2024.10.25
デジタルサイネージを作りたい方必見!コンテンツの自作方法とコツ
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
看板やポスターに代わる広告・情報発信媒体として幅広い場所で活用されているデジタルサイネージ。
今回は、デジタルサイネージをこれから導入する方に向けて、デジタルサイネージを始める際に必要なもの、コンテンツを自分で作成する方法やコツをご紹介していきます。
デジタルサイネージってなに?
デジタルサイネージとは、デジタルディスプレイを使って情報を表示する電子看板のことです。デジタルサイネージには、映像や画像、文字を自由に組み合わせたコンテンツが表示できるため、街中にあるビルの壁面や飲食店の入口、商業施設、駅、空港といった幅広い場所で広告や案内、メニュー表示として活用されています。
デジタルサイネージという言葉に聴き馴染みがない方も多いと思いますが、意外と目にしている機会が多いと思います。
デジタルサイネージにはどんなコンテンツが配信できる?
デジタルサイネージに配信できるコンテンツにはどんなものがあるのでしょうか。
静止画コンテンツ
静止画コンテンツは、写真やイラスト、テキストを組み合わせた1枚の画像コンテンツです。デジタルサイネージに表示するコンテンツとしては、比較的容易に作成ができ、費用も安いです。
静止画というと従来の看板やポスターとあまり変わらないイメージを持たれるかもしれませんが、同じ静止画でもデジタルサイネージは高画質なディスプレイに自由にコンテンツを切り替えて表示できるという点が異なります。
動画コンテンツ
動画コンテンツは、映像を使って表現するコンテンツです。静止画コンテンツに比べて動画コンテンツは動きがあって、発信できる情報量が多いので静止画だけでは伝えづらい情報も的確に訴求力高く伝えることができます。
一方で、静止画と比べてコンテンツの制作が複雑になるため静止画コンテンツに比べて費用が高くなります。
音声付きコンテンツ
音声付きコンテンツは、静止画や動画に音声を加えたコンテンツです。
コンテンツに音声やBGM、効果音がつくことで人の注意を引き付けやすくなります。
デジタルサイネージ運用に必要なもの
デジタルサイネージを活用するためには、何が必要なのでしょうか?
ハードウェア デジタルサイネージを使って情報発信を行うためには、コンテンツを表示するディスプレイ本体、コンテンツを再生するプレイヤー(STB)が必要になります。
ソフトウェア デジタルサイネージに配信するコンテンツを作成するためのソフトも必要です。簡単なものであればPowerPoint、本格的なデザインを作成するならPhotoshopやillustratorを使用するといいでしょう。
また、ネット経由でコンテンツを配信する場合には、コンテンツの配信管理を行うソフト(CMS)も必要になります。ネットを使わずにコンテンツを配信する場合には、コンテンツを保存するUSBやSDカードが必要です。
デジタルサイネージを自作するコツ
デジタルサイネージを作る前に注意すべきポイントをご紹介していきます。
伝えたいことを明確に
デジタルサイネージに配信するコンテンツを作成する際には、「何を伝えたいのか」「どんな情報を発信したいのか」を明確にすることが大切です。
デジタルサイネージはテレビなどとは違い、最初から最後までコンテンツを見続けてもられるものではないため、短時間でわかりやすくアピールする必要があります。
何を伝えたいのか、どんな情報を発信したいのか、デジタルサイネージを見たターゲットにどんな行動を促したいのかによってコンテンツの内容や構成が決まるので、これらのことを意識して情報を整理するようにしましょう。
設置場所に合わせたものを
デジタルサイネージを設置する場所に合ったコンテンツを作成することも大切です。
場所によってその場にいる人の特性や雰囲気が異なるので、どのような人たちをターゲットにしたいのか、その場に合った雰囲気のコンテンツを作ることで情報が届きやすくなります。
デジタルサイネージを設置する場所に合ったものを作る。場所によってそこにいる人の特性が異なるから、そこにいるターゲットや雰囲気に合わせた方がいい。)
伝える内容も大切ですが、人目を引き付けることを意識した演出・動きをつけるようにしましょう。
視覚的に惹きつけるデザインのコツ
ターゲットに伝わりやすいコンテンツを作成する際のポイントをいくつかご紹介していきます。
配色
コンテンツの見やすさ・読みやすさを確保するためには、使用する色の組み合わせが大切です。背景色やテキストで使用する色を「暗い色と明るい色」の組み合わせにすることでコントラストの効果が高まり、見やすさ・読みやすさのあるコンテンツを作成することができます。
また、必要以上にたくさんの色を使用すると伝えたいことや強調したいことが分かりづらくなってしまうので3色くらいを基準にするのがおすすめです。
フォント
コンテンツの見やすさ・読みやすさを確保するためには、使用するフォントの種類も大切です。フォントの種類によって見やすさや読みやすさは変わりますし、与える印象も大きく変わるので、これらのことを踏まえてフォントを選択するようにしましょう。
一般的に視認性が高いと言われているフォントは「ゴシック体」「明朝体」「サンセリフ体(Sans serif)」ですので参考にしてみてください。
デジタルサイネージの作り方
ここからは、PowerPointを使ったコンテンツ作成方法をご紹介していきます。
専門的な知識がなくても簡単にデジタルサイネージのディスプレイサイズに合ったコンテンツが作成できます。
静止画コンテンツ
▼作り方手順
1.「スライドのサイズ」からデジタルサイネージのディスプレイサイズに合った大きさを選択。
2.テキストや画像素材を組み合わせて自由にスライドを作成
3.スライドが完成したら「ファイル」→「エクスポート」→「ファイル種類の変更」を選択し、任意の形式でデータを出力
動画コンテンツ
▼作り方手順
1.静止画コンテンツを作成するときと同じように複数のスライドを作成
2.「スライドショー」→「リハーサル」でコンテンツの流れを確認し、スライドが切り替わるタイミングを設定
3.スライドショーが完成したら「ファイル」→「エクスポート」→「ビデオの作成」をクリックし出力
音声付きコンテンツ
▼作り方手順
1.静止画・動画コンテンツを作成するときと同様に複数のスライドを作成
2.「記録」→「オーディオ」→「コンピューター上のオーディオ / サウンドの録音」で音声を追加します。
3.好きな素材に音声を追加したら「ファイル」→「エクスポート」
本格的なコンテンツを作るなら業者に依頼するのがおすすめ
より本格的で高品質なコンテンツを作成したい場合には、プロにお願いするのがおすすめです。
コンテンツ制作を業者に依頼すると社内で内製化するよりもコストが高くなってしまいますが、効果的にコンテンツ制作のプロは訴求できるデザインを熟知しているので、店舗のコンセプトやターゲットに合わせて、訴求力を最大限に引き出したコンテンツ表現を行うことが可能です。
また、伝えたい情報を整理し、必要なポイントを簡潔かつわかりやすく表現してくれます。
視認性やメッセージ性を最大化したコンテンツを配信し、効果的にデジタルサイネージを運用したい方は、業者に依頼することを検討するとよいでしょう。

弊社でもデジタルサイネージ向けコンテンツ制作のお手伝いをさせていただいております。
デジタルサイネージの運用イメージや訴求したいことに合ったコンテンツをご提案しておりますので、お気軽にご相談ください!
まとめ
以上、今回はデジタルサイネージのコンテンツの作り方のコツや方法をご紹介しました。
効果的で柔軟な情報発信が行えるデジタルサイネージですが、デジタルサイネージに配信するコンテンツ自体がとても重要になります。
デジタルサイネージを使ってどんなことを発信したいのか、どんな効果を得たいのかを明確にしてコンテンツを作成するようにしましょう。
デジタルサイネージの導入やコンテンツ制作に関して検討中の方、お悩みの方はビスコサイネージまでお気軽にご相談ください!
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