2024.12.20
モバイルオーダーシステムの比較ポイントとメリットについて徹底解説
みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
最近さまざまな飲食店を中心に導入が進んでいるモバイルオーダーシステムですが、導入を検討している方も多いのではないでしょうか?
今回は、モバイルオーダーシステムの種類や導入するメリット、選び方のポイントについてご紹介していきます。
モバイルオーダーとは?
モバイルオーダーとは、スマートフォンやタブレットから商品の注文が行えるシステムです。利用者は専用アプリやウェブサイトからメニューを確認し、好きなものを選んで注文を行います。支払いはウェブやアプリ上、もしくは退店時にレジで行うのが一般的です。
飲食店におけるモバイルオーダーの重要性
モバイルオーダーシステムは、最近飲食店を中心に普及していますが、その要因の1つとしてあげられるのが新型コロナウイルスの流行です。新型コロナウイルスの流行時に人との接触を減らすことが求められた影響によって、非接触での注文・会計ができるモバイルオーダーシステムの導入が急速に広まりました。
また、飲食業界の長年の課題となっている人手不足もモバイルオーダーシステムの普及に大きく影響しています。
モバイルオーダーは、お客さん自身のスマートフォンから商品の注文を行うので、スタッフが1回1回注文を取る必要がなくなります。そのためスタッフの負担軽減・業務効率を向上させる効果が期待できます。
飲食店を利用するお客さんもモバイルオーダーを利用することで、自分の好きなタイミングで自由に注文ができて、待ち時間がないという利便性の高さもモバイルオーダーシステムが普及している要因となっています。
人手不足が深刻な課題になっている飲食業界にとって、モバイルオーダーは顧客満足の向上や効率的な店舗運営を実現するために重要なツールとなっています。
モバイルオーダーシステムの種類
ここでは、モバイルオーダーの種類とそれぞれの違いについてご紹介していきます。
店内注文型モバイルオーダー
店内注文型モバイルオーダーは、店内飲食向けのシステムです。
入店したお客さんが座席に設置されたQRコードをスマートフォンで読み込んで注文を行います。支払いは飲食後にレジでお会計をするパターンがほとんどです。
テイクアウト型モバイルオーダー
テイクアウト型モバイルオーダーは、テイクアウト用の商品を注文するためのシステムです。お客さんは来店前に注文を行い、お店に商品を受け取りに行くという流れになります。
支払いは注文時に行われるケースがほとんどです。
モバイルオーダーのメリット
近年、急速に普及しているモバイルオーダーですが、導入することでどんな効果があるのでしょうか?ここからは、モバイルオーダーを導入するメリットについてみていきましょう。
お客さんを待たせない
モバイルオーダーを導入することで、「店員さんが忙しそうで声をかけづらい」「注文したいけどなかなか来てもらえない」といったお客さんのモヤモヤを解消し、待ち時間ゼロでオーダーをしてもらうことができます。
店舗側は、注文を受ける業務がなくなるので、忙しさ&人手不足を軽減し、円滑な店舗運営が可能となります。
キッチンに直接お客さんのオーダーが届くので、オーダーミスもなくすことができます。
売上アップ
モバイルオーダーはお客さんが自分のペースで自由に注文を行えるので、焦らずじっくりメニューを見て注文を決めることができます。好きなタイミングで注文をしてもらえるので、注文を取り逃すことがありませんし、その手軽さで「ついで注文」や「追加注文」の頻度もアップさせることが可能です。売上増加にも効果を発揮します。
インバウンド対策
モバイルオーダーシステムは表示言語を変更できるので、日本語が分からない海外のお客さんにも安心して利用してもらえます。多言語での説明が不要になるので、スタッフの負担も軽減させられます。インバウンド対策として、海外からのお客様の集客にも役立ちます。
モバイルオーダーシステムを選ぶ際のポイント
モバイルオーダーシステムを選択する際のポイントについてご紹介していきます。
店内注文型とテイクアウト型のどちら向きか
1つ目のポイントは、店内注文とテイクアウトのどちらに特化しているかという点です。
上段でも少しお伝えしましたが、モバイルオーダーシステムには店内注文型とテイクアウト型の2種類のタイプがあります。お客さんのスマートフォンを使って注文するという点は同じですが、それぞれ特化した機能があるので選ぶ際には注意が必要です。
例えば、居酒屋や焼肉店などでは、食べ飲み放題メニューがあったり、割り勘決済の要望が多いです。そういった場合には、食べ飲み放題機能や割り勘決済機能が備わっている店内型のシステムを導入する必要があります。
このようにモバイルオーダーシステムを導入する際には、店舗での利用シーンを想定して店内・店外のどちらが向いているのか、必要な機能を明確にして選択するようにしましょう。
アプリダウンロードや会員登録の有無(注文方法は簡単か)
2つ目のポイントは、お客さんの利便性を確保するために重要となる注文方法の簡単さです。
座席に置いてあるQRコードを読み込んで注文するシステムは、すぐに注文を行うことができます。
しかし、専用アプリのダウンロードや会員登録をしないとオーダーができないシステムの場合、お客さんに面倒くさいという気持ちを抱かせてしまったり、手間が増えるのを懸念して利用を諦めてしまう可能性がでてきます。
このような状況を回避するために、店舗側の利便性だけでなく、ユーザー側の利便性を確認することが大切です。アプリのダウンロードや会員登録が必要な場合は、会員登録をすると割引が受けられるなど、特典を用意するなど工夫をすることでお客さんにメリットを感じてもらうことができます。
POSレジ連携の有無
3つ目のポイントは、既存のシステムとの連携ができるかという点です。
既存のPOSレジやハンディとモバイルオーダーシステムが連携可能であれば、データを活用して業務効率を向上させることができます。データの一括管理によってスタッフの業務負担を軽減させ、させるだけでなくマーケティング施策にも役立てることができます。
また、既存のPOSレジとの連携が行えることでモバイルオーダーシステムの導入自体もスムーズに行えるのがメリットです。
使用したい決済方法に対応しているか
4つ目のポイントは、対応している決済方法です。
モバイルオーダーシステムの種類によって使用できる決済方法が異なるので、客層を考慮して必要な決済方法に対応しておく必要があります。現金志向が強いとされてきた日本ですが、今まで主流だった現金・クレジットカード決済に加えてやQRコード決済などの利用が増えています。そのため、お客さんにとって便利な決済方法に備えておくことが大切です。
導入後のサポート
5つ目のポイントは、導入後にどのようなサポートが受けられるかという点です。
基本的にシンプルな操作で利用できるシステムが多いモバイルオーダーですが、店舗側で行わなければいけない初期設定や確認事項があります。そのため、操作や設定が簡単か、使い方がわからなくなったり、不具合が起きたときにどんな対応をしてもらえるのかを事前に把握しておくことが大切です。
飲食店が忙しくなる土日に何かトラブルが起きた場合、お店の運営に大きな影響を及ぼしてしまうため、土日でもしっかりサポートが受けられるのかを確認しておくと安心です。
モバイルオーダーシステム「CHUUMO」
ビスコサイネージでは、ユーザーのスマートフォンから簡単に注文・お会計ができるモバイルオーダーシステム「CHUUMO」をご提供しています。
CHUUMOは、オーダーをする際に専用アプリのダウンロードや会員登録の必要がなく、卓上のQRコードを読み込むだけで簡単に注文が行えるという使いやすさが特徴です。
クレジットカードや電子マネーといった幅広い決済方法に対応しているほか、テイクアウトや座席管理など、店舗運営に役立つ機能が充実しています。
また、POSレジとの連携にも対応しているので、既存のPOSレジとつなげたいといった場合でも安心してご利用いただけます。
CHUUMO(bisco signage) まとめ
以上、今回はモバイルオーダーシステムの種類や選び方のポイントについてご紹介しました。モバイルオーダーシステムは、店舗の業務効率やオペレーションの改善、お客さんにとっては待ち時間の短縮や利便性を向上させる効果が期待できます。
モバイルオーダーシステムの導入を検討している方は、弊社がご提供しているモバイルオーダーシステム「CHUUMO」の詳細もぜひチェックしてみてください!