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2020.07.22
LG社のショールームレポート
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
先日、LG社のショールームにお邪魔し、いろいろな種類のデジタルサイネージを見学させていただいたのでご紹介していきます!
有機ELウォールペーパーサイネージ
この商品を間近で見させてもらって最初に驚いたのは、映像の鮮明さです。担当の方によると、有機ELディスプレイには・漆黒が表現できる(従来の液晶モニターは黒色が少し白味がかった黒になってしまう)
・どの角度から見ても色味を損なうことなく、本来の画質が表現できる
といった特徴があるそうです。黒色がしっかりと表現されたメリハリのある映像だからこそ、鮮明で実物に近い質感が表現されているのかと納得の映像美でした。
また映像の鮮明さはもちろん、この製品の特長はその薄さです。
製品の厚さはわずか6mmということで横から見てもその薄さがわかりますよね。
「ウォールペーパーサイネージ」という名前も納得の薄さです。
こちらの製品は薄いだけではなく、軽量もされているので、スタイリッシュな雰囲気を醸し出し、狭いスペースへ設置する場合にも使いやすいそうです。
湾曲が可能なフレキシブルな有機EL
次にご紹介するのが、湾曲可能な有機ELディスプレイです。この有機ELディスプレイは最大1,000Rまで湾曲させることができるそうです。
もともと持っている映像の鮮明さが失われることなく、そこに曲線の美しさがプラスしてとても印象的な製品でした。
ディスプレイを湾曲させることで、さまざまな場所で効率的な空間活用ができ、自由度の高い映像表現や空間づくりができるので、使い方によって見ている側の目を惹きインパクトを与えることができるデジタルサイネージですね。
ウルトラストレッチサイネージ
このサイネージの特長はなんといってもディスプレイサイズの大きさです。通常サイズは16:9ですが、ウルトラストレッチサイネージは32:9というサイズを実現しています。
普通、32:9のディスプレイを使って映像を表示したい場合は、16:9のディスプレイを横並びにして使用するのが一般的だそうですが、LG社は32:9のディスプレイを1枚で作成するために、新たに型を作ってこのサイズのディスプレイを実現したそうです。
つなぎ目がなく、1枚でドーンっと設置されている姿はとってもインパクトがあり、印象的でした。
透過有機ELサイネージ
こちらの透過型サイネージは、バックライトが不要なため、とっても薄い構造になっているそうです。そして、透明でも正確で鮮やかな色を保ってくれる特長があるそうです。
写真を見てもらうと、ディスプレイの後ろにある植物が見えるくらい透明でディスプレイ自体が薄いことがわかります。
透過性ディスプレイは設置した場所をスタイリッシュで洗練された印象に仕上げてくれますね。
高輝度モニターデジタルサイネージ
屋内用のサイネージと比べて、ディスプレイは明るく、広い範囲から見ても鮮明にコンテンツを表示してくれる屋外用のサイネージです。屋外用ということで、雨や雪、紫外線やホコリの影響による劣化、衝撃に強い造りとなっているそうです。(IP56規格)
厚みがあるので、STBを中に設置することができ、後ろ側はすっきりとしています。
高輝度の窓際サイネージ
このサイネージも高輝度が特長で、屋外からでも鮮明に映像をみることができます。明るいディスプレイは熱が出やすいという特長をもっていますが、このサイネージではファンレス設計となっているため、ノイズレベルを抑えることができているようです。
ファンレス設計のおかげで、油やニオイを吸い込まないといったメリットもあるそうです。
大型サイネージ
98インチのこのデジタルサイネージは、フルHDの4倍の解像度があるウルトラHD解像度を搭載しており、表示するコンテンツのカラーや細部まで鮮明に映し出してくれるタイプだそうです。通常、これくらいの大型サイネージは100KGを超える重さになってしまうそうですが、LG社のこの製品は80KGくらいの重さを実現したそうです。
重いサイネージだと設置をする際に大変ですが、少しでも軽いというのは嬉しいポイントですね。
以上、今回はLG社のショールームにお邪魔し、間近でデジタルサイネージのディスプレイを見させていただきました。
私自身もまだまだデジタルサイネージについて勉強中ですが、LG社のデジタルサイネージはラインナップが非常に多くとても面白かったです。
用途や設置場所に合った最適なディスプレイを見つけることができると思います。
デジタルサイネージを導入ご検討中の方や少し気になっている方は、こちらからお気軽にご相談ください!
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