は、パワーポイントなどを使って自分で作成するか、専門の業者に依頼して作成してもらうことができます。
デジタルサイネージ用コンテンツ制作サービス(bisco signage)


クラウド型デジタルサイネージのメリット

ここでは、クラウド型デジタルサイネージのメリットについて見ていきましょう。

遠隔で一括管理ができる

クラウド型デジタルサイネージは、遠隔でコンテンツの管理が行えます。
スタンドアロン型の場合、デジタルサイネージが設置されている場所まで行って、USBやSDカードを挿入しないとコンテンツ内容の変更が行えません。
一方、クラウド型デジタルサイネージは機器が設置されている場所に行かなくてもコンテンツの変更や管理が行えます。インターネット環境さえあれば、全国各地に店舗があっても、複数台のデジタルサイネージを運用していてもまとめて管理することが可能です。


コンテンツの更新作業の手間が減る

クラウド型デジタルサイネージは、すぐにコンテンツの更新作業が行えます。
スタンドアロン型の場合、USBやSDカードに新しいデータを保存して、モニターに接続し直さなければコンテンツ内容の変更が行えません。
一方、クラウド型デジタルサイネージはCMS(コンテンツ管理システム)上で、コンテンツの変更作業を行うと瞬時にデータの変更が行われます。
また、スケジュール設定をしておくと時間ごとに配信するコンテンツを自動で切り替えて配信することも可能です。


クラウド型デジタルサイネージの活用事例


●飲食チェーン店:全国のメニューボードを一括管理
朝、昼、夜など、時間帯によって提供するメニューが変わる飲食店では、スケジュール設定をして、時間がきたら全店舗のメニューが自動的に切り替わるようにしています。
配信されるべき情報がしっかり配信され、全店舗の情報も統一できます。


●商業施設:館内のデジタルサイネージを一括管理
多くのテナントが出店している商業施設では、それぞれのテナント情報やイベント情報の配信を行っています。膨大な量のコンテンツ管理をまとめて行うことができます。
商業施設でのデジタルサイネージ

●公共交通機関:リアルタイムの情報を配信
空港やバスターミナル、電車の駅では、時刻表や運行状況の配信を行っています。
日々多くの人が利用する公共交通機関では、リアルタイムな運行情報を正確に伝えることが求められますが、クラウド型デジタルサイネージであれば最新の情報を瞬時に届けることができます。


まとめ

以上、今回はクラウド型デジタルサイネージの特徴とメリットについてご紹介しました。
クラウド型デジタルサイネージは、情報発信における負担を軽減し、円滑にコンテンツ管理・配信が行える運用の柔軟性が魅力です。
情報発信にかかる負担を軽減し、効果的に情報を伝えたいとお考えの方は、クラウド型デジタルサイネージの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

ビスコサイネージでは、機器の導入から運用までお客様のご要望に応じた機器のご提案・サポートを行っております。
デジタルサイネージの導入をご検討中の方、興味のある方はお気軽にご相談くださいませ!

お問い合わせはこちらからお願いいたします。

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