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2020.11.13
【体験レポート】セルフオーダー&セルフレジを導入したびっくりドンキーの新業態「Dishers」がすごかった!
目次
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
専用の注文端末とセルフレジを導入して、配膳以外の作業をお客さんがセルフサービスで行うびっくりドンキーの新業態「Dishers(ディッシャーズ)」が2020年6月に江ノ島と新宿にオープンしました。
今回、新宿の店舗を利用してみたので、お店の雰囲気や利用してみた感想についてまとめていきます。
Dishersとは?
びっくりドンキーを運営する株式会社アレフが新しいコンセプトの店舗としてオープンさせた「Dishers」。びっくりドンキーといえば、ロードサイドに店舗を構え、独創的な外観や内装が印象的なレストランですね。
ファミリー層のお客さんが多く、お馴染みの木でできた大きな扉メニューを見ながらお客さん同士でワイワイ「なにを注文しようか」と話しながら料理をオーダーするというイメージがあります。
しかし、今回ご紹介する「Dishers」は、そんなびっくりドンキーのイメージを覆す店舗となっていて、今まで取り込めていなかった若い女性のお客さんや狭い物件でも出店できるような新業態として誕生しました。
その一番の特徴はなんといっても、各席に設置された専用のタブレット端末からのセルフオーダーとセルフレジでのお会計です。配膳以外のすべての作業をお客さん自身がおこないます。
店内の様子
内装はびっくりドンキーのアットホームな雰囲気とは違い、スタイリッシュな印象でした。店内の各座席には専用のタッチパネルが設置されていて、お客さんはそこから注文を行います。
(左)カウンターに設置されている注文端末 (右)テーブル席に設置されている注文端末
ドリンクやみそ汁などもセルフサービスでおこなうようになっていました。
入店~座席に着席
店員さんからQRコードの付いている座席番号の書かれたプレートを渡されるので、その座席番号をもとに指定の席に座ります。最後はこのプレートがお会計伝票の役割を果たしてくれます。
待望のセルフオーダー体験「オリジナルディッシュ」の作り方
席についたら早速、オーダーにとりかかります。タッチパネルのスタート画面がこのようになっており、利用人数を入力してからいよいよオーダースタートです。「イートインメニュー」と「テイクアウトメニュー」にわかれているので、それぞれ利用したい方をタップしましょう。イートインメニューをタップすると、「オーダーメイドディッシュ」、「限定メニュー」、「ドリンクメニュー」、「サイドメニュー」、「お子様メニュー」という選択肢が画面に表示されます。
メイン料理のハンバーグはオーダーメイドディッシュをタップします。
1:ハンバーグを選ぶ
オーダーメイドディッシュ選択画面・ハンバーグの種類が選択可能
びっくりドンキーのスタンダードメニューのハンバーグを食べたい場合は、それぞれのメニューを選択するだけでOKです。トッピングやソースなどのベースが整っているので、そこにプラスしてカスタマイズをおこなえます。
一からすべて自分好みでオーダーをしたい方は「フルカスタム」をタップしましょう。今回わたしはフルカスタムにチャレンジしました。
フルカスタムを選択すると、このような画面が表示され、カスタマイズしている料理の完成イメージがビジュアルで確認できるようになっています。
カスタマイズは5ステップになっていて、順番通りに入力を進めていくとオリジナルディッシュを簡単に作ることができます。
そしてこのハンバーグパートで一番注目したいのが、ハンバーグを追加できるという点です!夢のようなカスタマイズが装備されていて心が躍ります。ということで、今回は贅沢にハンバーグを1枚追加してしまいました。
2:トッピングを選ぶ
ハンバーグの枚数を選択したらお次はトッピングパートです。トッピングを追加したときの完成イメージ
選択できるトッピングの種類はエッグ、おろしそ、焼きパイン、チーズなどがありました。
今回はチーズと目玉焼きをトッピング。選択したトッピングたちが、画面にインタラクティブに追加されていくので、イメージが湧いてわかりやすく、見ていてとっても楽しいです。
3:ライスを選ぶ
好きなだけトッピングをおこなったらお次は、ライス・パスタを選ぶパートになります。種類は、ライス(大並小)、パスタ(並大)、カリフラワーライスが選択できます。
カリフラワーライスが選択しにあるのがとっても珍しく感じました。若い女性のお客さんを取り込みたいということだったので、このラインナップにも納得です。
体に気を使っている人や罪悪感なくハンバーグを食べたい方はヘルシーに仕上がるカリフラワーライスに挑戦してみてください。
4:ソースを選ぶ
ここまできたらいよいよ大詰め、ハンバーグソースを選びます。ハンバーグソースの種類もとっても豊富で、ハンバーグソース、カレーソース、ミートソース、デミグラスソース、フォンデュソースから選択することができます。
5:サラダを選ぶ
最後にサラダを選びます。普通と大盛りを選ぶことができるのでお好きな量を選びましょう。5ステップすべての選択が終わったらマイディッシュの完成です。マイディッシュ完成のボタンをタップして注文を確定すると、オーダーがキッチンに飛びます。
マイディッシュ完成品を実食
ワクワクしながらフルカスタムをしたマイディッシュが運ばれてきました!完成品はこちらです!運ばれてきたマイディッシュを見て驚きました。なぜならハンバーグが3枚もプレートに並んでいたからです。
わたしは合計2枚のハンバーグを頼んだと思っていましたが、ベースハンバーグ1枚がもともとついていて、追加ハンバーグ×2と入力してしまっていたという凡ミス発覚です。
よくよく写真を見返してみると、
ベースハンバーグが×1で追加ハンバーグを2枚にしているので、合計3枚のハンバーグをオーダーしているということが何度も確認できるようになっていました。
注文することに夢中で全く気付かず、完成品をみて笑ってしまいました。
こんなミスをする方がいるかはわかりませんが、これから利用する方はくれぐれもお気を付けくださいね!
この量に圧倒されつつ、びっくりドンキーの慣れ親しんだハンバーグの味と自分の好きなものを盛り込んだマイディッシュ。とってもおいしくいただきました。
お会計はセルフレジ
セルフレジイメージお会計は、セルフレジで行います。
入店時にもらった座席番号が書かれたQRコード付きのプレートをバーコードリーダーにかざすと支払金額が表示される仕組みになっています。支払い方法は、現金、電子マネー、クレジットカードに対応していました。
(左)QRコードをバーコードリーダーにかざす (右)支払い金額が表示される
このセルフレジでは、個別にお会計することもできるようになっていました。
個別で会計したい場合は、ボタンをタップすると注文明細が選択できるようになっているので、自分のオーダーした商品をタップすれば簡単に個別でお会計ができます。グループで利用したときには嬉しい機能ですね。
Dishersを利用してみた感想
今回初めてDishersを利用しましたが、オーダーからお会計まで(配膳を除く)すべてを自分のタイミングでおこなうことができてとっても便利でした。店員さんを呼んでなにかをする必要がないので、待ち時間などがなくスムーズにおこなうことができるというのがよかったです。
店員さんも、お客さんから呼ばれる機会が少なく、業務が絞られているので他の接客やシステムの説明などを丁寧に余裕をもっておこなうことができていると感じました。
また、メニューをカスタマイズできるというのが新鮮でオリジナルのものを作り上げられるワクワク感が新しい体験だったと思います。
実際、他の利用者の方も一緒にきている会社の同僚や友人と「何にしよう」、「これ追加しよう」と和気あいあいとオーダーをしている姿がとっても印象的でした。
お会計をするときも、店員さんを介しておこなう際は個別会計をお願いすると一人一人が自分のオーダーした商品を伝える必要があり、店員さんにとっても負担になっていると思います。
しかし、こちらのセルフレジでは個別会計にも対応していて自分で選択することができるので、簡易的でとても便利でした。
入店からお店を出るまでのすべてのサービスが無駄なくスムーズに利用できてとっても便利で面白かったのでまた利用したいと思います。
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