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2020.06.19

デジタルサイネージとは?メリット・デメリットや仕組みについてご紹介

デジタルサイネージイメージ みなさんこんにちは、ビスコサイネージ新人の渡辺です。
これから私がこのブログページで、デジタルサイネージやお店の売上UPに役立つ情報をご紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします。

早速ですが、「デジタルサイネージ」という言葉にあまり馴染みがない人も多いのではないでしょうか。
私も最初はなんのことかさっぱりわからなかったのですが、今回は「デジタルサイネージとは?」というテーマでデジタルサイネージの仕組みやメリットについてわかりやすく説明していきます。


デジタルサイネージとは

デジタルサイネージとは、簡単にいうと液晶モニターを使った電子看板のことを言います。
今までの看板やポスターに代わって液晶やLEDなどのいわゆる「デジタルディスプレイ」を使って情報を発信する新しいメディアなんだそうです。
「デジタルサイネージ」と聞くと、広告を表示するディスプレイをイメージする方も多いと思いますが、単に広告を表示するだけでなくさまざまな情報発信をおこなっています。
例えば街中の大型ビジョンや駅、空港といった交通機関はもちろん、ショッピングセンター、ホテル、病院など幅広い場所に設置されていてその活躍の場は急速に広がりを見せています。
身近にあるデジタルサイネージイメージ

デジタルサイネージの可能性

デジタルサイネージの市場規模は年々成長しており、2018年の国内におけるデジタルサイネージの市場規模は約1,659億円で、2025年には2.2倍の3,186億円まで伸びる見込みとされています。(参考:富士キメラ総研
デジタルサイネージは「どんな場所でも、どんなタイミングでも、どんな人にでも」最適な情報を伝えることができるメディアとして注目されており、駅や空港の交通案内板やショッピングセンターのフロアガイド、企業内に設置して社内間でのコミュニケーションが行われるなどいろいろな形で利用されています。
また最近では、カメラやセンサーによって取得された情報やAI技術で導き出された情報をもとに、見ている人や状況に合わせて最適化されたコンテンツの表示をおこなうといった取り組みも行われており、デジタルサイネージの進化から目が離せません。


デジタルサイネージの仕組み

デジタルサイネージの仕組みは大きく分けて2つあります。
ネットワークを使用しないでディスプレイにコンテンツを表示させる方法(スタンドアロン型)と、ネットワークを使用してディスプレイにコンテンツを表示させる方法(ネットワーク型)です。

スタンドアロン型

スタンドアロン型のデジタルサイネージはネットワークに接続せず、PCなどで作成した動画や静止画などのデジタルコンテンツをUSBメモリやSDカードに保存したものをプレイヤーに接続しディスプレイに表示させるタイプです。
スタンドアロン型イメージ
▼スタンドアロン型の特徴
  1. (1)シンプルで導入コストが安い
  2. (2)コンテンツ内容の変更に手間がかかるため、台数やコンテンツの更新頻度が少ない場合に向いている

ネットワーク通信型

ネットワーク型のデジタルサイネージはネットワークに接続しネットワークやインターネットを経由してディスプレイに画像や動画などのコンテンツを配信するタイプです。
▼ネットワーク通信型の特徴
  1. (1)複数の機械を遠隔操作で同時に制御できるため広告の差替えが簡単&手間が少ない
  2. (2)ディスプレイの台数やコンテンツの更新頻度が多い場合に向いている


デジタルサイネージの用途

デジタルサイネージは主に以下の3つの用途で使用されます。

広告、販促

画像や動画などを組み合わせた複数のコンテンツを配信できるので、よりインパクトのある広告手段として活用されています。
街中の大型ディスプレイやファストフードにあるメニューボードなど、みなさんも目にする機会が多いと思います。

情報提供

天気やニュース、旅行者向けの観光情報、災害時のアナウンスといったさまざまな「情報提供」のために利用されています。
駅などで見かける交通案内板などがこれにあたります。

空間演出、エンターテイメント

ショッピングセンターなどの商業施設内の装飾として空間をおしゃれに演出したり、コンサートなどではアーティストの世界観を表現するために利用されています。


デジタルサイネージのメリット


多様なコンテンツを複数表示できる

デジタルサイネージは画像や動画などさまざまな種類のコンテンツを一つのディスプレイ上に複数表示させることが可能です。
特に、動画を活用して情報発信を行う場合、動きがあることで紙のポスターや看板などよりもユーザーの目に留まりやすくなるというメリットがあります。
多様なコンテンツ表示イメージ

ユーザーに合った情報提供が可能

デジタルサイネージは場所や時間に応じで表示するコンテンツを変更することが可能です。
例えばオフィス街のカフェで、お昼はランチメニューを表示し、夜はお酒などのディナーメニューを流すといったターゲットとなるお客様に合わせた画像や動画の配信をすることでより最適な情報をお伝えすることができます。
ユーザーに合った情報提供イメージ

表示するコンテンツの更新が簡単

広告やポスターの場合、表示するコンテンツを変更する際はひとつひとつコンテンツの作成から張り替え作業まで行わなければならず大変ですよね。
でも、デジタルサイネージの場合、表示するコンテンツの変更が簡単におこなえ、複数ディスプレイがある場合でも一括で内容の変更が可能です。
表示するコンテンツの更新が簡単イメージ

デジタルサイネージのデメリット


初期費用とランニングコストがかかる

デジタルサイネージは看板や紙のポスターと違い、初期費用がかかるということがデメリットとしてあげられます。
ディスプレイのタイプやメーカー、性能によっても費用は異なりますが、紙媒体を使用する場合も費用は発生してしまうので、みなさんの用途やデジタルサイネージを導入することで得られる効果などを考慮して選択することをおすすめします。

故障の可能性がある

デジタルサイネージは電子機器のため、どうしてもモノや人がぶつかったり、水にぬれて故障してしまう可能性があります。
そのため、デジタルサイネージを設置する場所には十分注意が必要です。


デジタルサイネージ導入の流れ

デジタルサイネージの導入を検討するにあたって、どういった流れで機器の導入を行うのかを把握しておくことが大切です。
デジタルサイネージの導入を決めてから実際に運用するまでは以下のような流れになっています。
デジタルサイネージ導入の流れ

まとめ

以上、今回は「デジタルサイネージとは?」についてまとめてみました。
なんとなくデジタルサイネージについてイメージがわきましたでしょうか? とはいってもやっぱり難しいですよね。
ご不明な点やちょっとデジタルサイネージが気になっているという方はお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちらからお願いします!

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